こんにちは。バイタリフィでWEBマーケを担当している藤木と申します。
本日は、オンライン英会話サービス「ネイティブキャンプ」を提供する株式会社ネイティブキャンプの小林様へインタビューをしてまいりました。
下記インタビューの模様をまとめましたので是非ご一読ください。
目次
- ■最初にネイティブキャンプ様の事業内容について教えてください。
- ■小林様の会社での役割について教えてください。
- ■今回ご依頼いただいた開発内容を教えてください。
- ■ バイタリフィに開発をご依頼いただく際に抱えていた課題はなんでしょうか。
- ■バイタリフィのことは何で知りましたか?
- ■なぜ数ある開発会社の中からバイタリフィと契約することを決めていただけたのでしょうか?
- ■ベトナムでのオフショア開発についてどのようなイメージをお持ちでしたか?
- ■ バイタリフィで開発中の対応やプロジェクトの進め方はいかがでしたか?
- ■開発させていただいているアプリおよびWebシステムの品質はいかがでしょうか?
- ■バイタリフィに開発を委託する前と後で、コスト面やビジネス面等で何か効果はありましたか?
- ■貴社から見たバイタリフィの強みはなんだと思いますか?
- ■今後弊社にどのようなことを期待されますか?
- ■今後の貴社のサービス展開について教えてください。
- ■まとめ
- ■ DX時代に適応した開発ならバイタリフィへ
■最初にネイティブキャンプ様の事業内容について教えてください。
我々ネイティブキャンプはオンライン英会話サービス「ネイティブキャンプ」を提供しています。受講者は日本人をはじめとした世界各国の英語学習者です。
ネイティブキャンプの特長は主に3つあります。
1つ目はレッスン回数無制限でオンライン英会話のレッスンを提供している点です。1日に何度でも繰り返しレッスンを受けることが可能です。
2つ目は24時間365日、いつでもレッスンが可能な点です。受講したいと思い立った時にボタン一つでレッスンを受けることができます。
3つ目は世界120カ国を超える国際色豊かな英会話講師が在籍している点です。アメリカ人講師、イギリス人講師、フィリピン人講師から日本人講師まで世界各国の講師とのレッスンが可能です。
現在ネイティブキャンプ利用者数は世界累計100万人を超え、オンライン英会話アプリのダウンロード数としては日本でNo.1を実現しています。
■小林様の会社での役割について教えてください。
私はネイティブキャンプにて広報を担当しており、プレスリリースの発信やメディアの取材対応、公式SNSの管理、キャンペーンの企画・実行、番組撮影対応などをおこなっています。
メディアや一般の方に対して、サービスをいかに魅力的に伝えるかを考えて業務を進めています。テレビ番組やネット配信番組のコーナー撮影の業務では、芸人さんやアイドル、スポーツ選手などの有名人と関わらせていただく機会が多くあります。広報の業務は難しい部分もありますが、様々な場所を訪れ、多くの経験ができるやりがいのあるお仕事です。
■今回ご依頼いただいた開発内容を教えてください。
これまでに規模の小さなものも含めると100件近くの開発を依頼していますが、代表的な開発として3つ挙げさせていただきます。
1つ目は音声自動翻訳機能です。受講者が日本語で発話した内容をシステムが自動で英語へ翻訳するという機能です。英語が苦手な方や初心者の方の中には、英語学習の初期の段階で躓いてしまい学習を継続できないという方も少なからずいらっしゃいます。この機能は、“英会話レッスン中に言いたいことがうまく伝わらない”という時のお助けツールとして必要な時にボタンを押すだけで使える機能です。
受講者の中には台湾人、韓国人の方もいらっしゃるのでそれぞれ母国語で発話した内容が英語に翻訳されるよう機能開発をしてもらいました。
2つ目はOKPanda毎日英語アプリとの機能連携です。もともと別で運営していた英語学習アプリ「OKPanda毎日英語アプリ」をネイティブキャンプのお客様であれば課金せずに利用できるように機能連携をしてもらいました。別アプリでありながら、ソーシャルログインのような形でネイティブキャンプのお客様はOKPanda毎日英語アプリを使用することができます。
3つ目は台湾人のお客様向けのお問い合わせチャットボットの導入です。すでに日本人のお客様向けにチャットボットを導入していますが、今回新たに台湾人のお客様向けにも使っていただけるようにしました。チャットボット自体は他社のパッケージのサービスを利用し、WEBとアプリ両方への導入を依頼しました。
