本日は、バイタリフィアジアにて開発したジョギングゲーム「Joggle」をご紹介いたします。
目次
1.「Joggle」とは
家で過ごす時間が増えた昨今、日々の運動不足を感じる方々も多く、自宅でできる運動としてフィットネスゲームやYouTubeのトレーニング動画の需要が一気に高まりました。
しかし、
「運動したいけど、運動器具や専用のゲーム機を持っていないし…」
「トレーニングはしたいけどどれが自分に合うかわからない…」
そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。今回ご紹介する「Joggle」はそんな方にお勧めです。
「Joggle」は一言で言うと”スマホ1台あればいつでもどこでもジョギングができるゲーム”です。
スマホでアプリを立ち上げて、STARTを押せばすぐにジョギングを始めることができます。スマホを立てかけてその場でジョギングすると、画面内のキャラクターが連動して走り、走行距離が画面に表示されます。
”ジョギング”と聞くと外を走ることをイメージされる方が多いと思いますが、実は今自宅でもできる「その場ジョギング」というのがトレーニングの分野においても注目されているのです。この「Joggle」は、スマホやタブレットを持っている方であれば、自宅で、手軽に「その場ジョギング」ができるアプリなのです。
実は「ジョギング」というのは運動経験のレベルによらず、多くの人に効果的な運動とされています。健康維持やダイエットはもちろん、有酸素運動により、学習能力や記憶力向上にも効果があるという研究結果もあります。(参照:https://www.cnn.co.jp/fringe/35159495.html)
2.「Joggle」の作成の背景
では、そもそもこの「Joggle」、なぜ開発に至ったのでしょうか。開発者に話を聞いてみました。
「私自身が使いたかった、というのが一番の理由です。」
「数年前からこのようなものを作ってみたい漠然としたアイデアはあり、試作品は作っていましたが開発には至っていませんでした。しかし、昨年からの新型コロナウイルス感染症の流行により多くの方は自宅で過ごす時間が増えましたよね。そのことも相まって本格的に開発を進めようという気持ちになりました。」
近年、フィットネスやトレーニングのゲームソフトも沢山発売されていますが、ゲーム機本体を持っていることが大前提である場合が多く、ゲーム機を使った運動だとどうしてもユーザーがゲームをする層に限られてしまう、そんなことを開発者自身も感じていたそうです。
「私自身、フィットネスゲームやボクシングゲーム、ダンスゲームなど一通りやってはみましたが、完ぺきに自分の欲しいものとは違いました。であれば自分で作ってしまおう!と思い立って、この『Joggle』を開発しました。」
自宅での運動をもっと手軽にできないか、そんな開発者の思いからこの「Joggle」は誕生しました。
3.「Joggle」のポイント
ではこの「Joggle」、どんなところがポイントなのでしょうか。その特長は大きく3つあります。
1. 手軽さ
なんといってもこの”手軽さ”が最大の特長です。ゲーム機のセッティングや運動器具など特別なものは一切いらず、スマホとスマホを置く環境だけあれば、ジョギングを楽しむことができる、そんなゲームになっています。
また、普段あまり運動をしない方にとっても日常に取り入れやすいハードルの低さも手軽さというところに繋がっています。
2.効果
もちろん個人差はありますが開発者本人が運動の効果を実感していました。当人は特段食事制限やJoggleを用いた運動以外は行わず、開発を進める過程で毎日5km程度その場ジョギングをしていました。
結果として2021年1月から2021年5月までの約5か月間で
体重:71.8kg→66.7kg (-5.0kg)
内臓脂肪:11.5→9.5 (-2.0)
体脂肪率:22.7%→19% (-3.7ポイント)
という各測定値の減少が見られたのです。
毎日運動することで効果が出ることは開発者自身が体感していました。(※個人差有)
3.運動する環境に依存しない
昨今の状況もあり、マスクをつけて走る多くのランナーたちの姿を目にします。「外ではマスクをつける」というのが一般化しているため、ランナーに限らず自宅以外で運動する場合どうしても呼吸のしづらさなどが悩みとして挙げられます。
その点「Joggle」は家でのジョギングを可能にするため、マスクをつけずとも運動することができます。雨や風など天候にも左右されることもありません。
まとめると、”いつでもどこでも手軽に運動ができて効果を実感できる”ゲームと言えるでしょう。
4.「Joggle」の開発技術力
大きく3つの特長を持ったJoggle。開発に当たって技術面での壁はあったのでしょうか。
「手軽さを実現する、というのが実は開発で一番難しいポイントでした。」と開発者は語ります。
「一番最初に作っていたものは厳密にからだの動きを測定していて、普段から運動している人が走らないと走りの動作を検知してくれないものになっていました。しかしそれでは”手軽さ”というコンセプトから逸脱してしまうため、この検知のバランスの調整にこだわりました。」
このバランスを調整するためにバイタリフィアジアの社内でも日常的に運動をする人から普段運動を全くしない人まで沢山の人の走りの動作を測定したようです。
結果として、走りの動作をあえて厳密に検知させないことで目指していた手軽さを実現しました。運動している人にとっても決して物足りないものになるわけではなく、しっかりと効果を実感できる絶妙なバランスに調整したのです。
この感度のバランス調整というところが今回の開発のミソと言っても過言ではないでしょう。
5.「Joggle」のアップデート予定
リリースされたばかりの「Joggle」。現在はジョギングに特化したゲームアプリになっています。しかし今後、モチベーションを高めていくための機能、例えば走行距離に応じてポイントが貯まっていったり、貯めたポイントをキャラクターの装備に反映させたり、カロリー計算といった機能等も実現していく予定です。
ゆくゆくは有料の機能(アプリ内課金)として、過去の走った距離がグラフの形で可視化できる機能なども検討しています。
また、ジョギングに限らず、障害物のコースを走ったり、ダンスをしたりといった人の動きを検知したあらゆる動きにも対応させ、ゲーム性を持たせていくことも予定しています。この「Joggle」を”ゲーム”と呼んでいるのも、その理由の一つです。
6.「Joggle」開発者からのメッセージ
最後にこのゲームを使うユーザーに開発者からメッセージを頂きました。
「とにかくこの「Joggle」は”手軽さ”というものを一番に重視しています。スマホとスマホを安定して置ける環境さえあれば、いつでもどこでもジョギングができます。ダイエットをしたい人、生活に運動を取り入れたい人、どんな方にも使っていただけます。
”健康”はどの老若男女問わず誰にとっても必要不可欠で関心のあるテーマだと思うので、是非一度試していただきたいです。」
7.Unityゲーム開発をするならバイタリフィへ
バイタリフィアジアの Unity 専門スタジオは、日本にいる Unity スペシャリストとベトナムスタジオ側の Unity エンジニア、 3D デザイナーの体制で、企画段階からデザイン、リリースまで一貫して対応することが可能です。
お客様向けに専属チームを構築するラボ型開発、依頼元で仕様書が確定した状態からスタートする開発委託、共同開発など様々な形でサービスを提供します。
下記では、UDL の 3D デザイナーによる作品例を公開しています。
⇛3D グラフィックデザイン作品一覧
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