こんにちは、Vitalify Asiaです。
今回はイベント見学レポートです!4月12日(火)〜4月14日(金)で開催されたSmart Emotion in Vietnam 2017を見学してきました。
Smart Emotionは、展示に3本のメインテーマを据えており、それぞれ
①VIBA (放送/AV機器の展示)
②LEDTEC ASIA (LED / OLED/照明機器/デジタルサイネージの展示)
③SMART-TECH (IT分野に関わる幅広い技術系商品やサービの展示)
となっております。
今回、私は主に③のSMART-TECHを目当てに、イベントに潜入してまいりました。

ところでなぜ「スマート」エモーション?どんなイベントなのか?

皆さんは、スマートシティ/コミュニティという言葉を聞いたことはありますか?
日本総研の定義ではスマートシティとは「ICT を活用して基礎・生活インフラを効率的に運営(=スマート化)することによって、人々がより快適に暮らすことが可能になる都市」のことです。勿論、技術と生活の便利さだけを追い求めるのではなく、環境に配慮した、継続的な発展をしていくことが重要です。

ベトナムでも、2025年までにホーチミン市をスマートシティ化させようと、官民で様々な取り組みが行われています。今回のテックショーも、そういったねらいによるものなのですね。
急速に発展するベトナムのITビジネスの更なる活性化や対外的PRも狙って、このようなテックショーを開催しているというわけです。

いざショーへ!気になる場内の様子は?

会場は、台湾資本の大手デベロッパーが開発して新興住宅地として栄えてきたフーミンフン地域があることでも知られる7区です。
アジア系富裕層の多いエリアとして知られ、道路も本当にきれいに整備されています。

そして、ここが会場であるSECC (Saigon Exhibition and Convention Center)

一般ビジターで事前に参加申し込みをしていたので、服の上から貼るビジターシールをもらったらスムーズに入場できました。

この辺から私のワクワクは無駄に高まっていきます。
大本命であるメインテーマの一つ「SMART-TECH」では以下にあるような展示が見られるということでした


特にIoTやモバイル・アプリケーションの展示に興味を惹かれます。前回の展示ではVRの体験もできるコーナーがあったとのことで、人生初のVR体験ができるかも!あのよく分からないヘルメットみたいなの被れるかも!と私のミーハー心も大爆発です。

時刻は朝の9時過ぎです。
予想はしていたことですが、開始間もない会場入りだったためか、エントランスに人はまばらでした……。
インフォメーションボードを見ると、数多くのブースが出ていることから、様々な企業が出典していることがわかります。

入り口周辺には、ベトナムのテレビ局と、大手オーディオ販売会社です。

こちらはステージイベントを開催する時のマイク、音響、証明機器についてのブースでした。瞬間的に鮮やかに変わっていくディスプレイが目立っています。

 

左のブースは、テレビ番組等でよく見かけるVFX(※)技術についてでしょうか。
この近くではカメラマン体験ができるようで、一般のお客さんなのかバイヤーなのか、男性が係りの人から解説を受けながらレンズを覗き込んでいました。
これと同じような展示を他でも数か所見つけました。

VFXとは(※)Visual Effects(ビジュアル・エフェクツ)の略で、映像技術のひとつ。
映画を始めとするあらゆる映像表現の世界で、現実には見ることができず再現不可能な現象をデジタル合成技術とCGを利用して実現するための技術のこと。

自社取扱製品の音の響きをPRしているのでしょうか?即興でシンセサイザーの演奏が行われたり、ダンスのパフォーマンスがありました。ダンスのクオリティについては、ノーコメントでお願いします。

オーディオ機器の販売代理店ブースではお客さんがいきなりカラオケを始めました。最新のスピーカーはとっても気持ちよく歌えそうですね。日本だとなかなか皆さんシャイなので、カラオケで実演なんてできないでしょうね〜。