■ バイタリフィに開発をご依頼いただく際に抱えていた課題はなんでしょうか。
開発のスピードを更に上げていきたい、ということが開発を依頼した主な理由です。
ネイティブキャンプではお客様の声を非常に重要視しています。お問い合わせやSNS上でのご意見、またネイティブキャンプ広場というネイティブキャンプのプラットフォーム内にある掲示板に寄せられる声から、お客様が困っていることや具体的な改善要望などを日々把握するようにしています。そこでいただいた意見をできるだけ早くサービスに反映したいと思う一方、サービス改善には当然システム開発が伴うこともあり、既存のリソースだけでは求めているスピード感に追いつかなくなってきていました。
開発拠点としてグループ会社であるFDCをフィリピンのセブに持っていますが、さらにスピード感を持って開発を推進していくため、つまりはお客様の声をより短期間でサービスに反映させていくために外部への開発委託を決めました。
■バイタリフィのことは何で知りましたか?
外部の委託を決めてからまずはWeb検索で情報を収集しました。バイタリフィ社含め3社に見積もりを依頼しました。
■なぜ数ある開発会社の中からバイタリフィと契約することを決めていただけたのでしょうか?
見積もりを依頼した3社の中で総合的に見てネイティブキャンプの求める条件に一番合っていたことがバイタリフィ社を選んだ理由です。ご提案の段階からレスポンスが早く、コスト面はもちろんですが、こちらの事情を汲み取りつつ臨機応変な提案をしてくれました。弊社としては単純に開発を委託するというよりは、サービスを理解していただいた上で一緒に作り上げていくという関係が理想だったため、バイタリフィ社のクライアントに対して歩み寄る姿勢が好印象でした。
また、弊社のグループ会社が過去にオフショアサービスを複数社利用したことがあり、どこがよかったかヒアリングしたところ「バイタリフィ社が最もよかった」という声があったことも決め手の一つでした。
■ベトナムでのオフショア開発についてどのようなイメージをお持ちでしたか?
もともとフィリピンのセブに開発拠点を持っているため、フィリピンと同程度の賃金体系であるベトナムを新たなオフショア拠点として探していました。オフショアといえばフィリピンかベトナムの印象があったため、情報収集する際も「ベトナム オフショア」で探していました。
既に持っているフィリピンの開発拠点と新たな開発拠点であるベトナムのそれぞれで、いい意味で競争意識を持ち切磋琢磨して開発を進められるのではないか、ということも狙いの一つでした。
■ バイタリフィで開発中の対応やプロジェクトの進め方はいかがでしたか?
概ね満足しています。
特に心強かったことは日本人PMの方とコミュニケーションが取れることです。加えてバイタリフィ社ではベトナム人PMの方も日本語ができるため、現在進行形で円滑にプロジェクトを進めることができていると思っています。
普段フィリピンの開発拠点のPMとは英語でやりとりをしていますが、やはり私たちの母国語である日本語が最も細かいニュアンスまで伝えやすいため、気づいた点をすぐに相談できることは大きな安心材料でした。
■開発させていただいているアプリおよびWebシステムの品質はいかがでしょうか?
グループ内での開発と同等の品質で納品いただいており満足しています。
また、毎月開発の目標を設定していますが、問題なく達成していただいており、バイタリフィ社起因での重大な不具合も発生していません。貴社内に開発の品質管理部門があるため、安心して開発を任せることができています。
■バイタリフィに開発を委託する前と後で、コスト面やビジネス面等で何か効果はありましたか?
ひと月当たりにリリースできる機能が増えたことが一番大きな成果です。当初の目的でもありましたが、やりたいけどできていなかった、消化できていなかった案件をスピーディーに対応できるようになりました。
バイタリフィ社に開発をお願いしたことにより、より早くサービス改善を行えているため、長い目で見れば将来の売上を少しずつ早く立てられているのではないかなと思います。
アプリの総合評価としてユーザーからポジティブなコメントをいただくこともできています。
■貴社から見たバイタリフィの強みはなんだと思いますか?
