2017年12月18日付のVneconomyよると、Nexif Energyという会社がベトナムのBenTreで80MWの風力発電プロジェクトを行うことを提案し、それが承認されたと報じました。

今回は、日本ではまだまだ定着していない風力発電がそもそも何なのか、そしてベトナムの風力発電事情、Nexif Energyがどのような提案を行ったのか、今後のベトナムの風力発電についての動向などについて調べてみました。(タイトル画像は、2017年12月27日付のtintuc.vnより引用。)

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1. 風力発電に適したベトナムの気候と風土

J-POWERの記事によると、風力発電とは風の運動エネルギーで風車を回し、その動力を発電機に伝達して、電気を発生させる発電方法のことです。風車の形状は風力エネルギーの利用効率が高くなるように作られた形で、発電にはプロペラ型のものが多く使用されます。

SBエナジーのみるみるわかるEnergyによると、約30基の風力発電機を動かすことで1年あたり約25000世帯の電力を賄うことができます。日本でも世界の国々と比べると割合は少ないですが、風力発電を行っている場所は多数あります。

では、ベトナムはそんな風力発電を行うのに適しているのでしょうか。
2017年7月12日付のBAOANH
によると、ベトナム沿岸部は平均風速が10㎧もあり、また2017年5月25日付のBNEWSによると、ベトナムは3600㎞の長い海岸線を持ち、ベトナムの国土の約8.6%に大型風力タービンの設置が可能だそうで、これらのことから、ベトナムは非常に風力発電に適した気候と風土を持っていると考えられます。

(画像は、2017年10月13日付のSSOHAより)

2. 風力発電の利点

経済産業省資源エネルギー庁によると、風力発電は、設置にも工期が短く比較的発電コストが低いとのことです。

風力エネルギーは電気エネルギーに変換する効率も大変良く、地域シンボルとしても「町おこし」として活躍し、太陽光発電とは異なり夜間も活動できるという利点があります。また、再生可能で空気を汚さず、そして純国産のエネルギーを使うことができるということも利点として挙げられます。

(画像は、2017年2月17日付のZing.vnより引用)

2017年5月25日付のベトナムのメディアBNEWSによると、風力タービンを置く場所として不毛の丘を利用できたり、送電コストを削減できたりします

高い技能を有する多くの人が必要なため、雇用を生み、化石燃料や石炭に頼らないためそれらの市場に左右されることがないという利点もあります。

このように風力発電には、多くの利点があります

3. 今回のプロジェクトの概要

2017年1218日付のVnEconomyによると、先述した通りこのプロジェクトは、ベンチェ省で、Nexif Energyという会社がプロジェクト開発を行います

Nexif Energyとは、ベトナムのラオカイ省で年間30MWの電力を生産しているCoc San Hydropower Projectの大株主で、Nexifのホームページによるとインフラストラクチャービジネスの創出・投資・管理を行うインドネシアの会社です。

(画像は、2017年12月18日付のVietNam FINANCEより引用)

総投資額は16000万ドルで、このプロジェクトがすべて完了すると、約50000世帯の年間発電量である250 GWhが発電されます2020年までに30 MWは生産できるようになるということです

4. 今後はどうなる?ベトナム風力発電の展望

2017年5月24日付のTaichinhによるとベトナムでは現在、約50の風力発電プロジェクトが存在し合計で159.2 MWが生産されているそうです。2030年までには優先投資事業となることも決定しており、今後もベトナムで大きく発展していくと考えられます。

また、2017年12月27日付のZing.Vnによると、2017年において外国投資家の約2割が電力事業に新規投資をしていたと報じています。

ここまで発展が期待されているのは、2017年12月21日付のアプリ開発ラボマガジンでもお伝えした通り、ベトナムが家電やスマートフォンなどの電気製品を使用する人が増加し、電力需要が10%ほど急増しているにもかかわらず、供給能力が維持されていないこと先述したようにベトナムの気候が風力発電に適していることが挙げられます。

ベトナムでは、2030年までに風力発電で6000MWの電力を生産することが目標だそうです。

(画像は、2017年3月23日付のsở khoa học và công nghệ bắc giangより引用)

5. 今年で10年!ベトナム事情にも詳しいオフショア開発会社

バイタリフィバイタリフィアアジアへは、2008年から約10年間ベトナムオフショア開発のパイオニアとして蓄積したノウハウを元に、経験を積んだエンジニアを活用したソフトウェア開発を提供しております。スマートフォンアプリ開発、Javascriptなどを活用したシングルページアプリケーション開発に加えて、最近ではベトナムオフショアを活用したAIの研究開発などにも力を入れております。お気軽にご相談くださいませ。

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