マイクの会社さんでしょうか。お客さんが真剣にワイヤレスマイクに見入っています。

一部にはハマるかもしれないが……期待より偏りのあったラインナップ

会場を半周したところで、AV機器、LED照明もしくは映像技術系以外の展示が見当たらないことに焦りだす私。そうなんです、個人的な大本命はそこではないんです。

おかしいな、IoTやモバイル・アプリケーションのコーナーが見当たりません。
モバイル関係でいえば、せいぜいHYUNDAIがUNOシリーズのスマートフォンを販売しているのを見かけて初めて興味を惹かれたくらいです。

しかし気を取り直してさらに詳しく見て回りましょう。
さて期間中はHackathonも行われるようですね。
残念ながら、私が見学に行ったのは、イベント開催期間中の中日だったので、発表などの派手なプログラムはありませんでした。

ベトナムでのITビジネスの活性化を目的にしていることから、ビジネスマッチングの場も提供しているようです。
部外者は入れないので、係の人がご厚意で写真を撮影してくれました。

さて、一通り会場をぐるりと一周して抱いた感想を申し上げるとすると
「公式サイトでの前情報を鵜呑みにしすぎたなぁ」
これに尽きます。

あくまで個人の印象ですが、家庭用/業務用のAV機器・LED照明・デジタルサイネージに関連する展示だけで85%以上を占めていたと思います。

ええええーーー!
IoTは?ハイテクロボットは?そしてeラーニングやソフトウェアは!?

初めての経験で色々とイメージを膨らませすぎたせいかもしれませんが、勝手な妄想は見事に打ち砕かれました…。分かりやすいブースわけ表示などの親切措置もなかったので、会場を隅々まで見て回ったのに……。ほとんどが①VIBA (放送/AV機器)と、
②LEDTEC ASIA (LED / OLED/照明機器/デジタルサイネージ)の展示だったと思います。

諦めずに場内を4周はしてみましたが、やはりこれといってVFX関連のブース以外で特に目を引くものはありません。展示会場が何棟かあるのかと探してみましたがそういうわけでもなさそうでした。ションボリ。

実は、冒頭でも期待していたVR関連のブース、会場内に唯一、本当に目立たず実演しているブースがありました。
DFM engineeringというフランス系資本の会社ですね。
HDM(ヘッドマウントディスプレイ)を装着して、注文住宅やリフォーム後の部屋のインテリアのイメージをヴァーチャル空間上に再現して、自由に空間移動ができるようです。
私も試してみて、図々しくも企業担当者の方に写真まで撮ってもらいました。
写真は、お部屋の中を移動しつつペットと遊んでいる私です。VRは、HDMをかけて実際の仮想空間を観察して動いている人以外には、モニターでもなければ何してるのか全く分からないのがおかしいですよね。
何故か担当営業マンがカメラ目線でニヤリ(笑)

また来年の3月にSmart-Tech Show 2018が行われるようですが、今度はそれ単体で開催してくれるといいなと思います。
しかし、それをあえてしないということは、ベトナムのITハイテク産業やIoT産業からある程度の出展社数を確保するのが難しいという現状があるのかもしれません。
企業も、安くない出展料を払うにはそれだけの見返りを期待したいでしょうし、その為にAV機器やスマホ実機の販売機会や、テレビプログラムの契約のPRができるようなイベントを抱き合わせて行っているのではないかな、と勝手に想像。
もしくは、イベント主催側の出展を促すPRの方法や範囲に改善点があるとか。

勿論、これはあくまで個人の感想です!
もしも私以外の方が行っていれば、違った見方があったかもしれません。
誰か日本人の方でスマートエモーションを見学しに行った方はいないかなぁ、意見を聞いてみたいな、と思っていますが、今日に至るまでその希望は叶えられていません。

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さて、このブログ記事は、Vitalify Asia(バイタリフィアジア)が書いております。競合ひしめくベトナム ホーチミンにて、2008年から10年近く、コツコツと現地のの優秀なエンジニアと共に開発実績をおさめてまいりました!

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