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2022.09.05

インタビュー[オフショア開発] インタビュー

動画配信から分析まで完結するSaaSツールの保守・新規開発~ 同じマインドで伴走、不安を払拭するオフショア開発とは~

本日は、動画や映像制作事業、動画クリエイター派遣事業、動画SaaSの開発販売事業など様々な動画事業を展開する「株式会社サムシングファン」の戸山様へインタビューをしてまいりました。

下記インタビューの模様をまとめましたので是非ご一読ください。

■サムシングファン社の事業内容と戸山様の会社での役割について教えてください。

サムシングファンの事業内容を一言で言うと「動画制作」の会社です。大きく分けると4つの事業を展開しています。

1つ目が、映像制作やビデオ撮影、動画広告、TVCM制作などを行う動画制作事業。

2つ目が、動画クリエイターの派遣を行う人材派遣や紹介事業。

3つ目が、ライバーマーケティングのマネジメントを行うライバーマーケティング事業。

4つ目が「DOOONUT(ドーナツ)」(以下「DOOONUT」という。)開発・販売事業です。

DOOONUTは、動画配信から分析まで完結可能な動画SaaSです。ヒートマップ機能や分析レポート機能、クリックアクセス分析やエンゲージメント分析、動画内にCTAボタンを設置できる機能など多数の機能を備えています。売り上げを大きく伸ばすための動画マーケティング支援ツールとして多くの方にご利用いただいています。

そして私自身は「DOOONUT」の責任者とプロダクトオーナーをしています。DOOONUTのマーケティングや営業活動を行ったり開発にジョインしたり、一気通貫でサービスのグロースに携わっています。

■ご依頼いただいた開発内容を教えてください。

DOOONUTの保守や新規開発を任せています。また、自社内にプロダクトマネージャーやシステムの知見を保有している人が不足していることもあり、自社内で足りない部分をサポートいただいています。

■バイタリフィに開発をご依頼いただく際、抱えていた課題は何でしょうか?

以前委託していた開発ベンダーの対応にネガティブ面が多かったことです。

バイタリフィさんへ依頼する前にDOOONUTの開発を委託していたベンダーがあったのですが、レスポンスが遅くコミュニケーションが取りづらかったり、DOOONUTの新規開発に対してネガティブな側面があったり…やりづらいと感じる部分が多くありました。

お客様からバグの問い合わせをいただいた場面では、少しでもレスポンスが遅くなるとお客様に不信感を与えることにつながります。だからこそ、すぐにバグを直せない場合でも「バグの原因をどのような日程で調査するのか?」決めてご連絡する必要があると思います。ですがその点もうまく対応していただけず、バグの明確な原因追及もできていない様子も見受けられ、この状況を課題に感じていました。

■バイタリフィをどこで知りましたか?

社長同士のつながりです。

弊社代表の藪本と川勝社長(バイタリフィ代表)の仲がよく、そのつながりをきっかけにバイタリフィさんの存在を知りました。

■当初、バイタリフィの雰囲気や対応に対してどんな印象をお持ちでしたか?

初回打ち合わせ時の印象は「営業マンが多くしっかりされているな」でした(笑)

私自身、複数名で営業を行う機会が少ないこともあり、バイタリフィさんの3名体制の営業を受け、そう感じたのを覚えています。加えて、みなさんがお話しされている様子から仲が良さそうだなとか、コミュニケーションがとりやすく柔軟に対応いただけそうだなという印象もありました。

また契約前の打ち合わせ時の印象は「信頼できそう」でした。

打ち合わせ内では、以前の開発ベンダーの対応で感じたネガティブ面を加藤さん(バイタリフィPMO)、多久和さん(バイタリフィPM)に相談させていただきました。開発ベンダーに対する自分自身の期待値が高いのか?相場がそうなのか?悩みのすり合わせをさせていただいたのですが、加藤さん多久和さんからは「うちは、何かあったらなんとかしますよ」と言ってもらえまして。この言葉が、「この会社なら信頼できそう」と感じるきっかけになりました。

■営業からの提案内容や品質などはいかがでしたか?