一気通貫した対応と技術面での対応領域の広さだと思います。
開発を依頼してから最後のテスト、納品の部分までしっかりやってもらえることは基本的ではありますが、徹底されているなという印象を持っています。
また、グループ内での開発会社では対応が難しい技術に対しても、”対応可能”と回答いただけたものがいくつかありました。単純に開発拠点を広げるだけでなく開発できる機能の幅も広がれば一石二鳥なので、弊社としても心強いなと思っています。
本番での実装にはまだ至っていないですが、AR/VR技術の活用など試験段階で実際にいくつか実現できたものがあったので、今後そういった部分でもバイタリフィさんを頼りにしていきたいなと思っています。
■今後弊社にどのようなことを期待されますか?
すでに1年以上開発を依頼させていただいていますが、お客様から寄せられる声を基にしたサービスの改善はまだまだ続いていくと思います。私たちとしてももっと開発効率を上げていきたいと思っているため、品質は維持しつつ、ひと月あたりにリリースできる機能の数を増やしていきたいですね。技術的な相談部分も含め、今後も一緒にサービスを作り上げていただけることを期待しています。
■今後の貴社のサービス展開について教えてください。
ネイティブキャンプは、テクノロジーの力で、英語学習者がより楽しく、便利に、効果的に英語学習をできるようになることを目指しています。例えば、キャラクター講師。キッズがより楽しく英語学習をできるように、アバターを用いてクマやパンダなどのキャラクター講師を提供しています。他にも、ライブレッスン。YouTubeライブやインスタライブのように、1対多数でのレッスンも提供しています。最初からマンツーマンで講師と英語を話すことが不安な方や緊張してしまう方、レッスンがどのような雰囲気かを事前に確認したい方、他の受講者がどのように英語学習を進めているのか興味をお持ちの方も是非お気軽にご利用いただければと思います。
■まとめ
インタビューのお時間いただき誠にありがとうございました。
今後とも開発スピードの加速に寄与できるよう、弊社としても尽力していきたいと思っております。
バイタリフィでは、新規アプリの開発やシステム開発はもちろん、今回ご依頼いただいたようなオフショア開発を新たな開発拠点としてご利用いただくケースが増えてきています。エンタープライズ系、エンタメ系、IoTなど多種多様なジャンルを得意としておりますのでご興味ある方はぜひお気軽にご相談いただけますと幸いです!
■ DX時代に適応した開発ならバイタリフィへ
バイタリフィは、「ベトナムラボ型オフショア開発サービス」を「DXパートナーサービス」へ事業展開し、AIやIot、AR・VR・カジュアルゲームのUnity案件などの最先端技術にも対応できるようになりました。
主に3種類の開発サービスを通して、ITによるお客様ビジネス促進のサポートに携わります。
1. DXを促す伴走型オフショア開発
お客様専属の開発チームを構築し、ビジネス・DX並びにプロダクト開発を成功に導くためのパートナーとして開発業務にあたります。WEBサービス・業務システム開発やシステム保守・運用、iOS・Android・PC用アプリ開発など、幅広いニーズに対応します。※要望に応じて、伴走型(ラボ型)だけでなく請負型での開発も可能です。
2. モバイルとAIを組み合わせたサービス開発
課題解決や新たな価値創造に繋げるべく、AI(人工知能)の開発や導入を支援します。Googleが主催する世界的機械学習コンペ「Kaggle」にて2749チーム中10位(Top0.3%)、Kaggle Masterを獲得したAIチームが対応します。
3. Unityを用いたゲーム・AR・VRほか各種コンテンツ開発
モバイルの利用率が高まっている時代の流れに沿って、世界で最も使用されているゲーム開発プラットフォーム「Unity」の専門チームを構築し、カジュアルゲーム・AR・VRほか各種コンテンツ開発が可能です。
料金など詳しくは以下からお気軽にお問い合わせください。
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