コロナ禍において売上減少や経営難が話題になっている昨今、原則返済不要(一部を除く)の補助金を活用した新規事業導入、DX推進は非常に有効な手段といえます。

本記事では、資金調達に有効な手段である“補助金”について、どんなメリットやデメリットがあるのか解説していきます。

また、弊社では補助金申請サポート~システム開発まで一括でご依頼できる個別相談も承っております。お気軽にお声がけいただけますと幸いです。

1, 補助金とは

補助金とは

補助金とは、申請者の中から審査を通過したものに対し原則返済不要のお金を交付してもらえる(一部を除く)制度のことをいいます。申請したら必ずしもお金を交付してもらえる訳ではない点注意が必要ですが、資金調達における有効な手段として補助金の利用や検討を進める企業が多くあります。

2021年4月現在、国や地方公共団体が公表している補助金の種類は複数あり、いずれもさまざまな分野で募集されています。近年では新型コロナウイルスの影響をうけ売上が減少してしまった企業や事業主を対象とした補助金も増え、注目を集めるようになりました。(Googleトレンドによると、2020年4月第1回緊急事態宣言発令後から検索数の上昇がみられています)

参照元:Googleトレンド(https://trends.google.co.jp/trends/?geo=JP)

2021年4月15日からは、中小・中堅企業者が新しい事業転換を行う際に利用でき最大1億円もの補助を受けることができる『事業再構築補助金』の公募が開始となり注目を集めています。

補助金を受給できる人は、規模でいうと中堅・中小企業、個人事業主、業種ではIT企業、情報通信業、卸売業、小売業、製造業、農業林業、宿泊業、飲食サービス業など、補助金の種類によって異なりますが多種多様な業種が対象となります。

新しい資金調達方法を見つけるためにも、様々な種類の補助金の中で自分が対象となる補助金はどれか?一度調べてみるのがおすすめです。
検索エンジンで調べる以外にも、専門家に聞く、セミナーに参加するなど調べる方法はたくさんあります。ぜひお試しください。

2, 補助金のメリットとは

補助金のメリット

では、事業者が実際に補助金を受給することで得られる“メリット”とは一体何なのでしょうか?

2-1, 原則返済不要のお金を支給してもらえる

補助金は受給に至るまでの準備や作業に労力を必要とし、合格した場合のみ交付となります。しかし、借入金のように利息がかかることがなく、原則返済不要のお金を受け取ることができます。(一部を除く)
金融機関からの融資は返済義務や利息を支払う必要がありますが補助金の場合は原則支払いが不要となっているケースが多いです。

例えば、システム開発を行いたいと思っている方で補助金を利用すれば、開発にかかる経費を大幅に下げることも可能です。

2-2, 投資に対するリスク軽減に繋がる

補助金は新規事業の投資に対する経済的負担を軽減することができます。もし進めていく中で投資効果がうまく出なかった場合でも、投資の一部は補助金で賄うことができているのでリスクを軽減する効果があるといえます。

2-3, 企業の信頼度が増す

補助金を受給できたという実績は、国や地方団体からその取り組みについて公的に認められたことに繋がります。このことは、世間からの信頼度増加を促すことができ金融機関や取引先、社内など内外問わず自社がしっかりとした会社であるとアピールできることになります。

3, 補助金のデメリット

補助金のデメリットとは

補助金を受け取ると多大なメリットを享受することができる一方、デメリットも存在します。補助金を利用したいと検討中の方はしっかり押さえておくのをおすすめします。

3-1, 申請には知識が必要である

補助金の公募申請を行うにあたり必ず必要になってくるのが補助金の知識です。
補助金は種類によって趣旨や、公募の対象、補助対象、審査基準、採択後の事業実施方法などが異なっているのに加え、種類も多く存在しています。様々ある補助金の中から自社にあった適切な補助金とは何か?見極める知識を保有する必要があります。

3-2, 申し込みできるタイミングが決まっている

補助金はいつでも申請ができる訳ではなく、申請できるタイミングが決まっているケースが多くあります。1年のうち複数回応募できるものもあれば、1回しか応募できない単発のものもあります。また、公募期間も短いものがあったりするため、狙った補助金に応募するためには申し込みできるタイミングを逃さないようアンテナを張っておく必要や、申し込むための準備を行っておく必要があります。

3-3, 事務作業の負担が大きい

補助金は申請時もそうですが、採択後も事務手続きが多く発生する場合があるため事務作業の負担が大きいと言われています。
知識不足などで作業が遅くなってしまった場合、通常業務にも影響をきたす恐れがあるため、事前に学習し事務処理を行うことが重要になってきます。

3-4, 必ず補助金を受給できる訳ではない

補助金は採択件数や金額が決まっているものが多いため、申請した全企業が補助金を受給できる訳ではありません。高い倍率の中から審査を通過した企業のみがもらえることができるので、通過を目指すためにも補助金の申請に関わる提出書類の内容をどのように詰めていくかが重要になってきます。

4, まとめ

お金

補助金は多大なメリットがある一方でデメリットも存在します。しかし、大抵のデメリットはしっかりと知識を深め理解することによって解決に繋げることは可能です。補助金を検討するならまずは、自分の知識を深める、もしくは補助金申請をサポートしてくれる企業へ相談してみるのもいいかもしれません。

5, 補助金申請サポート~開発まで一括で依頼できる企業のご紹介

補助金申請サポート~開発まで一括でご相談できます

弊社では、過去14 年3,000 社以上の中小零細企業専門に経費削減&補助金サービスを実施し補助金総額10億円を実現した経験のある、えんがわ社と連携し補助金申請サポート~アプリやシステム開発までを一括で対応することができます

▼補助金申請~交付までの一連の流れの例は以下の通りです。

補助金イラスト

①お客様より導入したい開発内容についてのご相談をいただきます。
※問い合わせよりご連絡ください
②(えんがわ社)がお客様のご相談内容から最適な補助金のご提案をさせていただきます。知識に不安があるという方も一度ご相談いただければと思います。
③②をうけて、お客様にて補助金申請時に必要な決裁書類などの書類をご用意いただきます。
④(えんがわ社)にて補助金申請書類の作成・提出までを行わせていただきます。
=補助金の申請が通過し事務局から交付通知をいただく=
➄(バイタリフィ)にてお客様の開発を実施致します。事前にヒアリング等させていただきお客様のご要望にあった開発を担当させていただきます。
⑥成果物を納品後、お客様から(バイタリフィ)へ開発費用のお支払いをお願い致します。※補助金は原則後払いの為
⑦(えんがわ社)が報告書作成・提出までの作業を行わせていただきます。
⑧お客様に通知書等が届き、補助金が交付されます。

こちら詳しくお話しを聞きたいなどあれば、個別相談会を随時実施しておりますのでお気軽にお声がけいただけますと幸いです。

問い合わせ

6, 補助金について学べる無料オンラインセミナー

▼【アプリ・システム開発に活用可能】ゼロから学べて今から使える、補助金徹底解説セミナー

※開催終了
※次回開催は未定です。
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