VISAカードは、ベトナムにおいてQRコードを使った決済サービスmVisaを広めていく予定です。またそれに関係して電子決済(カード利用)に関するアンケート調査結果を、ベトナムのメディア上で発表していましたので今回はこの2つを見ていきます。

VISAによる電子決済に関するアンケート結果

<調査対象>
・2016年10月に調査実施
・対象者は500名で、いずれも18歳以上の月収500万ドン(2.5万円)以上の層

<電子決済を選ぶ人の増加>
・2015年の調査と比較し、現金払いよりも電子決済(カード払いなどの非現金決済)を好む人は8%増加し回答者の62%になった。
・回答者のうち29%が現金の持ち運びが5年前(2011年)よりも減ったと回答。その理由としては、カードを利用しているからが59%、現金の持ち運びに不安を感じるからが56%

<オンラインショッピングについて>
・回答者のうち83%が月1回はオンラインショップで買い物をしていると回答(2015年に比べて11%増加)
・オンラインショップでの買い物にあたっての判断材料として、過去の購入者によるレビューが判断材料に影響すると回答したのが73%、プロモーションが53%

上記の様に回答されているものの実際の電子決済の状況は、決済インフラの普及という制限もあってまだ控えめでありベトナム社会では広く現金決済が使用されている。これについては、先月ベトナムの非現金決済について書いた通りですね。

VISAの話でもベトナムには6,740万の銀行口座があるものの、電子決済はベトナムの主要都市圏6個所における年間個人消費総額の内たった3%でしかなく、口座がある割に決済がされていないという状況にあると報じられています。

ではこういった状況の中、今年VISAが力を入れていく予定のmVisaはどのようなサービスなのでしょうか?

mVisaとは?

保有するVISAのクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードなどとmVisaアプリとリンクさせて、スマホの画面上にQRコードを表示し、店舗などでQRコードを読み取らせることで決済する方法です。

VISAカードが2017年2月末に発表したプレスリリースを読む限りでは、主に新興国をターゲットにしたサービスの様で、2017年2月現在インド、ケニア、ルワンダで展開しており今後エジプト、ガーナ、インドネシア、カザフスタン、ナイジェリア、パキスタン、ベトナムに展開していく予定とのことです。このサービスの特徴として

小売店舗側で高価なPOSシステムを持つ必要が無く、商品やサービスと一緒にQRコードを置くだけで決済させることができる

都度カード番号入力が不要になり利便性が向上する、例えばTVショッピングやEC(オンラインショッピング)において画面上にQRコードを出してスキャンして買い物ができる

請求書にQRコードを印字することで、自宅に請求書が届いたら即座に支払いできる

mVisaには、mVisa APIおよびSDKといったサービスが用意されており、連携したサービスの開発が可能とあるので、ベトナムでもmVisaを使った様々なスマホアプリが今後出てくると思われます。利便性の高いサービスなのでベトナムにおいてどのくらい広がるかが楽しみですね。

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