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2021.07.08

WEB/アプリ開発

フルスクラッチ開発のメリット/デメリットは?費用はどれくらい?

Webサイトやアプリの開発は、既存のシステムやサービスをベースにカスタマイズして作るケースと「フルスクラッチ」と呼ばれる0から開発していくケースの大きく2パターンに分けられます。

今回はフルスクラッチ開発について、既存のものを使った開発と何が違うのか、メリット・デメリットなどを交えてご紹介します。

1. フルスクラッチとは?

フルスクラッチ開発とは、一言で言うとゼロからシステムを構築することを指します。例えるのであれば既製品のスーツを買うのではなく、体を採寸して生地から作るようなものです。ベースとなるものがない状態なので、システム構築のために多くの時間を割く必要があります。

フルスクラッチという言葉は英語圏には本来存在しない和製英語で、単純に和訳をしても意味は通じません。今では主にIT用語として使われることが多いですが、元々は素材から模型を組み立てる時に使われていました。

2. フルスクラッチでの開発ケース

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フルスクラッチ開発が行われるシチュエーションは大きく分けて二つあります。主に行われるのはWEBシステムとECサイトです。

2-1. WEBシステム

WEBシステムはユーザーの快適性とセキュリティの向上を両立させる上で必須なものです。

2-1-1. 注視すべきポイント

WEBシステムはユーザーにとって使いやすいものである必要があります。どんなに便利なものでも使いこなすのが難しい場合は敬遠されてしまう可能性が高いです。広く普及させるためにはインターフェースの操作性が高く、説明書やマニュアルを読むことなく使いこなせるシステムが理想です。

さらに、運用する上でトラブルが少ないという安定性も求められます。毎回エラーが起きてしまうような安定性に欠けるサービスを好んで利用する人はいません。

複雑化するITの世界においてセキュリティの向上も急務になっています。顧客のクレジットカード情報や口座に関する情報を抱えている企業は情報を守る義務があります。サイバー攻撃は日々進化しているので、セキュリティも向上させなければいけません。

2-1-2. 開発費用相場

フルスクラッチでWEBシステムを構築する場合はこれらの要素を全て考慮しなければいけないため、高いスキルが求められ、作業時間も長くなります。そのため費用相場としては大体300万円から500万円とみられています。既存システムをベースにWEBシステムを構築すればこの半額以下でも可能な場合もありますが、ゼロから作る場合はこのくらいの費用になります。必要な機能がたくさんある場合はカスタマイズする必要もあるので、さら高額になることもあります。場合によっては500万円~1,000万円前後かかるケースもあるので、カスタマイズする前提でフルスクラッチ開発を行う場合は少し注意しなければいけません。

WEBシステムは多種多様なので一概に相場を決めることはできませんが、より高度なスキルが求められる複雑なシステムを構築する場合はかなり高額になると思っておいた方が良いでしょう

2.ECサイト

ECサイトはインターネット上で売買を行う時に利用するシステムのことです。インターネット上にお店を持つようなイメージで考えると分かりやすいです。

2-2-1. 注視すべきポイント

ECサイトでは自社の商品を販売したり、他社の商品を販売することが可能です。自社でECサイトを用意する場合、パッケージ製品を含む既存サービスをベースにカスタマイズして運用するという選択肢と、フルスクラッチ開発でゼロから作る選択肢があります。

既存サービスをベースにカスタマイズして運用すれば費用を抑えることができますし、短時間で準備することが可能です。フォーマットが決まっているためフルスクラッチの場合と比較してカスタマイズが可能な範囲は狭くなりますが、最低限の機能が搭載されている場合が多いため自社で行う作業としては少なくなるでしょう。

一方のフルスクラッチ開発でゼロから作る選択肢の場合、自社のイメージに合うようなECサイトに仕上げることができる上、細かいところまで自由にカスタマイズが可能です。自由度が増すというメリットはありますが、費用はかなり高額になってしまう可能性が高いでしょう。

2-2-2. 開発費用相場

ゼロからECサイトを開発する場合400万円から700万円くらいかかることが多いです。オプションを追加して多機能なECサイトに仕上げようと思えば費用はさらにかかります。

ECサイトはたくさんお金をかければ良いというものではなく、事業規模に応じて作るべきです。個人事業主のような小さな事業規模で展開している場合は予算も限られているので、フルスクラッチで開発するメリットは少ないです。むしろ費用がかかり過ぎて経営を圧迫してしまうリスクもあるので既存のものをカスタマイズして運用した方が賢明と言えるでしょう。大手企業の場合は事業規模が大きいですし、広く展開していくことも想定して予算をかけてフルスクラッチで開発する選択肢もあります。

3. まとめ

計算する​ビジネスファイナンスマン​

ゼロからシステムを構築する場合はITスキルを持っているエンジニアの存在が欠かせません。自社にエンジニアがいる場合はスムーズに開発チームを作ることができますが、自社にエンジニアがいない場合は外注することになります。外注する場合はさらにコストがかかりますし、運用していく上で発生するランニングコストのことも考えなくてはいけません。

開発から運用まで全て外部に任せる場合はトータルコストを考えなくてはいけません。単純に相場だけに注目するのではなく、事業規模に応じて開発方法を考えるのが成功の秘訣です。

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