弊社から無理を言ったものの、受け入れつつ提案いただいたことや営業とのコミュニケーションも問題なくとれたことがよかったと感じています。また、ベンダー選定を急いでいた背景もあった中、すぐにジョインしてくれたのもありがたかったです。

■バイタリフィとの契約を決めた、決め手は何でしょうか?

元々社長同士のつながりがある点やバイタリフィさん自体の事業拡大、成長が見られる点もありますが‥「信頼度」が決め手だったと思います。

私自身ベンダーリプレイスをするうえで、ある程度のネガティブ要素を抱えながらベンダー選定をしていました。しかし、先程お話ししたように「うちは、何かあったらなんとかしますよ」という加藤さんと多久和さんの言葉がネガティブ部分を払拭し、信頼感を醸成してくれたように思います。

また、提案の段階で「こういう時はこういう人が対応して、普段はこういう人が対応します」という場面に応じた細かい体制を可視化してくれたことも、自分自身が焦っていた中で信頼できた点でした。

開発でコミュニケーションをとる方たちが「どういうマインドセットでいるのか?」も気にしていたのですが、疑心暗鬼な部分を営業メンバーや加藤さん、多久和さんに払拭していただけたように感じています。

■当初、ベトナムのオフショア開発についてどのようなイメージをお持ちでしたか?

以前の経験から、オフショア開発の「できるできない」がはっきりしていない点が怖く、正直しんどいと思っていました。

私たちのような現場サイドは、バグなどが発生した際にお客様へ説明してご納得いただくことが大切だと思っています。しかし、最初できると言っていたものが後出しでできなくなるなど、言っている内容がコロコロ変わると信頼喪失につながり事業の伸びも悪くなります。オフショア開発だと、このように後だしで変わる現象が多くなるのかなと…。

また人によっては、オフショア開発はよくないという話しをしている人もおり、オフショア開発の国問わず、オフショア開発に対する不安というものがあった気がします。なので、正直、オフショア開発に対するイメージは良いものではありませんでした。

■他国でのオフショア開発も経験したうえでベトナムでのオフショア開発の満足度はいかがでしょうか?

満足しています。また、今はオフショア開発も国内開発も変わらないと思っています。

オフショア開発で懸念に感じていた「ブリッジになる人のコミュニケーションがとれているか?」「レスポンスがちゃんとしているか?」という点が、バイタリフィさんでは懸念に感じないことが理由かもしれません。

信頼性やレスポンスの早さだけでなく、自社の予算感とあっていたことも良かったと思っています。

■バイタリフィで開発中の対応やプロジェクトの進め方はいかがでしょうか?

開発コミュニケーションはストレスを感じることがないと思います。

テキストコミュニケーションになると壁を感じる部分もありますが、そういった時はその場でミーティングを開催することもできるので、柔軟にご対応いただけていると感じています。また、進め方に関しては、現場サイド、営業サイドの目線でご意見いただけるので、そのあたりはとてもありがたいと思っています。

■開発の品質はいかがでしょうか?

問題ないと思います。

調査の内容もしっかり原因追及してもらえるのでとてもありがたいです。コミュニケーション面でもレスポンスが早く、快適に感じています。

■バイタリフィに開発を委託する前と後で、コストやビジネス面に何か効果はありましたか?

コスト面に関しては対応いただく範囲が広くなっている分、正直高くなっていますがチケットをさばける数が圧倒的に変わりました

以前の開発ベンダーでは、チケットをさばける数が1週間に1つのスパンでした。一方、バイタリフィさんでは、内容次第でばらつきはあるものの1週間に4~5つほどさばいてもらっています。

以前の経験を踏まえ、チケット1つに対し1週間はかかるものと思い込んでしまっていたこともあり、すぐに作業いただける点をとてもありがたく感じています。

バグチケット消化のレスポンスが早いことや、全体的にスピード感をもって対応いただけているおかげで、自社現場サイドのリソースが空いてきたのも感じていますね。

■貴社から見たバイタリフィの強みはなんだと思いますか?

