フリマアプリとは?

2020.08.10

WEB/アプリ開発

フリマアプリとは?これさえ見ればわかるおすすめアプリ一覧

最近、家で過ごす時間が長くなり、家にあるものを整理したくなったり、安い値段で足りないものを買い足したいという人も多いのではないでしょうか。
そんな時に便利なのがフリマアプリです。

最近では多くの企業がフリマアプリを出しており、それぞれ特徴のあるサービスを展開しています。
今回はフリマアプリについて解説して行きます。

1. フリマアプリとは?

地域のイベントなどでよく行われているフリーマーケット。通常「フリマ」と呼ばれますが、自分の持っている不要なものを、必要な人に売るのがフリーマーケットです。中古のものになるので、通常よりも安い値段で取引が行われ、売る方にとっても買う方にとってもメリットのあるものです。

従来はオフラインの場で行われたフリーマーケットをオンラインでできるようにしたのがフリマアプリです。Amazonや楽天はお店からエンドユーザーへ商品が届けられますが、フリマアプリでは基本的にエンドユーザーからエンドユーザー、いわゆるCtoCと呼ばれるシステムになっています。

知らない人から物を買うことに対して不安に思う人もいるかもしれませんが、通常の通販と同じようにアプリ内で出品者に対して評価をつけることもできるため信頼を担保としてやりとりするような仕組みになっているため安心です。

2. フリマアプリのメリット

フリマアプリを使うメリットを代表的な3つご紹介します。

2-1. 安く買える

フリマアプリでは、中古であったり、間違って買った不要なものを売りに出すというサービスの性質上、基本的に値段設定が定価よりも安いことが多くなっています。
フリマアプリではメッセージ機能を使って出品者とのやりとりをすることも多く、値段に関しては良識の範囲で交渉することもできます。

2-2. いらなくなったものを売れる

自分が出品者の立場になる場合は、自分が買ったものの中で不要になった物を売ることもできます。例えば、買ってみたけど色があまり合わなかった化粧品を売ったり、もうクリアしていらなくなったゲームを売りに出したりと、自分はいらないが他に買いたい人がいる場合に、フリマアプリを通して他に欲しい人を探すことができます。
今までなら捨てるしかなかったようなものでも、他の欲しい人に譲ることができるのでエコでもありますね。

2-3. お店に売っていないようなものも買える

時たまネットニュースなどでも話題になりますが、フリマアプリには想像もつかなかったようなものが売っている時があります。
例えば、「どんぐり」や「大量のトイレットペーパーの芯」。
これは、子供の自由研究などで使いたいが近くにどんぐりを拾えるところがないような人たち、トイレットペーパーの芯を学校の工作で使いたいが足りない人などに需要があるため出品されているそうです。

また、昔の雑誌や本など、中古本を扱っているお店に行っても見つけづらいようなものも家の掃除ついでに見つけた人が売りに出していることがあります。

このような、普通お店では買えないものが買えるのもフリマアプリの魅力です。

3. フリマアプリのデメリット

うまく使えば非常に便利なアプリですが、気をつけないといけないこともあります。

3-1. 品質は保証されない

フリマアプリでは中古が出品されているということもあり、もちろん品質にはばらつきがあります。通常のリサイクルショップなどでは汚れを確認したり、動作確認などをしてくれますが、フリマアプリでは出品者にその判断が任せられるので、場合によっては品質が悪い物を届くこともあります。

フリマアプリの運営が対応することもありますし、出品者に対して評価が評価がつけられるので信頼できる出品者を選ぶのが大切です。

3-2. 自分で梱包・発送作業が必要となる

自分が出品者の時は、出品しているものが売れた場合の梱包や発送作業は自分で行うことになります。小さいものならそれほど手はかかりませんが、壊れ物や大きなものは非常に手間がかかります。

また、その梱包費用や発送の費用も計算して値段をつける必要があります。

3-3. プレミア付きのものは高い場合も

フリマアプリは通常よりも安値で売られることがほとんどですが、値付けは出品者が行うため、珍しいものや手に入りにくいものは高値をつけられることがあります。
オークションなどで高くなっているようなものは、フリマアプリでも同じように高いことがほとんどです。フリマアプリなら安くなっていることを期待して探してみたけど、高くてがっかり…ということもよくあることです。

4. フリマアプリ一覧

4-1. メルカリ

https://www.mercari.com/jp/メルカリは2013年にリリースされたフリマアプリです。今やフリマアプリの代表と言っても良いくらい人気のアプリですね。日本のみならずアメリカにもサービスを展開しており、メルカリは日本のユニコーンと言われています。

2018年には累計流通額が1兆円を超え、ユーザー数は2019年時点で2216万人を突破しており、累計の取引数は5億件を超えたとのこと。

グローバルで技術力の高いエンジニアチームを持っていることで知られており、考え抜かれたUIUXで出品も購入も非常に簡単になっています。
配送に関しても、CtoCで自分の住所が他の人に知られるのが嫌だという人のために匿名配送のシステムもあります。

出品者の場合は、出品手数料はかかりませんが、売れた場合はシステム手数料が売り上げから10%引かれますので、配送料や手数料を考慮して出品する必要があります。

4-2. ラクマ

https://fril.jp/ラクマは2014年にリリースされた、楽天が運営するフリマアプリです。元々は女性向けの「フリル」というアプリが元になっています。

買い手は手数料が無料、楽天会員の場合は、楽天IDでそのまま利用できるということもあり開始の敷居が低く、楽天のポイントが貯まるということもあり、楽天ユーザーにとってはメリットが大きいサービスですね。

匿名配送、郵便局やヤマト宅急便を使うことで規定のサイズに収まる荷物は全国一律の送料で送れるようになっています。

出品者の場合は、出品自体は無料ですが、売れたときのみシステム手数料が3.5%引かれます。

4-3. PayPayフリマ

https://paypayfleamarket.yahoo.co.jp/

PayPayフリマは2019年にスタートした、ヤフーが運営するフリマアプリです。
ヤフーは、オークションアプリであるヤフーオークションを運営していますが、PayPayフリマとの連携も可能で、ヤフーオークションに出品すると自動的にPayPayフリマに出品されるような仕組みがあります。

また、オンライン決済システムのPayPayと連携しているということもあり、売上金はそのままPayPayにチャージできる仕組みになっています。いちいち銀行へ振り込みをする手間がなくなり楽ですね。メルカリと同じように匿名配送もを行っています。

販売手数料は10%で、他のアプリと同じように売れた時に引かれる仕組みになっています。

4-4. ジモティー

https://jmty.jp/ジモティーは近くに住む人たちが直接会ってやりとりができるフリマアプリです。

近くの人と会うという性質上、オンラインでは配送しづらい家具類などの出品が多い他、フリマアプリという枠を超えて諸事情で買えなくなったペットの譲渡、空き部屋、バイトや婚活まで様々な情報が集まるサービスになっています。

2020年7月に「あんしん決済機能」が実装され、ジモティー上での取引の決済をオンラインで事前に行うことができるようになりました。手数料は決済金額の5%となっています。

5. まとめ

いらないものなどを人に譲ったり、欲しかったものが安く買えたりとメリットの多いフリマアプリ。
すっかり私たちの生活にも定着し、これからも新しいアプリが出る可能性がありますので引き続きチェックしていきましょう!

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