昨日(かっこよく言えば米国時間6月20日)、Instagramが縦型の長尺動画を配信する単独の動画アプリ「IGTV」の提供を開始しましたね。既にiOS版やアンドロイド版ともに全世界で展開済みです。面白そうなのでレビューしてみました。
1. 「IGTV」って一体何
特徴としては
- 普段モバイルを使うときの画面の向き=縦型に合わせてデザイン
- IGTVでは最大60分もの動画を投稿
Instagramでは従来、60秒までの動画のみ投稿可能でしたが(ストーリーでは最大15秒の動画)、IGVTでは動画に特化してるだけあって、投稿できる時間の範囲がガラッと変わりましたね。
興味が無い動画以外は長い動画を好まない僕に対しては、あまり魅力的ではないAppですが、とりあえずどんなものか見て行きましょう。
2. 背景
初見ではYouTubeとSnapchatの間のようなAppだなあと感じました。
海外の記事を見ると、InstagramはIGTVを機にYouTubeとYouTubeスターのコミュニティやビデオブロガーの獲得を目指しているみたいです。
また、タテ型動画フォーマットに焦点を当てることでInstagramはSnapchatへの攻撃を継続しているそう。。(Snapchatは現在もDiscoverにおけるインフルエンサーコンテンツに重点を置いている事も原因の1つ)
3. どうやって使うの?
使い方はめっちゃシンプルです!
↓
テレビをつけたときと同じように自動的に動画が再生
↓
あとは好きなユーザーの動画を選択し、ひたすら観ます
ただそれだけです笑。
おそらく今後機能追加が期待されますが、現状でこのインパクトを与えてくるInstagramはやはり凄みが深い。。
Instagram上で既ににフォローしている友達の動画や、興味関心に近いクリエイターの動画が表示されるようになっていますね。
また、メイン画面から上部にスワイプする出てくるタブの種類は
- Following(フォロー中)
- Popular(人気)
- Continue Watching(視聴を再開)
があります。
動画にいいね!やコメントをつけたり、ダイレクト機能を介して友だちとシェアしたりすることも可能です。
IGTVの単独アプリに加えて、Instagramアプリ内からもIGTVの機能を楽しむことが可能です。
4. 投稿してみた
投稿手順はすごくシンプルで
この画像の通りです。
↓
+ボタンをクリック
↓
自分のフォルダからムービーを選ぶ(App内で動画を撮影→投稿は現在対応していません)
↓
タイトル、ディスクリプションを記載し投稿
簡単ですね。
こんな感じで実際に投稿した動画のInsightsも見れます。
編集機能がまだ有りませんが今後アップデートされるのを期待しましょう。
5. ターゲット
今回のIGTVの登場は若いvineやsnapchatの層を全て掻っ攫うような。。。そんな感じに見受けられました。
https://www.instagram.com/p/BkQYhmdj2qA/?taken-by=instagram
この告知&CEOのコメントを観て貰えると分かる通り
まだ眠っている若手潜在クリエーター層
を狙っている気がします。
話は変わりますが、YouTubeには今や一般定義されつつある
といわれるクリエイターが積極的に、高品質のビデオを投稿していますね。
Instagramもそうしたクリエイターが活躍する場を用意したい、と思いを込めてIGTVをローンチしたそう。。
しかし現状IGTVには広告が無いので、今後動画投稿者の収益化のプランが用意されるのではないでしょうか。
6. 感想
うーん、使い勝手は良いものの、現状そこまでバズるのかは疑問ですね。
しかし
- 動画系のスポンサーを今後更に獲得
- 収益化のプランの追加
を加味すると、今後機能も格段に増えるだろうしバズる可能性は高いなあと感じました。
でも最長1時間!って、ずっと見ちゃいそう。。。
今後も機能追加されたら何か投稿したいです!
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