電気羊は機械学習の夢を見るか?
ごきげんよう、チャットボットシナリオアーキテクト兼、開発ディレクターの守屋です。
このChatbot Scenario Architectの言い方は、横文字並べて何やらよく分からなくなっている感もないではありませんが、なんか字面が格好いい、ということで我らの花島部長から名称を頂戴し、以降使っています。
子供心を忘れない和み系の部長なのです。
こちらはLINEの謎解きbot(初級編)をクリアされた方向けの情報です。
まだプレイされていない方は、先にLINE謎解き本編をお楽しみください。
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《開発こぼれ話》
謎解きbot(初級編)いかがでしたか?
とてもシンプルな謎だったと思いますが、初心に戻ってお楽しみいただけていたら幸いです。
私が初心者の頃は、今どこまで来ているのか知れれば先の時間が見えてやきもきしないで済むのにな、と思うこともあったので、進捗度はそんな個人的なこだわりだったりします。
今回のLINE公式内のシナリオは、チャットボット全体で10時間くらいで実装しています。(デザインや謎制作は除く)
一問一答の謎だけ、いつの時点の答えを入れてもOKだったら、もっと時間はかからないと思うんですよね。
別のシナリオを同居させたり、裏の情報の持たせ方だったり、見えない部分に意外と時間をかけています。
世の中の便利なサービスは、それと気付かせないように当たり前に見える方が作り込んでいるという思いはあります。
メイクも、スッピンが美しいように見えるナチュラルメイクの方が時間がかかるのと一緒ですね。
ちなみにメイクについては大学の頃、同級生男子に俺はスッピンの子が好きと断言されて、あーたの求めるクオリティは別格の美しさかそれ相応の技術が必要なんだわ、ギリィ…と、なんとも言えない苛立ちを抱えたことを思い出します。閑話休題。
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今回の謎解きは、70歳を超える私の父をユーザーモデルに、(その前にLINEも使っていないので実際にプレイするかどうかは置いておいて)そんな父でもプレイできるように、というのを念頭に置きつつ←それにしては一部文字が小さいかもですが…… 作成しているため、そこまでヒントはいらないかな?という部分もかなり先まで仕込んでいます。
ヒントを見たら、それは分かっているんだよ、というヒントが書かれていることはあるあるだと思うんですよね。
レベル感に沿って順序よくヒントを提示できているのか、正直自信はありません。
まだまだ勉強です。
サポートモード(ONにすると通常の流れに加えて補助する案内が同時に流れてくる)のシナリオへの組み込みも検討してみましたが、やりすぎかなと思って今回は見送りました。
もし今後、高難易度の謎解きを実装することがあったら、サポートモードは実現しようと思っています。
あ、次に実家に帰ったら、父にLINEの使い方を教えるつもりです。
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ところで、謎を解いていて不自然に感じた部分があるかと思います。
謎クラって、道行く中、謎じゃないところにも謎を探しがちですよね。
感じたそれは、もしかしたら気のせいじゃないかも知れません。
実は、謎クラにも少し喜んでいただけるようなエクストラの謎も同時に仕込みたかったのですが、後々実現できるように構成してはいるのですが、肝心の部分がLINEの仕様で叶えられないことがわかり、どのように実装しようか思案中です。
もう少ししたらエクストラを追加実装するかも知れません!
乞うご期待。
ブログお読みいただき、誠にありがとうございました。
ここから下は会社のブログ当番ですが、相変わらず謎解きのことを語っているだけなのでご興味があれば、こちらもそのままお読みいただけると幸いです。
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