ベトナム市場向けに何かモバイルサービス、スマートフォンアプリを開発し提供したいと考えたときに、スマホのOSやブラウザ、解像度などどういった種類の利用が多いのかについて調べてみました。

ベトナムで利用が多いスマホベンダー(会社)

Stat Counterというサイトで国ごとのモバイル市場データが確認できるので見ていきます。(約300万のWEBサイトにおける150億PVから算出した数値とのこと)まずはスマートフォンのベンダー(メーカー)です。


2017年3月現在では、Appleが44%、Samsung22%、Oppoが8%とAppleが圧倒的で、ここ1年の推移を見てもこの3社のシェアが上がり、それ以外の会社のシェアが下がっています(特にNokia)。

Appleについては、ベトナムでiPhone7とiPhone7Plusが発売されたのが2016年11月11日であるため、9月くらいからシェアが下がったのは買い控え、新機種発売後に以前よりもシェアを伸ばしたことがわかります。

ベトナムのスマホOSシェア

ではスマートフォンにおけるOSシェア推移を見てみます。

1年間で見ると時期に応じて変動はありますが、2017年3月現在Androidが50%超、iOSが44%超。Windows Phoneは3年前にシェア26%、上記図でも1年前には10%程シェアがありましたが今は3%ほどしかありません。またタブレットを入れて見ると下の図の通り僅差ですがiOS(48%)がAndroid(46%)を逆転します。
これについては、スマートフォンではiOSとAndroidの人気がほぼ同じくらいなのに対して、タブレットではiPadが76%超と、23%弱のAndroidを圧倒しているからです。

ベトナムでは、休日にカフェなどでiPadなどタブレットを使ってゲームやネットを楽しんでいる人も多いので、ベトナムのマーケットを狙うのならiOSとAndroidのシェアは、ほぼ同じと考えてもよさそうです。

また2017年3月現在、全世界ではスマホ&タブレットにおいてAndroidが68%、iOSが24%というシェアですが近隣国においても
・タイ:Android76%、iOS23%
・フィリピン:Android70%、iOS27%
・インドネシア:Android80%、iOS4%
・マレーシア:Android79%、iOS16%
・ミャンマー:Android91%、iOS7%
・ラオス:Android76%、iOS23%
とAndroidのシェアが圧倒的に高く唯一隣国の
・カンボジア:Android54%、iOS44%
がiOSの人気が高いことがわかるものの、ベトナムにおけるiOS製品の人気がひと際目立ちます

またベトナムではiPhone7発売後、最初の1週間における購入では、より高額な7Plusが販売の80%を占めるなど高価な機種であればよりスペックの高い端末を求める傾向もあり、他の東南アジアとの違いが興味深いです。

ベトナムのスマホ画面解像度

ベトナムはiOSのシェアが高いことが上記からわかりましたが、WEBサイトへアクセスする際の画面解像度を見てみます。

スマートフォンでは、液晶画面の実解像度とWEBページにおいてCSSで指定する解像度が異なります。例えばiPhone7で横375、iPhone7Plusで横414となります。

約26%の360×640が一番多いアクセス解像度ですがこれはGALAXY S5やXperia Z5といったAndroid端末、約15%弱の320×568はiPhone5シリーズ、約11%の375×667はiPhone6と7、約9%弱の414×736はiPhone6Plusや7Plusであると推測され、こういった端末の利用が多いことがわかります。また、タブレットも入れて見てみると

このうち8%超を占める768×1024は、iPadシリーズであると考えられ、タブレットからも無視できないアクセスがあることがわかります。

ベトナムで利用が多いスマホのブラウザー

スマートフォンからのアクセスだけで見るとChromeとSafariのアクセスはほぼ同じ(それぞれ42%弱)ですが、

タブレットにおいてiPadの利用が多い為、タブレットも入れるとSafariによるアクセスが45%超とChromeの39%弱を上回ります。

以上、まとめるとベトナムは他の東南アジア諸国よりもiOSの利用が多いので、ベトナム人向けに何かサービスを展開するのならiOS対応は欠かせないといったところでしょうか?

もっとも今回のデータは、Stat Counterにて公開されているものからだけであるため、次回は別のサイトで集計されたデータについても調べてみようと思います。

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