新型コロナウイルスの影響下で企業が経費削減に動く中、注目されているのがオフショア開発

日本以外の物価が安い国へ開発を外注することで、開発費を安く抑えるというのがオフショア開発の主な目的ですが、オフショア開発には様々なリスクもあります。

今回は、オフショア開発のリスクと、オフショア開発をよりスムーズにリスクヘッジしながら進めるための方法を解説していきます。

1. 言葉がうまく通じず仕様を伝えられない

オフショア開発のリスク
オフショア開発では基本的に相手は外国人エンジニアです。
日本語ができるエンジニアも多くいますが、日本語が母国語ではないのでやはり細かなニュアンスを伝えることが難しく、もどかしい思いをすることも多いでしょう。

育ってきたバックグラウンドが違うということは、同じ言葉から受け取る意味やニュアンスも異なる場合があるということ。この齟齬を埋めていくのは非常に骨の折れることです。

オフショア開発では仕様が伝えられなかったためにイメージと違うものが出来上がったり、伝えるのに時間がかかって開発が遅れてしまったりといったことが容易に発生します。

リスク回避方法1: 外国人エンジニアと意思疎通ができる日本人PMをアサインする

オフショア開発のリスク
よっぽどオフショア開発に慣れた組織でない限りは、開発会社の日本人PMにエンジニアとのコミュニケーションをメインでお願いするのがおすすめです。もちろんその分コストはかかりますが、手戻りになったり仕様を伝えるのに時間をさくことを考えるとコストメリットは高いと感じます。

もちろん日本語ができる外国人エンジニアも、その日本語力が高い、またはオフショア経験が豊富であればすでに日本人とのコミュニケーションに慣れていて伝わりやすい可能性があります。

意思疎通に不安があるという場合は開発会社に、なるべく日本語ネイティブかそれに近い人材をアサインしてもらえるように聞いてみましょう。

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リスク回避方法2: 外国人エンジニアと意思疎通ができる日本人PMをアサインする図やイメージを駆使して認識齟齬を少なくする

オフショア開発のリスク
図やイメージを使用して認識を合わせていくのもおすすめです。テキストだとどうしても読み飛ばしてしまう人が多いですが、図やイメージを使用して説明すると理解しやすいという人も多いため、余裕があればなるべく作成しておきましょう。

画面のイメージや、ページ遷移、ユーザーの行動フローなどを記載すると実装がやりやすくなることが多いです。

リスク回避方法3: 説明した仕様を再度エンジニアから説明してもらうなどして認識を合わせる

オフショア開発のリスク

エンジニアに仕様を説明するとき、こちらとしては完璧に伝えたと思っていても実は相手はあまりわかっていなかった、または認識違いをしていたということがあります。
認識違いをしたまま進めてしまうと、開発した完成物ができた後に仕様が違うことに気づき大幅な手戻りが発生してしまうことも。

少し手間はかかりますが、口頭で伝えるような時はなるべく相手の認識を聞いて、やるべきことがちゃんと合っているかを確認しましょう。

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2. クオリティが低い

オフショア開発のリスク
オフショア開発でよく挙げられる問題が、品質が低いということです。
これはコードの品質もありますし、デザイン面でもクオリティが低いものができやすいという問題があります。

やはり普段使っているプロダクトの品質や、周りのエンジニアのレベルによって出来上がるものは全く違ってきますので、どうしても日本からするとありえないというようなものが上がってくることもあります。

リスク回避方法1: 期待値を合わせて小さくスプリントを回す

オフショア開発のリスク
開発においての期待値をエンジニアと合わせておきましょう。最低限達成しないといけない要件はチェックリストを作るなどして確認するのもおすすめです。

デザインに関しては、余程経験を積んだデザイナーでない限りクオリティコントロールをするのは難しい側面がありますが、こちらも自分たちが期待するものを明確に伝えて、修正などへの責任も持ってもらいながら進めていくのが良いでしょう。

また、開発の際はアジャイル開発でスプリントを小さく切って行なっていくのがおすすめです。
スプリントの工程の中には必ずテストの時間も入れ、1週間で開発、テスト、リリースを回していくというのが良いでしょう。

なぜなら、あとでまとめてテストなどにしておくと、後から認識の齟齬で仕様が全く違ったということがわかったり、全然動いてない箇所があって修正が大変になったりということが発生するからです。開発のチケットはできるだけ小さく切り、早く確認することで大きな修正が発生しないようにしていきましょう。

リスク回避方法2: コードレビューなどのチェックを行う

オフショア開発のリスク
エンジニア組織の中で必ずコードレビューやテストをしてもらうように徹底しましょう。
エンジニア同士で相互にコードレビューを行なってもらうことで、パフォーマンスが下がるようなコードをリリースすることを防げたり、コードのクオリティが担保できる可能性があります。

