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    カテゴリー 技術 / デザイン / 制作

    個人的に気に入っていたパソコンのデザイン – デスクトップ編

    まいど。製作部のコダマです。
    最近のパソコンは、似たり寄ったりのデザインで面白味がありません。昔は良かったとおっさん臭いセリフは吐きたくはありませんが、奇抜なデザインのハードが多かったのは事実です。その中で、個人的に心に響いた(懐かしの)ハードを紹介!!

    Sharp – X68000 (1987)


    はい。これは外せません。と言うか、いきなりですが、これが一位です。9.11でなくなったワールドトレードセンターのツインタワービルをモチーフにしたと言われるマンハッタンシェイプは、無骨な四角い箱ばかりの当時の日本のパソコン界では話題になったと記憶しております。一時期、このコンセプトをベースにしたPCケース発売の話があったのですが、やはり色々と難しかったようで、結局実現しておりません。

    今までお会いしたギークなエンジニアの方々のうち、現在40代半ば以上は、例外なくX68kの洗礼を受けた人たちでした。なお、アップグレードモデルである X68000XVI を90年代に自分は愛用しており、「無いものは作る」と言う当時のコミュニティーから生まれた考えは、間違いなくエンジニアとしてしての自分の考え方の根底に今も根付いております。

    NeXT Computer – NeXTcube (1988)


    12インチ(約30cm)の立方体デザインは、Sun のワークステーションとは一線を画すインパクトがあり、やはりジョブスは面白いことを考える、と最初に知ったときは思いました。WorldWideWeb と httpd が開発されたマシーンでもあるので、そう言った観点で歴史を振り返るのも面白いかと思います。

    過去に某証券会社の情報部門で仕事させていただいた際、リアルに Web サーバーとして使われているのに会った時は、本当に驚きました。

    Apple Computer – Macintosh Classic (1990)


    Old mac で一番気に入っているのが、Classicです。SE/30 とか Plus も良いのですが、Classic の方がスッキリした見栄えが良いですね。ただ、日焼けして変色すると残念な風合いになってしまうので、この頃のパソコンの大半は、見た目の維持が難しかったように記憶しております。

    今なら、mac mini とか入れる改造に使えるので、たまにハードオフとかで売ってないかな~とチェックするのですが、初代 iMac くらいまでしか遭遇しないので、縁がないのかもしれません。

    Be inc. – BeBox (1995)


    今回挙げた中で、唯一のマルチCPUマシンです。フロントの LED インジゲーターで、CPU 使用率がそれぞれ分かるのが機能的でしたが、商業的には成功とは言いがかったのは、わずか二年足らずでハード事業から撤退し、BeOS も思ったほど盛り上がりを見せることなく、時代の波に消えてしまったのを見るとよく分かります。

    今の時代なら、ここまで大きくなくても良いので、こう言った機能を持たせた凝ったハードって、差別化と言う意味ではもっと出てきても良いと思うのですが、せいぜいドクロがカラフルに光るとかくらいで、ほとんど見かけないのが残念です。

    Apple Computer – Power Mac G4 Cube (2000)


    ポリカーボネートの亀裂や排熱の問題などで、販売期間はわずか一年くらいと商業的には失敗の烙印が押されていますが、NeXTcube のように独特な本体は、確かニューヨーク近代美術館に所蔵されるレベルです。トースターのような感じで光学ディスクが排出されたのを最初に見たときは、あまりのユニークさに笑ってしまったものです。

    ジョブス復帰後の Apple で出されたので、NeXTcube の再来と思わずにはいられませんでした。知人からほぼ未使用のを買取しないかの相談を受けたとき、回答を保留している隙に別の人に買われてしまったのは、今でも失敗したと後悔しております。

     

    と、ここまで書いて、挙げたものがモトローラ系のCPU を積んだデスクトップしかないことに気づきました。次に書こうと考えているノートPC 編ではどうでしょう。

    では。