今回は、ベトナムで働き、ベトナムの民間銀行を経由して給与を受け取る可能性のある皆さんの為に、銀行口座開設のハウツーを寄り道しながらレポートします。

と、その前に。どうやって銀行を選ぶ?

銀行口座を作るにあたり、ほんの僅かな期間でもベトナムに滞在した経験のある方なら、予想以上に選択肢が多いことをご存知なのではないでしょうか。
ホーチミンにも、外資系最大手のHSBC(香港上海銀行)やCiti Bankは勿論のこと「えぇ!こんなにあったの?」と思われるほどの数のローカル銀行が存在しています。
大手国営銀行の四天王といえば、以下の四行でしょう。

Vietcom Bank(外商銀行)
Vietin Bank(工商銀行)
Agri Bank(農業銀行)
BIDV(投資開発銀行)

上記の銀行は、街中でATMや支店を探すのもかなーり容易いため、特にVietcom Bankにアカウントを持っている日本人の駐在者の方は多いです。

しかし、私は色々と検討した結果、上記の4つの国営のどれかではなく、ベトナムの大手民間銀行の一つであるEXIM BANK(エクシムバンク)にてドル口座を作ることに決めました。
理由としては、第一にATM引き出し手数料0円という噂に惹かれたことが90%くらいを占めています。(詳細は後ほど)
その他10%は、手数料が安い銀行の中で、一番預金金利が高かったことと、手続きがあまり厳しくないという評判を小耳に挟んだためです。
参考までにこちらもどうぞ↓
「年8%の定期預金は、お得なのか?現地47銀行の預金金利比較でわかったベトナム政府より信用力がある銀行とは?」

そんなこんなで、EXIM BANK、君に決めた!と相成ったわけでした。

さっそく、EXIM BANKへ手続きにGO!

EXIM BANKは、ホーチミンに85支店ありますが、今回は市内中心地のĐồng Khởi/ドンコイ通りにある大きな支店に行ってまいりました。
あまり小さな支店では、外国人対応に慣れておらず、窓口担当者に英語が通じずに手続きや意思疎通に苦労しそうですからね。

今回手続きに行った支店はこちら。
Ho Chi Minh City Branch Office
(1st – 7th floor) 229 Dong Khoi St, Ben Nghe Ward, Dist. 1, Ho Chi Minh City
果たして、こんなに警備員も駐車誘導員も必要あるのだろうか…..。

近隣は他の金融機関も多いです。

ロビーに入ると突き当りにエレベーターホールがあります。
案内を確認して、目的の窓口があるフロアに行きましょう。

今回は3階にある「Individual service department」へ。口座開設窓口があります。

通路は省エネなのか薄暗い(笑)

Individual service departmentに着いたら、右列にForeigner counterがあります。英語対応を行う係員がいますので、そちらで手続きしましょう!

外国人専用窓口にて、給与支払いを受けるために口座を開設したい旨を担当者に伝えます。
すると以下のように、簡単な説明の記載された一枚用紙をくれます。
支店営業時間や諸手数料、インターネットバンキングの申込みについて書かれてありますので、疑問があれば、その場で担当者に質問して確認しましょう。

さて、実際に手続きを行うにあたり、以下の必要書類の提示を求められます。
①パスポート
②ビザまたは在留カード(レジデンスカード)
③労働許可証(ワークパーミット)または労働契約書(レイバーコントラクト)

※③は不要の場合もありますが、私は給与支払をドルで行うと伝えたら、労働契約書の提示を求められました。
労働契約書の中にある、どの通貨で給与を支払うか、の記載を確認したようです。

私はパスポート×ビザ×労働契約書で手続きしました。

SMS バンキングとインターネットバンキングを申し込むかの希望を訊かれましたが、ひとまず残高確認がオンラインでできるプランだけ申し込みました。実際にインターネットで取引を行うためのプランには後からでも申し込めるようなので心配いりません。

このようにして所要時間30分程でEXIM BANKにて口座を開設することができました。
この日はアカウント情報カードを渡されて終了し、3営業日くらいで、登録したメールアドレスにインタネットバンキングサービス用のログイン情報が届きます。
また、同じく3〜4営業日後、キャッシュカードが出来上がりますので、少々手間ですが再度支店まで出向いて受け取ることに致しましょう。

ところで、ATM手数料0円の真偽については!?

しかし、ATM手数料0円という噂を聞いていたのですが、この点に関しては最近、変更になったようです……。
先程の簡易事項記載用紙をご覧いただければお分かりかと思いますが、ATM cardの欄を確認すると、手数料はEXIM BANKのATMからなら手数料1,100ドン(5.4円)、他行ATMから引き出すと3,300ドン(約16円)かかるようになったようですね。
それでも別のローカル銀行であれば平均30,000ドン〜50,000ドン(約150〜250円)かかるため、断然おトクでしょう。
ただ、一回の引出し限度額が日本では考えられないほどに少額ですので、その点にご注意ください。EXIM BANKも他行と水準は同じようなもので、10,000円〜25,000円/一回に設定されています。

もし、例えば一度に多額の預貯金を引出したい(その後円に両替して、日本に現金をハンドキャリーする目的で)場合等は、時間があれば支店窓口に行くことをお薦めします。
窓口でなら、ベトナムドンで引き出す場合であれば手数料0円で限度額なし、の説明を受けました。日本では逆に窓口で引き出すと手数料がかかりますよね。

※ドル口座から預貯金をドルで引き出す場合は引出額の0.165%、ただし最低2.2ドル(約250円)の手数料が課せられます。

数日経ったので、キャッシュカードを受け取りに行きましょう。

銀行サイドからは「キャッシュカード出来上がりましたので、取りに来てください」等という親切なお知らせは一切ありません。4日くらいしたら、自発的に支店まで出向きます。
ドンコイにある支店は朝7時30分から営業していますので、平日にお仕事がある方は早朝に利用できます。また、土曜日も午前中は11時30分まで営業しております。

そんなこんなで、念願のキャッシュカードが手に入りました!

ローカル銀行で口座を作ると、あらためて「ベトナムで働いている」という実感を感じました。

次回は、また4月上旬にクレジットカードを作って参ります。その模様もレポートしますねー!

この記事は、ベトナム、ホーチミンにてソフトウェア・スマホアプリなどの開発を行っているVitalify Asiaによって執筆されています。弊社にご興味を持たれた方は、是非以下よりお問い合わせください。

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