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3. セキュリティ面が心配

オフショア開発のリスク
ベトナムなどでの新興国では、セキュリティが緩そうというイメージもあるかもしれません。
セキュリティがしっかりしていないと、ハックされて顧客情報を盗まれたり、サービスをダウンさせられたり、スパムメールが大量にきてしまったり・・・といったことが起こりかねません。

リスク回避方法: クラウドなどで求められる基礎的な対応は徹底する

オフショア開発のリスク
ベトナムを例に挙げると、確かに日本よりはしっかりしていないところも多いですが、基本的なことについてはきちんと守ってくれるエンジニアがほとんどです。
また、今はAWSなどのクラウドサーバーを使っているところがほとんどなので、使っているクラウドサーバーの会社が推奨するセキュリティの設定をするなどして重大なインシデントは防げる可能性が高いです。 

不安であればセキュリティのためのシステムを入れるなどの対処も検討しましょう。

4. 時間を守ってくれない

オフショア開発のリスク
日本では始業時間前にオフィスに来るのが普通だったり、締め切りは徹夜してでも守るべきものであるという意識が強いですが、他国では時間に関する意識は緩いことがほとんどです。

ベトナムでも、朝一のリリースなどをお願いするとエンジニアが来れなかったり、就業中でもおやつ休憩を長めに取ったりするようなところが多く、なかなか時間通りに仕事を進めるのは難しいと感じます。

例え納期に遅れるくらいの進捗だったとしても、残業はしないので帰るという人も。

リスク回避方法: バッファをとり、目標を明確に

オフショア開発のリスク
ある程度バッファを取ったプロジェクトマネジメントをするのが最も良いと感じますが、それもなかなか難しいですよね。かといってマイクロマネジメントをされるのは嫌う人も多いため、ある程度は許容しながら、絶対に守らないといけないマイルストンはしっかり設定しておくのが良いと感じます。

また、遅れるとなぜ困るのか?というのもしっかりと説明しておきましょう。例えば、この作業が遅れると後が全部遅れる、プレスリリースをこの日に出すので絶対にその1日前には完成しておく必要がある・・・など。
この理由が明確か明確じゃないかでエンジニアも意識が変わってきます。

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5. 報告や相談がなかなか上がってこない

オフショア開発のリスク
特にオフショア開発は離れて働くことになるので、相手が今何をしているのか、どんなことに困っているのかを見ることが難しくなります。

エンジニアも、信頼関係が築かれていない状態では、質問もしづらく感じて自分で解決しようとして時間がかかったり、自分で結論を出して全く違うものが出来上がってしまったりといったことが起こります。

リスク回避方法: 信頼関係を築き、オープンな雰囲気を作る

オフショア開発のリスク
なるべく開発チームの立ち上げ初期にオンボーディングをしっかりとやり、相手との信頼関係を築いておきましょう。その上で、チャットツールなどで常にコミュニケーションを取れるようにしておき、こちらから「何か困っていることある?」などの投げ込みをしていくのが良いでしょう。

これは外国人エンジニアに限った話ではなく、信頼関係が薄いなかではどうしても発生しやすくなってしまう現象です。「なんで相談してくれなかったんだ!」と怒る前に、自分が歩み寄ってオープンに話をできる場を作ることが大切です。

6. まとめ

リスクはもちろんありますが、ほとんどは事前に準備したり対策をすることで回避できる可能性が高いものです。
うまく活用すればコスト削減にもつながりますし、優秀なエンジニアと良い製品を作り上げることができるのがオフショアのいいところです。ぜひうまく活用してくださいね。

7. 完全日本語対応ならバイタリフィのオフショア開発で!!!

オフショア開発

今や、オフショア開発をおこなっている企業はどんどん増えています。

日本国内ではオフショア開発に対して後ろ向きな先入観を持っている企業もいますが、開発ベンダーが国内であろうが海外であろうがはもう関係がなく、自社にあった選択する必要があります。

バイタリフィでは、弊社では2008年からのオフショア開発のナレッジを元に、仕様の理解を徹底することで安定した品質を担保しています。スマートフォンアプリ開発拠点としては、ベトナムでNo.1の実績を誇っております。

また、VRおよびAR、MRの開発も可能ですよ。日本にいる Unity スペシャリストとベトナムスタジオ側のエンジニア、 3D デザイナーの体制で、企画段階からデザイン、リリースまで一貫して対応することが可能な専門のラボチームもございます。

弊社では、国内開発とオフショア開発の両者に対応しているので、まずは気軽に開発のご相談をいただければ幸いです!【ご相談は無料です】

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