ホロレンズを皮切りにMRが当たり前になりキモズムを超えてデジタルネイチャーが実現しSAOの世界になるという話

    どうも、佐々木です。
    最近は大阪に行ったり、珍しく深酒して大泣きしたり、SAO劇場版を観に行ったり、相変わらずシーシャ吸ったりしていました。
    皆さんお元気ですか。
    今日は、アプリ開発を行っている弊社にいる佐々木が、僭越ながらスマートフォンの先にある様々なことに思いを馳せてみるというお話です。
    ちなみに、PHPの勉強は進んでいません。

    SAO劇場版

    ソードアート・オンラインというライトノベルに端を発する、アニメ/映画などの一連の作品群をご存知でしょうか。
    私は昨日まで全くと行っていいほど知りませんでした。
    突然友人に誘われ、観たこともないアニメの映画版をわけもわからないまま観ることになったのです。
    若干訝しがりながらの視聴でしたが、これがまあ思ったよりも良くて。

    どんな内容かというと、オーグマーというARデバイスが一般普及し、拡張された現実に生きている人たちがまああれやこれや大騒ぎするというものです。
    詳しくは映画館へ足を運んでみて下さい。

    いろんなことを考えさせられる話でした。
    そして、その考えの結論が、
    ホロレンズを皮切りにMRが当たり前になりキモズムを超えてデジタルネイチャーが実現しSAOの世界になる
    というものです。ちょっと意味がわからないと思うので、一つ一つ見ていきましょう。

    ホロレンズとMR

    これは1から10まで説明するのは釈迦に説法と言うものですね。
    細かい話はggってください。いくらでも詳しい説明があります。
    ざっくりいうと、電脳コイルに出てくる電脳メガネのようなものだと思って下さい。
    人によっては社会実装されたGoogle Glassだと言ったほうが理解しやすいかも。
    ちなみにMRってのはAR(拡張現実 – Augmented Reality)やVR(仮想現実 – Virtual Reality)とはまた少し違って、複合現実 – Mixed Realityというものです。
    仮想空間と現実空間が入り混じり、現実での変化が仮想空間での変化になったり、その逆もあったりするものです。
    ホロレンズは、MRを社会実装しようと画策するMicrosoftが世にはなったプロダクトですね。

    キモズム

    キモズムというのは、物事が社会実装されていく流れで、最初はキモいと思われていたものが最終的にモテに変わっていくという概念です。
    不気味の谷現象とも近いものがありますが、若干違います。
    例えば、コンピュータ。当初はオタクが触るもので、触っていた人は気持ち悪がられていたといいます。それが今では仕事をするにも欠かせませんし、そもそもこの記事を読んでいるあなたは、何かしらのデバイスを使っているのではないですか?
    まさかテレパシー?

    ホロレンズにも同様のことが言えて、今何やら重厚なメガネをかけて、空中に手をかざしてあれこれしてるのを町中で見かけると、結構気持ち悪いと思います。
    それが、流行るとなんだかんだで当たり前になりますし、流行する最初は、それを使ってる人がもてはやされたりもするんではないでしょうか。
    まあ最も、それが社会実装された頃にはそういう人は興味をなくして新しいものに飛びついているので、キモいままという悲しい末路を辿ったりするわけなのですが。

    デジタルネイチャー

    デジタルネイチャーは、筑波大学助教、落合陽一研究室(通称デジタルネイチャーグループ)主催の落合陽一先生が提唱する概念で、コンピュータがこのまま発展していくと、人間がコンピュータのことを意識しなくなるという仮説です。
    社会インフラとして完全に整備されれば、人々はコンピュータをわざわざ意識しなくても、水を飲むように、灯りをつけるようにコンピュータを使い、拡張された現実をさも当たり前なように(拡張された現実であることすらを忘れて)日々を過ごしていくのでしょう。

    まとめ

    はい、上の解説を見た後に最初の文章を見ると、なんとなく意味がわかると思いますし、実現できそうな気がしてきませんか?
    そして、それらをザックリと落合陽一先生ふうに言うと「エモい」わけで……。
    (ちなみに月並みですが、佐々木はこういったことを「いい」ではなく「よい」と表現します。僕の中では「いい」の上位版って感じです)

    こんなことを考えていると、ものすごくワクワクしてきますよね!!
    僕がゴロ寝して無駄にした1日も、仕事で忙殺された1日も、誰かが常に世界中をデジタルネイチャーに近づけるべく発明や社会実装を続けていると考えると、胸が熱いというかなんというか……よい……。

    ぜひ調べてみて下さい!