今回はアプリ開発ラボマガジンにて写真加工アプリ「Photograd」を運営する株式会社ビジュアルワークス 取締役 牧 圭介様へのインタビューを掲載します。
「Photograd」とは?
株式会社ビジュアルワークス様が運営する写真加工アプリ。
おしゃれ実写フレームや使えるスタンプ素材多数と女子のワクワクが詰まったアプリです。
数もジャンルも豊富な素材を、お好みのセンスで配置でき、個性的なスタンプやフレームや
実用的なメッセージスタンプで思い出写真が簡単に作れるのが特徴です。
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2010年にサービスインした「Photograd」の特徴を教えてください。
当時からカメラアプリの運営をしていましたが、一般のカメラアプリにはフォトフレームの機能がありましたが、マルチフレームの機能がなかったことに着目し、マルチフレームを描き合わせて写真ができるアプリを作りました。
現在では他のカメラアプリでも見受けられますが当時は斬新でした。
また、スタンプのデザインのテイストにしましても当時はキラキラ系が多かったのですが、
Photogradはかわいい系のスタンプのため、他アプリとの差別化ができています。
写真加工アプリにしようと思った理由を教えてください。
株式会社ビジュアルワークスのサービスは主に女性向けが多いこともあり、アプリ運営に関しても女性向けのサービスで進めようと検討していました。
当時はいろいろアプリの企画を出しましたが、他のアプリと差別化を図るためカメラアプリをリリースすることにしました。
「Photograd」は多くの海外のユーザーに使われていますが、どこのマーケット(国)が多いのでしょうか?
国でいうとタイが一番多いですね。2番目は台湾。それ以外にも香港、マレーシア、シンガポール、インドネシア、ベトナムなど東南アジアのユーザーが多いですね。
現在の総ダウンロード数は250万程になりますが、その中でも海外ユーザーが6割を占めています。
海外のユーザーには、どのようなところが人気なのでしょうか?
主に日本らしいポップなかわいらしさです。
Photogradのようなデザインは海外ではあまりなく、日本っぽいというところで人気が出ていますよ。
海外のユーザーを集めるための施策を教えてください。
広まった理由のほとんどが口コミで、海外でのプロモーションはほとんど行っていません。
強いていうならいち早く、英語、中国語(簡体語、繁体語)に対応したことですね。
ソーシャルメディアの運用も英語、中国語(簡体語、繁体語)で配信していたことがよかったと思います。
Photogradは2015年にリニューアルされましたが、リニューアルにあたりバイタリフィアジアのラボ型開発を採用した理由を教えてください。
ちょうどリニューアルを検討していた際にこれまでPhotogradを開発した会社が撤退したため、アプリ開発で実績があり、繋がりのあるバイタリフィアジアさんのラボ型開発で進めることにしました。
Photogadはベトナムや東南アジアのユーザーに人気のあるアプリのため、ベトナムのエンジニアの方にもいろいろ意見を聞いて開発したいと考えていました。
実際にラボ型開発の際にはエンジニアの方とディスカッションし、いくつかUIや機能の提案をもらい満足しています。
リニューアル後、成果は出ていますでしょうか?
リニューアルの目的としては2つあり、これまでスタンプを売り切りで販売していたものを広告モデルにチェンジすることと、InstagramのようにSNS機能を付けてユーザー間で写真を共有できるようにすることでした。
自分たちでデコレーションしたものが友達や世界中のユーザーから評価されるようになったため、多くのユーザーからは喜びの声をいただいています。
おかげさまでユーザー数も倍増しました。
今後の「Photograd」の展望を教えてください。
機能が増えたことにより、幅広く多くのユーザーに使わることになりました。
今後も世界のユーザーに目を向けグローバル展開を今まで以上に進めたいと思います。