オフショア開発先として人気のあるベトナム。

現状ではコスト安くエンジニアを雇えるという点からベトナムをオフショア開発先として選ぶ日本企業は多いですが、そうして外資系が多く入ってきていることも影響しているのか、ベトナムでは毎年経済成長率が5〜6%を超えています。

※オフショア開発のメリットに関しては、オフショア開発のメリット~なぜベトナムが人気なのか?~の記事もご覧ください。

経済が成長するということは、賃金や物価の上昇も起こるということ。
現にすでに中国やインドの賃金や物価が上がってオフショア開発としてあまりコストメリットが出なくなってきた、と言われて久しいですね。

オフショア開発先としてベトナムを検討している人とっては、実際どの程度、どのくらいのペースで上昇しているのか気になるところではないでしょうか?

今回はTopDevが出したレポートをもとに、2019年のエンジニアの平均給与を紹介したいと思います。
IT企業における大まかな職種別と、ベトナムエンジニアがよく使う主なプログラミング言語ごとで分けました。

1. ベトナムのITエンジニアの2019年平均給与は?

ではベトナムのエンジニアの2019年の平均給与をご紹介します。
以下、ベトナムのIT企業における上流工程・マネージャ職と、エンジニア職を順番に見てみましょう。

ちなみに、ベトナムはエンジニア、IT系の職種の給与がほかの職種よりも高い傾向にあります。
ベトナムのエンジニアの初任給が$338〜$525に対し、その他職種、例えば工場勤務なら$300ほどであることからもベトナムではエンジニアは人気があり、憧れの職業とされていることを感じられます。

1-1. ベトナムの上流工程、マネージャ職の平均給与

ベトナム人エンジニアの平均給与
Topdevが発表しているベトナムのIT業界の平均給与一覧によると、上流工程、マネージャ職のうちで最も給与が高いのはCTOとなりました。
日本でも同じような傾向になると思いますが、やはりベトナムのIT業界においてマネージャ・リーダー職は給与が高くなります。

CTOの給与が5000ドルを超えているということは、ベトナムではかなりリッチな暮らしができそうですね。

ソリューションアーキテクト、テクニカルアーキテクトなどはあまり日本で馴染みがありませんが、上流工程である顧客ヒアリングからのシステム設計などをカバーする職だと思われます。

エンジニアの図

プリンシパルエンジニアは、エンジニアたちをまとめるエンジニアというところでしょうか。テクニカルリーダーとの切り分けは不明ですが、給与はテクニカルリーダーよりも低いのでテクニカルリーダーよりも狭い範囲を管理するような人でしょう。
例えばテクニカルリーダーが全社のシステムを見るとすると、プリンシパルエンジニアはある一つの製品のリーダーという立ち位置で分けられているのかもしれません。

日本やアメリカではプロダクトマネージャーの方が職務の範囲が広く、ミニCTOと言われて給与も高い傾向にありますが、ベトナムではプロジェクトマネージャーは1799ドルに対し、プロダクトマネージャーの給与はプロジェクトマネージャーよりも低く1114ドルと開きがあるのが日本と違うところでしょう。

1-2. ベトナムITエンジニアの平均給与

ベトナム人エンジニアの平均給与
エンジニアはどうかというと、下記のような結果になっています。

やはり機械学習エンジニアは給与が高く、2000ドルを超える結果に。

一方、オフショア開発でメインであろうWebアプリケーションのエンジニア、上記ではバックエンド、フロントエンドと記載しているエンジニアは1000ドルを超えない結果になりました。

この結果はWeb系のエンジニアはベトナムの市場に多く人材がいるため確保しやすいという点が考えられるでしょう。

2. ベトナムエンジニアのプログラミング言語ごと平均給与

ベトナム人エンジニアの平均給与

一目でわかりますが、機械学習に使用されるフレームワークの給与はやはり高めとなっています。

Kubernetes $1,449
TensorFlow $1,667
Go言語 $1,220
C++ $1,192
React.js $1,175
Ruby $1,172
Python $1,134

という結果になりました。

先ほどの結果ではベトナムではWebエンジニアよりもモバイルエンジニアの方が給与が高いように見えましたが、実際に言語ごとにみてみると、ネイティブアプリを作るための言語であるSwiftやKotlinは、Webアプリの定番言語であるPHPよりすこし高いくらい、Javaよりも給与は低い結果になりました。

3. ベトナムITエンジニアの初任給と経験ごとの給与

ベトナム平均給与
ベトナムのITエンジニアの初任給と、経験年数ごとの給与変化も見てみましょう。

新卒〜3年目くらいまで $338〜$525
3〜5年目 $525〜$1,161

5年目以降、管理職になる人が増えるため、ベトナム人エンジニアの平均給与は2種類用意されています。

管理職(プロジェクトマネージャー系)
5年目以降 $1,355〜$2,160
10年目〜 $2,150〜

管理職(専門・エンジニア系)
5年目以降 1,550 〜 $2,355
10年目〜 $2,550〜

エンジニアを5年目以上やり、かつそのままスペシャリストの道を突き進んで管理職になる人と、技術的なことよりもプロジェクトマネジメントの方に行く人で給与が違ってくるようです。
ベトナムでは、スペシャリストの方が給与が高い傾向にありますね。

日本の初任給くらいの給与をもらうためには、10年近い経験が必要になりそうです。
ベトナムでは転職をして給与を上げていく人が多いので、一つの会社に10年いるという人は少ないかもしれませんね。

4. まとめ

今回は経済成長が好調なベトナムの、エンジニアの平均給与を見てみました。
2017年のや2018年のベトナムのIT人材の平均給与と比べると、意外にまだそれほど高騰はしていないように感じ、まだまだ日本よりは低い状態ですね。

ただ、機械学習エンジニアは2018年に$1,500ほどだったのが2019年に$2,000を超えており、こちらはエンジニアの取り合いが起こっていることが予想できます。

日本のエンジニアの給与も上がってきていることを考えると、ベトナムはまだまだオフショア開発先として有力な候補に留まりそうです。

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