前回に引き続き、ベトナムの証券市場や証券会社の状況について紹介していきます!
Youtubeチャンネル「イシグロセンセイ」も是非チャンネル登録してご覧下さい。
※本記事内の画像や数値は、各ニュース記事・レポート・サイトなどを元に引用や作成をしたものであり、その権利は各社に帰属します。また各社のサービス内容は調査時点でのものであり、予告なく変更となる可能性もあります。
ベトナムの証券会社の市場シェアは?
■ベトナムの証券市場における証券会社の市場シェア
-最大手SSI証券(旧サイゴン証券)が14.54%で首位の座を奪還 以下 ◇ホーチミン市証券(HSC)=10.82% ◇バンベト証券(VCSC)=10.05% ◇VNダイレクト証券(VNDS)=7.75% 債券仲介シェアでは、 ◇キートゥオン証券(テクコム証券、TCBS)が88.59%でトップ ◇2位はベトコムバンク証券(VCBS)の5.22%
ほぼ一社独占に近い状態です。証券会社の収入の面では、2018年に24兆7000億ドン(約1,149億円)の収益を上げ前年比28%増でした。利益は7兆6700億ドン(約356億円)と発表されています。その内、証拠金取引における貸付で、前年比36%増加の5兆5400億ドン(約257億円)の収益をあげています。2018年末までの証拠金残高は33兆ドン(約1,534億円)にも上ります。総収入よりも大きい金額を貸し付けて、手数料や権利収入などで収益を上げている様子が伺えます。
■「Finhay」について
- 2018年10月末までに、約3万件の取引を処理し投資額は50億VND近くに達した(月ごとのユーザー成長率は24%に上る) - 2019年1月21日には Insignia Venture Partners が Finhay におよそ100万ドル投資 - このプラットフォームには13,000人以上のユーザーがおり総投資額は70億VNDを超えている - ミレニアル世代(1980 - 2000年の間に生まれた世代)の、毎月の給与800万ドン以上をターゲット
Finhayはスマホアプリで一口50,00VND(約250円)から分散投資が行えます。資産運用や財産形成のサービスとして注目されているベンチャー起業です。ベトナムの株式市場はMSCI(Morgan Stanley Capital Investment)によると、フロンティアindexにおいて比率が上がると言われています。2019年4月時点では、クウェート(25%)・ベトナム(17%)・アルゼンチン(15%)・ケニア(7%)・モロッコ(7%)・ナイジェリア(6%)・バングラデシュ(6%)といった比率です。アルゼンチンがMSCIエマージング「新興国」に格上げされて外れる見込みなので、ベトナムの割合が現在の16~17%から3%ほど増加する可能性があります。 結果、1兆5,000億ドン(約6500万ドル)ものお金が入ってくると、大型株を中心に海外からの投資資金により上昇していくと見られています。
ベトナムでAI開発をするならバイタリフィへ
「自社サービスにAIを導入したい」「AIを導入し自社の効率化・コスト課題を改善したい」
という企業様はバイタリフィ・バイタリフィアアジアへお気軽にご相談ください。
当社では『AI導入をお考えの方に精度や効果を無料で確認してから開発の判断ができる』サービス「Mobile AI Lab」を運営しております。
NEW!! 2019.6.7
「業務へのAI導入を検討しているが、何からすれば良いんだろう?」
そんな事業戦略担当者様!
機械学習、ディープラーニングを用いてAIモデルを無料で作成。
AIアプリを気軽に開発できるサービス『Mobile AI Lab』のお問合わせはこちら