安いというイメージが先行しているオフショア開発ですが、ベトナムにおいてはそれ以外に様々なメリットがあり、また『日本人/日本企業から見たベトナム』ならではのメリットもあります。今回は、そんなベトナムでのオフショア開発における数々のメリットを、2017年最新版と題して紹介します。

オフショア開発のメリット1:人材が豊富

国策としてIT人材の輩出を掲げているベトナムでは、毎年多数の若い理系大学出身のIT人材が輩出されています。それゆえ開発チームを組成する際、専門性の高いフレームワーク・開発言語を扱えるエンジニアの確保が日本よりもしやすいというメリットがあります。

例えば、Unityを使ったAndroidやiOS向けのスマートフォンアプリ開発、日本では採用が難しくなってきているJavaScript、React.js、Backbone.js、AngularJS、jQuery、React Nativeなどを使ったSingle-page application・フロントエンド開発、Rubyを使ったバックエンド開発についてもエンジニアを確保できるというメリットがあります。

オフショア開発のメリット-オフィス内観

ベトナムでのオフショア開発における開発風景

さらにSubstance Painter、Zbrush、Mayaなどのソフトウェアを使い3Dグラフィック作成ができる、デザイナー・クリエイティブ人材を使って開発するケースも増えております。

こういったベトナム人エンジニアと日本人の橋渡しができる、日本語が話せて開発に関する知識もあるブリッジと呼ばれる人材も増えており、また義務教育で日本語が英語と並ぶ第一外国語になるなど今後もさらに日系企業に対してのメリットを期待することができます。

オフショア開発のメリット2:エンジニアが優秀

最近の傾向として『エンジニアが優秀であるから』という理由でベトナムでのオフショア開発を行う日本企業が増えてきました。

この背景にエンジニアのスキル内容によって給与水準が明確に上昇するという社会環境があります。ベトナム(ホーチミン)において一般的なITエンジニアの給与水準は、下は300ドルから上は4~5,000ドルと日本よりも幅が広いです。

オフショア開発のメリット-優秀なベトナム人エンジニア

生産性の高いエンジニアを表彰することでやる気を高める

それゆえ本人の意欲や努力により日本語や複数のプログラミング言語を覚えて生産性を高めることができれば、短期間で給料を数倍に上げることが可能です。また母国語(ベトナム語)でのプログラミングや開発手法に関する解説書籍が充実していない為、英語で勉強をすることになり結果、英語での読み書きの能力も高い人材となります。

自身の能力向上により、給与がすぐに目に見えて上がりそれにより確実に豊かになっていることを実感できる、例えば今まで手に入らなかった外食、衣服、旅行、住居、IT機器といった消費ができるようになるという点が、若いベトナム人エンジニアの自己研鑽や生産性向上への意欲を高め、それが日本企業から見てベトナム人は優秀であるという評価にも繋がっています。

オフショア開発のメリット3:日本人にとって利便性の高さ

ベトナムは、日本人から見た際にその地理的な位置/環境面においてオフショア開発に適している国と言えます。

3-1:日本と時差によるタイムロスが最小限(オフショア開発のメリット3)

日本とベトナムの時差は2時間です。ベトナムでは始業時間が早いため日本の会社と営業時間を合わせやすいという特徴があり、時差によるタイムロスを最小限にすることができます。

例えば、弊社ベトナム子会社の営業時間は8:30~17:30であり、これは日本時間の10:30~19:30に該当します。

3-2:日本より営業日数が長い(オフショア開発のメリット3)

ベトナムは、日本よりも祝日が少ない国です。2017年の祝日は、
・日本:計17日(4/12以降で残り12日)
・ベトナム:計10日(4/12以降で残り3日)
であり、またお盆や年末年始の追加臨時休業も無いので同じ1人月でもより多く開発日数を確保できるというメリットがあります。
オフショア開発のメリット_東南アジアにおけるベトナム
参考までに東南アジアの国々と比べてもベトナムの祝日の少なさが目立ちます。
・インドネシア:計18日(4/12以降で残り15日)
・フィリピン:計18日(4/12以降で残り14日)
・タイ:計13日(4/12以降で残り10日)
・マレーシア:計12日(4/12以降で残り10日)
・ミャンマー:計22日(4/12以降で残り17日)

