開発

2021.05.18

オフショア開発

必読!ベトナムオフショア開発のリスクとは

近年、ソフトやアプリの開発ができるエンジニアの人数が益々増加していますがエンジニアの人数や作業量を上回るほどソフトやアプリの開発も活発化しています。この需要に対応すべくベトナムに作業の協力を依頼する事例も増加しています。

本記事では、オフショア開発を行う前に必ず知っておきたいベトナムオフショア開発のリスクについて解説していきます。

リスクを知っておくと失敗防止につなげられるようになります。ぜひご一読ください。

1. ベトナムのオフショア開発とは

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まずはおさらいです。

そもそもオフショア開発とは、海外の人材や企業などに対して開発業務を依頼することです。

海外へ依頼すると聞くと色々な例があげられます。

例えば、これまでも洋服などの物づくりに際して日本はもとより世界各国がベトナムに対して協力を依頼していました。その理由は、小さなコストで高い能力を持っている方が対象の物づくりに従事してくれるためです。

海外へ依頼となると大丈夫か?と想像する人もいますが、オフショア開発でよく利用される東南アジア自体、地理的な距離が近いことや古くから交流があるという歴史があるため、親日の方も多くいます。相手方が日本語が話せる事例も稀有ではなく、協力関係を築きやすいと言われています。

協力を依頼する際は失敗に終わらないよう、起こりうるリスクを把握して、前もって準備をしておくことが大切です。

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2. ベトナムのオフショア開発のリスク その1:ネイティブ言語の違い

リスク

ベトナムのオフショア開発にはいくつかリスクがあります。例えば1番わかりやすいところで言えば、言語の問題です。

日本語は漢字の他にひらがなやカタカナも併せて使用するため、世界的に見ても難易度が高い言語と言われています。

問題なく記されている文字列を読み進めていく事ができるベトナム人が居たとしても、人間が手で書いた文字は読み解くのに難しさを感じるものです。

走り書きで記された日本語の文章が相手にとって読みにくくて、本来の作業とは異なる作業が行われてしまうのはもとより、きっちりと丁寧に時間をかけて記した文章であってもFAXを利用して送られた事例などでは、印刷の様子から正しく認識してもらえない事もあります。

3. ベトナムのオフショア開発のリスク その2:言葉の伝え方

コミュニケーション

日本人同士の阿吽の呼吸として代表的なのが、意識的に当日中に作業を完了してほしいと伝えなくても遠回しに当日中に作業を終えるように仕事をする事ですが、海外でははっきりと当日中に済ませてほしいと伝えなければ当日中に対象の作業を完了してくれる事は稀です。

依頼した日に作業を完了させておかなければ納期に間に合わない内容を後回しにされた場合、1つのセクションに限らずプロジェクト全体の遅れに繋がりますし、納期の遅れが企業全体の印象に左右します。

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4. ベトナムのオフショア開発のリスク その3:プロジェクトの進め方

プロジェクト

日本ではビジネスシーンで働く方々は報告や連絡、相談などをその都度行う事が習慣化しているため、やり取りをしたい内容がある時はもちろん取り分けて問題が無くて計画通りにプロジェクトが進行している時にも安定的に進行している事を管理者に伝えますが、ベトナムでは同様のやり取りが行われる機会は稀有です。

個人としてはとても高い能力を持っていて優れたソフトなどの開発をしていても、最終段階に近付くにつれて他の人達と兼ね合わせる時に兼ね合いが円滑にならないといったきっかけにも繋がりやすいため依頼するのなら日本と同様に報告や連絡、相談を意識してもらうようにしましょう。

5. ベトナムのオフショア開発のリスク その4:品質基準の違い

クオリティ

日本で活躍をしている職人などに対して世界各国の人々が目を向けているのは細部まで手を抜かずに徹底的に作業をしていく細やかさですが、世界に対しては同様の細やかさを求めない事も大事です。

生まれ育った環境が異なるが故に、ベトナムの人達同士の感性にてそれぞれが快適に仕事がしやすい形でプログラムを組む事も少なくないため、後から必要に応じてプログラムを修正する可能性がある時はもとより手を加える予定が無いとしても日本人から見ても親しみやすい形にしてもらうのが大切です。

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6. ベトナムのオフショア開発のリスク その5:法律の違い

法律

現地で活躍している人だけに目を向けるのではなく、国の仕組みや姿勢などにも目を向ける事も欠かさずに行う必要があり、理由は日本に比べてとても高い頻度で法律が見直されているためです。

短期間でこれまでとは法律上の扱いが大きく変わる事も現地では珍しい事ではないので、逐一相手方の法律の様子について調査して理解を深める事が求められますし、特性上日本にて活躍をしている者が意識的に込み入った事を調べていくのは難しいのも特徴です。

7. ベトナムのオフショア開発のまとめ

このように、オフショア開発のリスクは様々存在します。

これらのリスクを解消するには、現地において信頼性が高いオフショア開発企業と協力して契約を締結しましょう。

8. オフショア開発・DX推進はバイタリフィにおまかせください!

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スマートフォンアプリをはじめ、AI、AR/VR、IoTなど最新技術を取り入れたプロダクト開発を手がけている当社。

ベトナムでのオフショア開発や、Webサイト・サービスの企画制作、自社サービス開発など事業を広げ、グループ5社へと拡大しています。

IT技術の浸透によって多くの企業がDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する中、当社はその支援をすべく、さらなる事業成長を目指しています。

DX化支援のために弊社では様々なサービスを提供しています。
ご興味ある方は、是非、資料請求・お問い合わせください。

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8-1. オンラインで現地視察ができる!「バーチャル視察会」

日本にいながらベトナム現地の視察ができる「バーチャル視察会」を定期的に開催しています!

オフショア開発に少しでもご興味ありましたら是非お気軽にご参加ください!

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8-2. バイタリフィサービス一例

8-2-1.DXパートナー事業

バイタリフィ

弊社では2008年より開始したベトナムのオフショア開発サービスを、2021年4月よりDXパートナーサービスとして事業展開することになりました。

主に3種類の開発サービスを通して、ITによるお客様ビジネス促進のサポートに携わります。

  1. DXを促す伴走型オフショア開発
    お客様専属の開発チームを構築し、ビジネス・DX並びにプロダクト開発を成功に導くためのパートナーとして開発業務にあたります。WEBサービス・業務システム開発やシステム保守・運用、iOS・Android・PC用アプリ開発など、幅広いニーズに対応します。
    
  2. モバイルとAIを組み合わせたサービス開発
    課題解決や新たな価値創造に繋げるべく、AI(人工知能)の開発や導入を支援します。Googleが主催する世界的機械学習コンペ「Kaggle」にて2749チーム中10位(Top0.3%)、Kaggle Masterを獲得したAIチームが対応します。
    
  3. Unityを用いたゲーム・AR・VRほか各種コンテンツ開発
    モバイルの利用率が高まっている時代の流れに沿って、世界で最も使用されているゲーム開発プラットフォーム「Unity」の専門チームを構築し、カジュアルゲーム・AR・VRほか各種コンテンツ開発が可能です。
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