新しいiPhoneも発表され、さらにスペックの上がっていくスマートフォン。綺麗な画質で高品質なゲームも楽しめるようになってきていますが、近年盛り上がっているのがハイパーカジュアルゲームです。

ハイパーカジュアルゲームとも呼ばれるこの市場がなぜ今注目されているのか、どのようなものなのかを解説していきます。

1. ハイパーカジュアルゲームとは

ハイパーカジュアルゲームとは

ハイパーカジュアルゲームとは、一般的にはシンプルな操作でできるゲームのことを指します。一言でゲームといっても、RPGゲームなど壮大なシナリオがありクリアに向けてゲームをすすめていくもの、格闘系や戦闘系のオンライン対戦のゲームでオンラインでつながった人と協力して敵をたおしたり、または相手と戦ったりするもの、育成ゲームなどキャラクターを育てるものなど、その種類は様々です。

ハイパーカジュアルゲームはもっともシンプルなゲームで、基本的には説明書などがなくてもプレイができ、かつシナリオなどもあまりなく、空いた時間で暇つぶし的にできるようなものです。皆さんが知っているテトリスもカジュアルゲームに分類できるでしょう。パズルゲームやカードゲーム、レーシングゲームなどが当てはまります。広い年齢層の人がプレイできるのもカジュアルゲームの特徴ですね。

近年の具体的なハイパーカジュアルゲームアプリをあげると、多くの人がハマったパズルゲーム「ツムツム」、LINEのキャラクターが活躍するパズルゲーム「LINE POP」、動物を積み上げていくシュールさが受けた「動物タワーバトル」などが挙げられます。

2. ハイパーカジュアルゲームの始まり

ハイパーカジュアルゲームとは

広義でいえば、ハイパーカジュアルゲームはゲーム躯体に限らずシンプルなものを指し、ゲームが開発されたときから存在しているものです。

スマホでゲームをするようになってから、ゲームをプレイする人はゲーム機器を持っている人からスマホを持っている全ての人へと広がりました。アプリがインストールできるスマホを持ってさえいれば、顧客になりうるということなので、ゲーム開発会社も、個人開発者も、様々なゲームを作ってユーザーを獲得しようとしています。

ハイパーカジュアルゲームと呼ばれるアプリが話題になりだしたのは2017年頃で、アプリをダウンロードしてすぐにプレイができるシンプルなゲームがアプリストアのランキング上位を占めるようになりました。

タップだけ、スワイプするだけという簡単な操作でプレイできて、適度に楽しめるゲームはまたたくまに広がり、いまやMAU8億を超えるといいます。

3. なぜ今ハイパーカジュアルゲーム開発をする企業が多いのか

ハイパーカジュアルゲームとは

ハイパーカジュアルゲームがヒットした理由は様々ですが、ちょうど私たちのライフスタイルにフィットしている、SNS上のプラットフォームで友達と共有して楽しむのにちょうどいいなどの理由があげられます。

忙しく働く人たちにとって、複雑で時間のかかるゲームをする余裕がない場合もあります。ハイパーカジュアルゲームであれば、電車に乗っている移動時間、ちょっとした休憩時間などであまり頭を使わずにプレイできるので、暇つぶしやリフレッシュに最適です。

また、Facebookなどではハイパーカジュアルゲームを一緒にできるようになっており、SNS上でゲームをプレイしてスコアを友達と競い合って楽しむというような遊び方もできます。友達から誘われてハイパーカジュアルゲームを始めたという人も多いと思いますが、ソフトを買う必要がなく簡単に始められるので広まりやすいという特徴もあります。

こうしてちょっとした暇つぶしや友達とのコミュニケーションツールとしてハイパーカジュアルゲームは人気を博しています。

4. ハイパーカジュアルゲーム市場規模

ハイパーカジュアルゲームとは

ironSourceが発表した2019年のハイパーカジュアルゲームの市場規模は576億ドル(約6兆700億円)です。ハイパーカジュアルゲームの主な収益は広告とアプリ内課金ですが、アプリ内広告の売上が120億ドル(約1兆2600億円)、アプリ内課金が456億ドル(約4兆8000億円)です。

2018年に驚異的に伸びたと言われるハイパーカジュアルゲームですが、2020年にはコロナでの自粛期間、世界ではロックダウンなども行われたこともあり2020年3月には世界中のユーザーが約12億のゲームをインストールして、ゲームアプリのインストール数では過去最多になりました。

Sensor Towerが2020年5月に発表したレポートでは、Google Playでのハイパーカジュアルゲームのダウンロード数は約5.5億で、全体の78.6%にあたります。App Storeでは、ダウンロード数は1.5億回で全体の21.4%がハイパーカジュアルゲームとなります。

通常、複雑なシナリオがあるようなゲームでは翻訳なども必要になり世界展開をする際にはそれなりの手間がかかりますが、ハイパーカジュアルゲームはそのシンプルさから日本で作ったものをすぐに他の国に展開するのも比較的簡単なので、世界でのヒットを狙ってゲームを作る人もいます。

ハイパーカジュアルゲームは開発が比較的簡単とされているのもあり、ハイパーカジュアルゲームを開発する際には簡単なプロトタイプをまず市場に出して反応を見て、反応が良ければブラッシュアップするという手法が多くとられています。

ハイパーカジュアルゲームは10個作って1個当たればOKという考えもあることから、とにかく継続的にたくさんリリースすることが多いのでその総数もどんどん増えています。

5. コロナ禍で伸びるハイパーカジュアル市場

ハイパーカジュアルゲームとは

2020年はコロナ禍で学校や仕事に行けなくなり、家にいる時間が増えた分、スマホでゲームをする人も増えました。その結果、先ほどの市場規模からもわかるようにハイパーカジュアルゲームの需要も伸びています。

新型コロナウィルスに関しては日本では徐々に自粛ムードが薄れていますが、世界では第二波の到来から再度ロックダウンをするところも出てくると予想され、しばらくはハイパーカジュアルゲーム業界も盛り上がりそうです。

adjustのレポートによれば、ハイパーカジュアルゲームのセッション数は、すでに10億セッションを超えていた2019年12月に比べ、2020年3月はさらに72%増を記録しています。

増加率では、中国が最も多く300%増加していますが、全世界的に増加しており、日本では137%増になっています。職場に行けず家にいる時間が長くなったり、子供が学校に行けずに家で過ごすようになった結果多くの人がゲームを楽しむようになった結果だと言えるでしょう。

6. ハイパーカジュアルゲームのまとめ

今後もハイパーカジュアル市場は伸びていくと予想され、また参入障壁も低いため多くのゲーム開発会社や個人開発者が参入してくると思われます。まだまだ盛り上がりそうなハイパーカジュアル市場に注目していきましょう!

7. ハイパーカジュアルゲーム開発をするならべトナムでのオフショア開発No.1企業のバイタリフィへ

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バイタリフィでは、ベトナムでのオフショア開発にのサービスを提供しております。12年以上に及ぶベトナムでのオフショア開発経験を活かした高品質・低価格な開発体制です。

Unityに特化した開発チームも在籍しております。こちらでは、日本在住の日本人PM兼通訳がおりますので、安定した品質とコミュニケーション環境下での開発が可能です。

これまでにも多数のハイパーカジュアルゲームの開発実績がございます。まずは、無料でご相談頂けますので、ぜひ一度お気軽にお問合せいただけましたら幸いです。

ハイパーカジュアルゲームとは
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