ベトナムでは年内の残り祝日日数が少ないため、オフショア開発を開始するなら今がちょうど良い時期ですね。

3-3:日本からのアクセスの良さ(オフショア開発のメリット3)

日本とベトナムは、数多くの直行便フライトで結ばれています。例えばホーチミン市の空港からは、東京、名古屋、大阪、福岡と多い日には1日10便が飛んでおり、東京からでも6時間ほどと出張もし易く、本数も多いため料金も比較的廉価というメリットがあります

3-4:日本人の生活しやすさ(オフショア開発のメリット3)

ベトナムは、他の新興国に比べて治安が良好であり国民感情も親日で、またテロなどの事件も発生していない為、滞在し仕事するにあたっての安心感があります。宗教上の制約も無く、日本料理店も多いので食の心配も必要ありません。

3-5:日本から出張時の間接コストの安さ(オフショア開発のメリット3)

出張や短期滞在をする場合でも、宿泊代はビジネスホテルで1泊2,000~4,000円くらいからあり、移動の際のタクシー料金も初乗り50円くらいから、食事も奇麗なレストランで1食500円~と非常に安く済みます。

長期滞在する場合でも、ビザ無しで銀行口座も開設でき、他の国にあるような家賃1年一括前払いという商習慣が無いので借りやすく、また電気代・ネット回線・スマホ通信費なども他の東南アジアの国よりも安いというメリットがあります。

オフショア開発のメリット4:マーケット開拓の足掛かりに繋がる

ベトナムは、9,270万人の人口を抱え毎年5~6%の安定した経済成長をしており、1人あたりのGDPも2,200ドルを超え、ホーチミンなどの都市部では5,000ドルを超えるなど所得の向上に伴い、富裕層や中間層が増大しています。

それに伴いベトナムをマーケットととらえて様々な企業が参入し、内需を取り込んで収益を上げようとしています。(例えばECや、比較サイトなど)

オフショア開発のメリット-ベトナムの活気

バイクと活気に溢れるベトナムの街

そういったベトナムにオフショア開発の拠点を構えることで、開発と合わせて現地情報の収集が可能になります。また自社の開発に慣れ親しんだエンジニアと一緒に、ベトナム語版を作ったり、ベトナム向けにローカライズをして現地マーケットでテストをしていくということも可能になります。

いきなり現地マーケットを狙った進出(現地法人設立)を行うよりは、オフショア開発を通じて現地の実情を把握したうえで腰を据えてベトナムマーケットを狙う方が、リスクや費用を抑えて長期的な成功の可能性が高まると考えられます。

オフショア開発のメリット5:人件費の安さ

ベトナム人エンジニアの賃金水準は、新卒で月300ドル~、2~3年経験のある若手でも月400~800ドルと日本よりも安いという特徴があります。それゆえ開発におけるエンジニアの人月単価も日本と比べると安く済みます

なおバイタリフィでは、『通常のオフショア開発形態』に加えてベトナム人エンジニアの給与水準(原価)で雇ってオフショア開発ができる『拠点開設プラン』も用意しております。

ベトナムでオフショア開発をするなら+αのサービスとメリットがあるバイタリフィへ

オフショア開発のメリット-オフショア開発会社バイタリフィアジア

バイタリフィ並びにベトナム子会社のバイタリフィアジアでは、ベトナムでのオフショア開発に加えて、将来ベトナムのマーケットを狙っていきたい企業のお手伝いができるよう現地情報の提供を行っております、

また、ハイリスクかつ費用の高額な現地法人設立の前に低コスト&リスクでベトナム進出を試せる拠点開設プランなど、9年に及ぶベトナムでのオフショア開発経験を活かした+αのサービスとメリットを提供しております。無料でご相談頂けますので、ぜひ一度お気軽にお問合せいただけましたら幸いです。

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