概要

外国人向けの日本語学習スマホアプリと学習管理のための管理者システムの開発

先方の課題ニーズ

特定技能制度で来日する当校の学生たちは、試験合格後から来日までの期間がおおよそ半年かかる。その期間で学習頻度が減ってしまったり、日本語力が低下してしまったりという点が課題だった。学生の中にはアルバイトをしている方や家庭の事情でまとまった学習時間が取れない方もいる。さらに、通信状況が良くないためにビデオ通話での授業に参加できない方もいる。そういう方が隙間時間かつオフラインでも利用できる学習方法を考えた結果、アプリを作ることで解決できないか、という話が上がり、アプリ開発を検討した。

バイタリフィを選んだ理由

提案が一番細かくかつシンプルでよかったというのが決め手だった。 最終的に4社に見積もりを依頼し、提案内容とコスト面が一番いいところに決める予定だった。その中でバイタリフィ社が最も説明がわかりやすく、アプリ開発に関する知見のない我々でも開発のイメージが湧いたから。

先方からのバイタリフィに対するコメント

クライアントと並走して開発をおこなっていただける点が印象的だった。すごく密にコミュニケーションを取れたため安心して任せられた。チャットベースのやりとりと週1回の定例を通じて互いのイメージや進め方に齟齬がないかを確認することができた。

ベトナムの方が多く在籍していることもあり、今回の外国人向けのアプリでも意見をもらえた。いろいろな国の視点をもって開発いただけるというところも強みだと思う。

アプリの品質についても非常に満足している。実際に海外で使用している学生たちからも「使いやすい」「アルバイトをしていても隙間時間で気軽にできる」「作ってくれてありがとうございます」というようなポジティブな声をもらえている。隙間時間で学生たちが学習を続けられるように、と作ったアプリだったため、そういった意味でも満足している。

また、デザインに対するいろいろな要望にも柔軟に応じていただいた。若い人向けに気に入ってもらえるようなポップさと、機械の操作に慣れていない人も簡単に使えるシンプルさをうまく組み合わせてデザイン、そして学校のキャラクターである「おゆちゃん」もポイントでかわいらしく取り入れられているため、親しみのあるデザインになっている。

今回のアプリをさらに展開する機会があれば、ぜひまたバイタリフィに力になってもらいたい。

インタビュー記事

https://vitalify.jp/app-lab/interview/onodera-user-run/