日本での大きな休暇といえばお正月やお盆。日本は祝日日数が多く、連休も珍しくありません。

一方ベトナムでは祝日が少なく、連休も数えるほどしかないため、一回一回の祝日を多くの人が心待ちにしています。その中でも最も長いベトナム唯一の大型連休が「テトホリデー」です。

今回は、テトホリデーとはなんなのか、どのようなことをして過ごすのかを解説していきます。

1. テトホリデーとは?

テトホリデーとは

テトホリデーとは、ベトナムの旧正月の休みのことを指します。

ベトナムは旧暦のお正月を祝う文化があり、日本や欧米が祝う1月1日よりも旧正月の方がメインとなります。中国、韓国などのアジアの国々ではまだ旧暦のお正月を祝う文化があり、Luna New Year やChinese New Yearと言われることもあります。

ベトナムでも1月1日は休みにはなりますが、基本的には元日だけ休みで、2日からは通常出勤です。またクリスマスも近年祝うようになっているものの休みではなく、年末も12月31日まで通常通り勤務するのが一般的です。

ベトナムの祝日数は1年間で約10日ほど。そのうちの6日間ほどは旧正月の連休ですので、3連休になったりというのは年に2度くらいしかありません。対して日本の祝日数は世界でも3位に入る16日ほど。6月を除き1ヶ月に1度は3連休がある日本は、世界的にも祝日が多い国ようです。

そのような状況のベトナムで唯一の連休となるテトホリデーは、国民全員が浮き足出つ期間と言っても過言ではありません。

2. 2021年のテトホリデーはいつ?

テトホリデーとは

テトホリデーは毎年期間が変わります。2021年の旧正月は2月10日から16日まで7連休となっており、これは毎年政府で審議されて決定されます。

2020年のテトホリデーは1月25日から29日までの7連休、2022年は2月1日付近から7~9連休となると予想されます。

旧正月休み自体は5日間とされており、5日間のうち土日にかかる場合はそれが振替休日とされます。そのため、始まりの曜日によって振替休日分により次の土日と繋がって長い休みになる可能性があるのです。

3. テトホリデーには何をするの?

テトホリデーとは

テトホリデーはベトナム唯一の大型連休なので、多くのベトナム人は帰省しお正月を祝います。在外ベトナム人も多くこの日時期にベトナムに帰国するようです。

一部の人は海外へ旅行に行ったり、国内旅行をに行ったりと羽を伸ばす時期です。

日本のお正月と同じように家族と年越しをし、しばらく会っていなかった地元の友達に会ったり、親戚と集まったりと各ゆっくりするのが一般的ですが、テトホリデーでよく見られる文化や実際に食べるものなどを詳しく見てみましょう。

3-1. 帰省して家族とご飯

テトホリデーとは

帰省したときには家族や親戚と集まって御馳走を食べます。旧正月期間に食べられる特徴的な食べ物が「バインチュン」。

餅米に、緑豆と豚肉がサンドしてある伝統的な餅料理で、いわゆるちまきとも呼ばれます。バナナの葉やラドンと呼ばれる葉っぱに包まれています。正月期間には親戚や知り合いの家を訪ねますが、訪れる先々でこのバインチュンを食べるので、テトホリデーが終わる頃には「もうしばらく食べたくない…」という状態に。

また、鶏を丸々1匹茹でたものや、ベトナム製のハムもよく食されます。

ベトナム人がよく言うテトホリデーの過ごし方は、みんなでご飯を食べて、昼寝をして、カードゲームをする…と言う至ってシンプルな過ごし方です。普段なかなか長い休みがないので思う存分だらだらして疲れを癒しているのでしょう。日本で言う「寝正月」を過ごす人も多いようです。

3-2. テトボーナス

テトホリデーとは

一般的にベトナムの会社では、テトの前にボーナスが出ます。基本的には月給1ヶ月分ですが、業績に応じて変わります。テトは家族が集まり新年を祝う機会なので、このときに生活物資を買い換える人も多い上、帰省時のお土産として親族へプレゼントを買って帰る人も多いため、この時期のテトボーナスはほぼ必須と言っても良いでしょう。

帰省時期になるとこのテトボーナスでたくさんの買い物をして大荷物を抱えて飛行機やバスに乗る人が多くみられます。

3-3. テトギフト

会社や取引先から送られるものとしてテトギフトという文化もあります。

日本でいうお歳暮で、お世話になった取引先や上司から部下へお菓子や食品、調味料などの詰め合わせをプレゼントします。

同じような慣習で中秋月に月餅を送るものもありますが、テトギフトはバラエティが豊富かつ大ボリュームなプレゼントが送られることが多く、ベトナム人が楽しみにしているものの1つです。

3-4. お年玉

テトホリデーとは

ベトナムにもお年玉の文化があります。基本的には目上の人が目下の人にあげるもので、日本のポチ袋のような封筒も販売されます。

部下に渡す場合は10万ドン(500円以上)、多くの日系の会社で働いている人は20万ドン〜50万ドン近く配る人が多いのではないでしょうか。

3-5. 街の飾り付けも派手に

テトホリデーとは

テト前後には街も派手に飾り付けがなされ、華やかな雰囲気が溢れます。

各地でフラワーマーケットが開かれ、花を買い求める人が訪れる他、その花を使って飾り付けられたお店やモニュメントの前で、アオザイを着て撮影会をする人で街が賑わいます。

ベトナムも日本と同じく干支があり、その干支に合わせた飾り付けが行われるのが特徴です。ただ、ベトナムの干支は牛は水牛になったり、猫年があったりと日本とは若干違う部分もあります。

3-6. テトの前には台所の神様の日も

テトホリデーとは

テトの1週間前には、「かまど(台所)の神様の日」があります。家庭内のことをよく知る台所の神様に1年間の出来事を報告する日ですが、この台所の神様は鯉に乗って昇って行くと言われているのでこの日は神様が乗るための恋を放したり、紙で作った鯉を燃やしたり、冥器(紙や竹で作られた本物そっくりのお金)を燃やしたりといったことが行われます。

日本でもお盆にご先祖様が乗るための馬を野菜で作ったりしますが、同じように神様が乗るための鯉を紙で作るのがベトナムです。

この時期には道で冥器を燃やす風景がよくみられますが、毎年これが原因で火事も起こっているので、万が一ベトナムで行う際には火の回りに気をつけましょう。

4. テトホリデーまとめ

ベトナム唯一の連休であるテトホリデーは、町全体が浮き足出つ季節です。多くの人が帰省するためお店が閉まり日本からの旅行には適しませんが、雰囲気を楽しみに来るのもいいかもしれません。

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