2020年から携帯電話キャリア各社でも対応するようになり、私たちの暮らしにより身近なものになった5G。本日はそんな5Gとはそもそも何なのか、今までの通信システムと何が違うのか、また具体的にどんなことができるようになるのかなどをまとめてご紹介します。

1. 5Gとは?

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スマートフォンの通信で注目を集める5Gは、正式名称を第5世代移動通信システムといいます。5GのGはジェネレーションのGで、前世代の4Gの後継に位置するものです。移動体通信事業者と、その関連企業で構成される業界団体のGSMアソシエーションは、2020年代の5G普及を予測しています。

GSMアソシエーションによると、VRやAIに自動運転と相乗的な技術開発が進むことで、2025年には5Gの接続数が12億に到達すると予測されます。4GやLTEからの置き換え需要で通信機器や産業機器の入れ替えが活発になり、通信機器や電子部品の製造を手掛ける企業、サプライチェーンに影響が出るとも考えられています。2020年の段階で5Gの提供エリアは限られており、広範囲で安定した利用が行えるようになるには、もうしばらく時間が掛かりそうです。日本では2014年に第5世代モバイル推進フォーラムが設置され、5Gの技術開発と標準化の取り組みが始まりました。

開発や実験は順調に進み、2017年にはお台場と東京スカイツリータウンの周辺で5Gトライアルサイトが構築され、話題を集めました。商業向けのサービスは2019年のプレサービスを経て、2020年の3月に開始されています。

2. 日本での普及率は?

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普及率に関する予測は複数あります。順調に普及していくという楽観的な見方もあれば、思ったように進まないという悲観的な見方もあります。2020年に主要各国で行われた「5Gを利用しているか」というアンケート調査では、「利用している」と答えた国の中で中国の10%が最も高い割合となり、フィンランドの7%、オーストラリアの6%と続きます。スウェーデンが6%、ドイツは4%、イギリスやイタリアは2%に留まる数字です。肝心の日本は1%未満とアンケートを実施した国の中では最下位で、世界的に見て5Gの普及が遅れている状況です。

こういった調査結果に危機感を覚えた携帯電話キャリア各社は、2021年の初めにエリアの拡大を急ぐことを公言しています。しかし全国に5Gエリアが普及するまでには後数年は掛かる見通しで、一部の都市部を除き、5G対応のスマートフォンやアプリの恩恵が受けられるのはまだ先と見られています。普及エリアについては、やはり人口密度が高く利用者が多い都市部の方が高くなっています。携帯電話キャリアによって違いはありますが、これは全国各地においても同様の傾向です。

3. 5Gと4Gの違いは?

5Gのスピード

5Gと4Gの違いは大きく3つあります。

3-1. 通信速度

4Gでは最大1Gbpsだった通信速度が5Gでは10Gbps以上とされています。

通信速度が上がることによる変化は、データ量の多い通信でも高速かつ安定的にやり取りできることが挙げられます。例えば外出先でも高画質の動画をストリーミングで視聴したり、容量の大きなアプリの更新が早く終わるなどです。
最大10Gbpsともなれば、4Kはもちろん8K動画も途切れることなく快適に視聴できるでしょう。

3-2. 同時接続数

同時接続数は1km2あたり10万台から100万台にパワーアップしています。

同時接続数の増加は、会場での来場者を巻き込んだスマートフォンで参加できるイベントの開催や、いわゆるIoT機器の増加や普及に繋がります。

3-3. 遅延

遅延は10msから1msと、こちらも大幅な改善が見られます。

遅延の短縮はリアルタイム性の向上を意味するもので、距離に関係なくスマートフォンアプリで操作した内容が、遠く離れた場所で反映されることになります。膨大な同時接続数と組み合わせれば、多人数参加型のリアルタイムゲームアプリも夢ではありません。通信が速く、操作は瞬時に反映されるので、ストレスやフラストレーションが溜まらない通信が実現します。

4. 5Gが普及すると……

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5Gが普及した後の世界は、もはや体感における有線と無線の違いはなくなり、どこにいてもそこにいるかのような感覚が得られます。自宅と会社の距離がなくなり、自宅でも会社同様の環境で仕事が可能になります。既にリモートワークは普及し始めていますが、未だに映像や音声が遅延したり、通信速度の制約で画質が良くないなど整備が追い付いていない部分があります。しかし、5Gが普及すればリアルタイムかつ劣化なく映像と音声を送ることができるので、まるで同じ場所にいる感覚で会話や作業が行えるようになるわけです。

他にも、遠隔で地球の裏側から医師が手術を行ったり、学校の授業を自宅でも遜色なく受けられるようになります。VRやARの進化にも期待できますが、現実世界に仮想世界を反映する、MRの技術開発や普及が期待されます。監視カメラやセンサーによる遠隔監視や、スポーツ観戦の分野でもこれまでとは違った可能性を秘めています。また、車の自動運転技術にも革新が起こると示唆されており、5Gはスマートフォンだけに留まらない大きな影響を与えるシステムとなり得るでしょう。

5. まとめ

いかがでしょうか。普及率としてはまだまだこれからという局面ですが、5Gの普及により我々の生活は益々便利に変わっていくと見られています。

5Gを活用していけば、映画で観たような近未来的な生活を送れる日もそう遠くはないかもしれません。

6. 5G時代の今こそ、新規開発事業を!

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