2020.02.19

ベトナム情報

ベトナムはクラフトビールの聖地!?ホーチミンでクラフトビールを楽しもう

ベトナムで楽しめる飲み物といえば、コーヒーが有名ですが、ベトナムはコーヒーだけでなくクラフトビールが多く作られている「クラフトビールの聖地」ということを知っていましたか?

一年中暑いベトナムでは、ビールがよく飲まれていることもあり、お酒といえばビールという具合でベトナムの生活にはビールが浸透しています。
2018年度の世界ビール消費量では、日本が世界7位、ベトナムが9位に入っています。
参考:https://www.viet-jo.com/news/statistics/191224204533.html

もちろんベトナムローカルの飲み屋さんで飲む、氷を入れた安いビールも美味しいのですが、せっかくベトナムに来たからには是非味わってほしいクラフトビール!
今回はオススメのホーチミンのクラフトビールバーをご紹介します。

【基礎知識】ベトナムビールといえば?

クラフトビールについて紹介する前に、ベトナムでよく飲まれているビールについて少し紹介しておきます。

ベトナムではビールが非常に安く、ローカルの飲み屋さんに行くと氷の入ったグラスと共にビールが提供されます。
ベトナムでシェア70%をしめるのが「333(バーバーバー)」で、フランスの醸造技術を導入して造られているそうです。アルコールは5%前後で、飲み口が非常に軽く、苦味もほとんどない爽やかなビールです。

日本のビールに慣れている日本人にとっては、「水…?」と思うほど軽い…別の言い方をすれば、薄く感じるかもしれません。
ベトナムのクラフトビール

ベトナムで広く飲まれているビールのほとんどは氷を入れることもありジュースのように軽く飲めてしまうものが多いです。
そのためか、ベトナム人と飲み会に行くと、ビールの瓶が入ったケースをドンと席の横に置かれて、そこからどんどんビールを空けていくスタイルになります。気づいたら1ケース空いていることも珍しくないほどです。

ベトナムでクラフトビールを醸造しているのはほとんど在住外国人なので、ビールの風味や味もそちらの好みに合わせたものも多いです。

しかし、そんなクラフトビールの中にも、ベトナムならではの材料を使ったビールもとても多く、独特な風味を楽しめます。
お値段はローカルビールの何倍もしますが、それでも500円前後で飲めるものが多いのでビール好きな人にはたまらない…!
ベトナムでしか飲めないクラフトビールを求めて何軒もはしごする日本人もいるほど。

これから紹介するクラフトビールはどれもとってもオススメなので、ぜひチェックしてみてくださいね。

おすすめのクラフトビールバー1. PASTEUR STREET BREWING CO

ホーチミンのクラフトビール
PASTEUR STREET BREWING COのURL: https://pasteurstreet.com/
パスター通りにあるこちらのお店は、ホーチミンでのクラフトビールブームの先駆け的なお店です。
2015年からホーチミンでクラフトビールを提供しています。欧米系の人々のみならずベトナム人たちもよく訪れる人気のバーで、ベトナム人と飲む時も、ホーチミン在住外国人と飲む時も、よく名前が挙がるお店です。

アメリカのクラフトビール製造方法と、ベトナムの材料を組み合わせて作ったクラフトビールが楽しめます。

Jasmine IPA、Passion Fruit Wheat Aleなど、ベトナムをテーマにしたクラフトビールが多く楽しめるのが特徴です。
お値段も400円〜500円前後で楽しめるのでとてもお手頃ですね!

こちらのビールは、コンビニなどでも買えるので、もしお店に行く時間がないときはお近くのコンビニで探してみてくださいね。

おすすめのクラフトビールバー2. Heart of Darkness Craft Brewery

ホーチミンのクラフトビール
Heart of Darkness Craft BreweryのURL: http://heartofdarknessbrewery.com/en/
Heart of Darkness Craft Breweryもベトナムの人々に愛されているクラフトビールバー。
ニューヨークでアメリカのクラフトビールに魅了されたCEOが、2016年にホーチミンでこのブランドを作りました。
ブリュワリーはホーチミンから20km離れたところにありますが、近年ではカンボジアや台湾などにも進出しているとのこと。
まさにベトナム発のグローバルなクラフトビールになりつつあります。

「Heart of Darkness」という名前はイギリスの小説「地獄の黙示録」からつけられており、ビールもその小説のキャラクターやシーンにまつわるものになっています。小説を読んでからの方が楽しめるかも!?

