感情認識

2020.05.28

AIサービス

AI で画像から感情認識できるソフトウェア開発キット 『MAL Face Emotion』を徹底調査

「MAL FaceEmotion」は新たにリューアル致しました。
詳細はこちらから▶ https://faceemotion.vitalify.asia/

現在、バイタリフィ・バイタリフィアジアでは、AIを活用した画像認識技術の研究に力を入れております。

その一環として、AI で画像から感情認識できるソフトウェア開発キット(SDK)『MAL FaceEmotion』を開発いたしました。
【祝】以前の記事で紹介させていただいた『FaceEmotion』がついにSDK形式で提供を開始しました!

1. MAL FaceEmotionの概要

1FaceEmotion

1-1. 特徴

画像を入力すると画像内の表情を認識し、表情ごとの感情を数値化して出力できる AI モデルです。
認識できる感情は 5 種類(真顔、喜び、悲しみ、怒り、驚き)で、それぞれ 0 ~100 で数値化し、リアルタイムに判別します。
AI モデルは、Android・iOS のデバイス上で外部通信せずにスタンドアローン型で高速に動作します。

1-2. 提供形態

お客様のサービスやアプリに組み込み可能なソフトウェア開発キット(SDK)として提供します。
組み込むための開発やカスタマイズ対応、無料で試してみたいといった相談も受け付けています。
URLはこちらから↓↓↓
http://mal.vitalify.asia/product/face-emotion.html

1-3. 確認用デモアプリ

MAL Face Emotion の感情認識精度などを確認できるデモアプリ『Face Emotion』を iOS / android 版ともに公開しております。

iOS版はこちらから↓↓↓
https://apps.apple.com/us/app/face-emotion/id1494836321

android版はこちらから↓↓↓
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.vfa.faceemotion

1-4. 料金について

利用回数に応じた従量制ではなく月額固定料金制でかつ比較的安価に提供しております。
詳細は、以下のページからお問い合わせください。

問い合わせ

2. バージョンアップした確認用デモアプリ『FaceEmotion』を体験してみた

AI感情認識

2-1. リアルタイム機能

撮影時にリアルタイムに感情認識できる機能が追加されました。
シャッターボタンを押さずとも、画面越しに写った表情に対して、感情認識ができる画期的な機能です。

2-2. 複数の顔を認識

以前のデモアプリでは、1人しか認識できなかったが、複数人の顔の認識が可能になりました。
AI感情認識
AIが顔の領域を自動認識して、顔だと判別されるところが四角で囲まれます。
計測したい顔を選択すると、下の部分に結果が表示されます。
AI感情認識
各々の顔が様々な色の四角によって囲まれているので、視覚的にも分かりやすいUIになっています。1 回あたり最大10人まで認識可能です。

2-3. シェア機能

簡単に他のアプリでシェアできる機能が追加されました。
AI感情認識
感情認識の結果の部分にシェアボタンがあります。
こちらを選択すると、以下の画面に遷移します。(iPhone10の場合)
AI感情認識
シェアしたいアプリを選ぶことが可能です。

Twitter

今回は、試しにTwitterを選択してみます。
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そのまま、ツイートボタンを押せば、すぐにツイートが可能です。
ちなみに、テンプレートの文章は以下の文章になっておりました。

表情を判別したところ普通 0%、嬉しい 83%、悲しい 2%、怒り 7%、驚き 8%で、「嬉しい」が一番強い結果でした。皆さんはどう思いますか?Face Emotionアプリで写真の感情判別をしてみよう。

もちろん、投稿の文章の編集することも可能です!

Instagram

AI感情認識
シェアしたいアプリを選ぶときに注意書き(画像の赤矢印の部分)が記載されていたので、Instagramでも投稿を行ってみました。
まずは、Instagramのアイコンを選択します。
AI感情認識
Instagramでは、テンプレートの文章が記載されていません。
AI感情認識
そのため、注意書きに記載の通り、ペーストを実行。
AI感情認識
文章が反映されました。OKボタンを押せば、すぐに投稿ができます。

3. まとめ

AI感情認識
『MAL Face Emotion』は、サイネージ広告での視聴反応測定や店舗でのお客様満足度調査、オフィス内での雰囲気の可視化、イベントや展示場などでの反応測定等のサービス構築に利用が可能でしょう。

4. MAL Face Emotionに興味を持ったらバイタリフィへ

当社では、SDK の提供に加えてソフトウェアへの組み込み開発や、カスタマイズ対応も行っております。AI開発ならば、画像認識/判別にも強いバイタリフィにお任せください!

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4-1. お役立ち資料「顔感情認識AIの活用事例とは?」

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顔感情認識AIの活用事例をまとめたお役立ち資料を無料配布しています!下記ページよりダウンロード可能です。

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