レスポンスの早さマインドセットの良さだと思います。

開発ベンダーに携わった経験が2社しかない中での見解ですが…バイタリフィさんはレスポンスがとても早いという印象があります。また私の中では、開発サイドのマインドセットがすごくいいと思っています。

「ここまでやりきろうぜ!」というマインドセットや温度感は開発ベンダーや委託先によって違うと思いますが、この温度感のギャップがバイタリフィさんには全くなかったです。いい意味で一緒の温度感で伴走してくれているのを感じています。

正直、発注側からすると、スキル面はどうにかなったとしても開発ベンダーや委託先のマインドセットをコントロールするのは難しいと感じる部分があります。だからこそ、同じマインドセットでいてくれるのはバイタリフィさんの強みなんじゃないかなと思います。

開発中によくやりとりをする、多久和さん、Miaさん(バイタリフィBPM)との相性がいいというのもあるかもですが(笑)

■今後弊社にどのようなことを期待されますか?

DOOONUT自体の拡大も見越しており、開発人数も増えていくと思っています。そのため、追加の提案やバイタリフィさんからのビジネスサイドに関するアドバイスを期待しています!例えば、どうすれば売上は上がるのか?など…期待値は高いかもしれませんが、寄り添っていただける術や方針があると嬉しいです。

■今後の貴社のサービス展開について教えてください。

DOOONUTの新機能として、決済販売機能や動画を購入・レンタルできるシステムが追加される予定です。これによって、オンラインサロンやオンライン塾のような場所でも使っていただけるようになります。

またDOOONUTは、メディアユーザーとして登録いただくだけで「メールアドレス、名前、日時や地域、動画をどこからどこまで視聴したか?」など、動画視聴者11人の情報を可視化できます。そして弊社でも行っていますが、動画教育のメディアサイトに品質管理や契約書のような教育関連の動画を入れることで「どんな人がどのくらい動画を視聴したのか?」確認できるようになります。

例えば、研修などの場面で新人社員へ動画の視聴を促す場合には「新人社員が動画をどこまで視聴したか?」可視化することも可能です。また、ここをスキップした、ここを2~3回繰り返し見たなど、ヒートマップ機能を用いた細かな分析も行えます。これにより動画の分析結果や動画の視聴有無を踏まえたマネジメントへ活かせるようになります。

現状では、動画教育としてDOOONUTをご利用いただく機会が多くあります。そのため、今後もより多くの人事や社内広報の方に動画教育観点でご利用いただけると嬉しいです。

参考:動画やるなら、動画マーケティング戦略・支援ツールの「DOOONUT(ドーナツ)」

■まとめ

インタビューのお時間をいただき誠にありがとうございました!今後も同じ志を持ち続け、貴社サービスのグロースに尽力していきます!引き続きよろしくお願い致します。

バイタリフィでは、新規アプリの開発やシステム開発はもちろん、今回ご依頼いただいたようなオフショア開発を新たな開発拠点としてご利用いただくケースが増えてきています。エンタープライズ系、エンタメ系、IoTなど多種多様なジャンルを得意としておりますのでご興味ある方はぜひお気軽にご相談いただけますと幸いです!

問い合わせ

■DX時代に適応した開発ならバイタリフィへ

DXパートナー

バイタリフィは、「ベトナムラボ型オフショア開発サービス」を「DXパートナーサービス」へ事業展開し、AIやIot、AR・VR・カジュアルゲームのUnity案件などの最先端技術にも対応できるようになりました。

主に3種類の開発サービスを通して、ITによるお客様ビジネス促進のサポートに携わります。

1. DXを促す伴走型オフショア開発
お客様専属の開発チームを構築し、ビジネス・DX並びにプロダクト開発を成功に導くためのパートナーとして開発業務にあたります。WEBサービス・業務システム開発やシステム保守・運用、iOS・Android・PC用アプリ開発など、幅広いニーズに対応します。※要望に応じて、伴走型(ラボ型)だけでなく請負型での開発も可能です。

2. モバイルとAIを組み合わせたサービス開発
課題解決や新たな価値創造に繋げるべく、AI(人工知能)の開発や導入を支援します。

3. Unityを用いたゲーム・AR・VRほか各種コンテンツ開発
モバイルの利用率が高まっている時代の流れに沿って、世界で最も使用されているゲーム開発プラットフォーム「Unity」の専門チームを構築し、カジュアルゲーム・AR・VRほか各種コンテンツ開発が可能です。

料金など詳しくは以下からお気軽にお問い合わせください。

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