企業のブランディングや宣伝をするときに、デジタルマーケティングを行うことが当たり前になりました。しかし、SNSをどうやって使ったらいいのかわからないという人もまだまだ多いかもしれません。
SNSは、うまく使うことで効果的にカスタマーにリーチすることができるツールです。使わない手はありません。
今回は、数あるSNSの中でも中でもコアなファンを獲得しやすいTwitterを使った企業のアカウント運用についてご紹介します。
目次
1. Twitterとは?
Twitterはアメリカに本社をおくTwitter, Inc.が運営するSNSサービスです。
他のSNSサービスと違って、投稿の文字数が140字以内に制限されているのが最大の特徴です。
SNSと言いますが、ツイッター社がTwitterを「社会的な要素を備えたコミュニケーションネットワーク」と表現しているように、すでに個人での利用を域を超え、社会ニュースの共有、意見表明、議論の場としても使われているサービスです。
多くの企業もTwitterを活用したプロモーションアカウントを開設し、製品の情報の共有から、ユニークな企画、ユーザーとの交流を行なっています。
Twitterのユーザー数は全世界で3億人を超え、日本でも2017年には4,500万人を超えました。
2. Twitterとその他SNSの違い
Twitterの他にもSNSは多く存在しています。代表的なものはFacebook、Instagram、LINEなどでしょう。
それぞれ多くのユーザーを獲得しており、Twitterと同じように企業のプロモーションに利用されています。
それぞれのSNSの特徴を見てみましょう。
2-1. Facebook
Facebookは2004年に開始されたSNSで、現在の日本のアクティブユーザーは2019年末の時点で2,600万人。
Twitterと違い実名で行うということが最大の特徴で、リアルのつながりを重視するSNSです。
タイムラインには文字数制限などはないので、長文、動画、画像を使って発信できます。企業用ページを開設している企業では、コメントやメッセンジャー機能もあるため、予約の受付などもFacebook上で行なっている企業が多いです。
ビジネスツールとしてよく使われているFacebookのため、多くのビジネスパーソンが使っているということを考えると、ビジネスに関する情報をとても効果的に伝えるためのツールとなりうるでしょう。
2-2. Instagram
Instagramは写真投稿型SNSです。2012年にFacebookがInstagram開発会社を買収し、現在はFacebook傘下のSNSとなっています。
アクティブユーザーは3300万人を超え、「インスタグラマー」と呼ばれるフォロワーを多く抱えた影響力が強いユーザーが誕生したSNSでもあります。
写真投稿型という性質上、写真や動画での訴求力がとても強く、ビジュアルでユーザーを惹きつけるタイプの商品を持つ企業にとってはうってつけのツールです。ファッション、インテリア、またライフスタイルなどの発信が多くみられ、男女比率で見た場合には女性ユーザーの割合が若干多くなっています。
2-3. LINE
LINEはSNSというよりメッセンジャーアプリとして認識されているかもしれませんが、タイムライン機能も充実しており、オープンなグループトーク機能なども開発され、日々進化しています。
企業も企業用アカウントを持てること、TwitterやFacebookと違ってユーザーの多くはLINEを友人や家族とのやりとりに使っているため、開く回数が多く目に留まりやすいことが利点です。
LINEボットでの自動返信なども充実しているので、面白いやりとりを仕込むことでユーザーが楽しむことができ、結果ファンになるというようなポジティブな流れもあります。
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3. Twitterを活用している企業例
これからTwitterの活用を考えている企業は、実際にTwitterを活用している企業を参考にするのが一番です。
日本だけでなく世界中で使われているTwitter。うまく使っている企業はTwitterの活用によって売り上げを伸ばしたという例もあります。
3-1.シャープ
日本の代表的な家電メーカーであるシャープは、Twitterを顧客とのコミュニケーションポイントとしてうまく使っている例でしょう。
老舗家電メーカーとは思えない脱力系のツイートで人気を集め、ネタツイートなども積極的に行うことでファンを獲得してきました。
このように、「え、そんなこと呟いても大丈夫なの?」というゆるさ。大企業ながらこのような柔軟で面白いツイートがユーザーに受けています。
3-2. デル
デルは、米国の家電メーカーですが、Twitterのリアルタイム性を利用してアウトレット情報を発信することで、売り上げを上げています。
最初はアウトレット情報の配信を中心に行なっていましたが、だんだんと顧客のニーズに合わせて対話型のツイートも増やしているとのこと。
宣伝などのツイートばかりではなく、やはり顧客とのコミュニケーションをバランスよく行なっていくのが大事だという例として参考にできます。
日本版のデル公式Twitterでは、レビュー記事や使い方の記事なども紹介し、製品を買うか迷っている人にもう一押しするような内容が多いようです。
3-3. タニタ
体重計を中心とした健康機器メーカータニタも、カジュアルなツイートで人気を集めるアカウントです。
ツイッター運用者は「中の人」と呼ばれますが、「中の人」のキャラが立っておりそれが人気となりました。
同じように「中の人」のキャラが立っているシャープとのコラボが実現するなど、一企業のツイッターでもかなり自由に運用されている印象です。
製品もユニークに宣伝しており、好印象です。
3-4. ローソン
ローソンは「あきこちゃん」というキャラクターを使ったTwitter運用を行なっています。
主にキャンペーン情報や新商品の情報をツイートしており、Twitterのリツイートなどを利用したお得なキャンペーンを開催しているので多くの人がフォロー、リツイートをして情報を拡散しています。
キャラが立った中の人を探すのは難しい…という企業も、このようにリツイートなどでユーザーにメリットがあるようなキャンペーンをすることで認知度を上げられるという良い例でしょう。
4. Twitterを活用するには?
では、Twitterを企業で活用するときに気をつけるべきこととは何でしょうか?
企業がTwitterを運用する上で気をつけるべき基本的なことを3つ紹介します。
4-1. ターゲット層を徹底的に分析する
まずはターゲット層がどのようなアカウント、ツイートを好んでいるのかをみてみましょう。ターゲットによっては、キャンペーンなどの情報はあまり見たくないような人もいるでしょうし、対話を好むユーザーが多いターゲット層などもいるはずです。
ターゲットがフォローしているアカウントなどを見てみて、徹底的に分析してアカウントの方向性を決めましょう。
4-2. 継続した投稿をして目に入る機会を増やそう
ツイッターに投稿するときは、決まった時間に定期的にツイートするなど継続性が大切です。ツイートが不定期だったり、全然投稿されていないとユーザーもフォローするメリットがないと判断します。
かといって連投をしても煩わしく感じられる可能性があります。
全くないというわけでもなく、かつうるさくない程度、一日1〜5ツイート程度から始めてみましょう。
4-3. カジュアルなツイート、ユーザーとの交流を大切に
ユーザーにとって有益な情報をツイートすることが何よりも大切ですが、いつも堅苦しい情報やキャンペーンだけを投稿する必要はありません。Twitterのメリットは、ユーザーと交流ができる点にあります。ユーザーと交流できそうなカジュアルな話題などを投稿して、反応をみてみるのも良いでしょう。
また、トレンドに上がっているハッシュタグに乗ってみるのも一つの手です。例えば、エイプリルフールや母の日などのイベント時はハッシュタグを使った投稿がよくされますので、イベント時はそのようなトレンドに沿ったツイートもしてみましょう。
また、「炎上」と呼ばれる、不適切なツイートでユーザーの反感を買うのは企業イメージを悪くしてしまいますので、ツイート内容は十分に精査しましょう。
5. まとめ
うまく活用できればブランディングもできるTwitter。最初は難しいかもしれませんが、情報収集をしながら上手に使っていきましょう!
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