フルーティなものから、チョコレートを使用した少し変わったビールまで楽しめるのが嬉しいです。

おすすめのクラフトビールバー3. BiaCraft

ホーチミンのクラフトビール
BiaCraftのURL: https://biacraft.com/
ホーチミンの街を歩いているとよく見かける看板がこちらのBiaCraft。
あらゆるブリュワリーのビールを取り揃えており、ベトナムのクラフトビール入門にちょうど良いお店になっています。

どの店舗に行ってもスタッフの方のほとんどが英語を話せますし、テイスティング用のビールボードもあるので、ここで好みのフレーバーやブリュワリーを見つけてからクラフトビール巡りをするのも良いでしょう。

個人的には、ご飯がとても美味しいところが気に入っています。
牡蠣好きにはたまらない「GRILLED CHEESE OYSTER(チーズ焼き牡蠣)」、ジューシーなお肉が楽しめる「AMERICAN BUFFALO WINGS(鶏の手羽)」がオススメ!
美味しいご飯と美味しいビールがマッチしていて最高の時間を過ごせます。

おすすめのクラフトビールバー4. Tê Tê TapHouse

ホーチミンのクラフトビール
Tê Tê TapHouseのURL: http://www.tetebeer.com/
Tê Têもベトナムのクラフトビールで、味わい深いベルギースタイルのホワイトエールが楽しめます。
口当たりが良く飲みやすいのが特徴で、こちらもコンビニで瓶で売っているのでお土産に持って買えることもできます。

IPAなどの苦味の強いビールよりは軽い飲み口で、私がもっともベトナムで好きなビールもTê Têです。
暑い気候の中で飲むのに最適な、軽く、かつ喉ごしの良いビールとして気に入っています。

こちらのTê Tê TapHouseは毎晩欧米人が集まって飲んでいる印象で、3階建てのお店ですがいつも外で立ち飲みする人が出るくらい人気のお店です。

ここは食事のメニューも充実しており、唐揚げやそばサラダなど、日本食メニューがあるのが特徴!また、注文したビールに合わせたタパスが提供されるのもとても嬉しいです。

おすすめのクラフトビールバー5. East West

ホーチミンのクラフトビール
East WestのTripAdvisor URL:https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g293925-d12096239-Reviews-East_West_Brewing_Co-Ho_Chi_Minh_City.html

East Westは、初めてホーチミン市内でビール造りをしたブリュワリー
10年以上の経験を持つオーナーが、水の質まできっちりこだわってビール造りを主導しており、お店はいつも人で溢れています。
ホーチミンのクラフトビール
お店の内装も凝っていて、なんとお店の中にビールの醸造タンクが。どうやって作っているのかなどをビールを飲みながら読むことができて勉強になります。

こちらもテイスティング用のメニューがあるので、一つ一つ味わって自分好みのビールを探せます。フルーティなビールが多く、店員さんも丁寧に説明してくれるのできっとベストなビールに出会えるはず!

食事メニューも、ビールに合わせてお肉、海鮮など幅広く楽しめるのが特徴です。

おすすめのクラフトビールバー6. Platinum

ホーチミンのクラフトビール
PlatinumのURL: https://platinumbia.vn/

サイゴン初のクラフトビールは、こちらのPlatinum(プラティナム)だそうです。
2014年に初めて発売されたPlatinumビールを造っているのは、日本のキリンでも経験を積んだ生粋のビール職人です。

ベトナム在住日本人の間ではあまり名前が上がらないのですが、苦味が少なく飲みやすいのが特徴で、よくベトナム人が注文している印象があります。
最初のクラフトビールということで、「飲みやすくてベトナム料理に合う」ビールとして造られた通り、観光客向けのベトナム料理屋でもよく見ます。

クラフトビールというと肉料理と合わせることが多いですが、香辛料が多く使われているベトナム料理に合わせるには軽めのビールが良いのかもしれません。
こちらのビールは、ベトナムでよく飲まれるサイゴンビールや333よりは苦味が効いていますが、IPAなどよりは軽く飲みやすいです。

ベトナムのクラフトビールのまとめ

知れば知るほど魅了されてしまうベトナムのクラフトビール。
ベトナムの暑い気候の中で飲むビールはいつも最高で、ついつい飲み過ぎてしまいますね。
あなたもぜひ自分だけのお気に入りベトナムクラフトビールを探してみてくださいね。

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