スマートフォンでアプリを使ってできることは日に日に広がってきています。アプリの入手自体は無料でも、アプリを使っていく中でゲームのスキルアップや広告を非表示させるためのアプリ内決済を求められることがあります。
本記事では、アプリ内決済の方法について紹介しています。アプリ内決済をする方法はいくつも存在しています。押さえておきましょう。
目次
1. アプリ内決済が必要なシーン
近年ではスマートフォンが普及したことにより、毎日の通勤途中や隙間時間などにゲームや動画配信サービス、SNSなどのアプリを利用する人が急増しています。このようなアプリの中には、無料でできるものもありますが、ゲームで珍しいアイテムを手に入れる、動画配信サービスにおいて広告を非表示にするなど特別なことをする場合は、課金を行わなくてはならないこともあります。
2. アプリ内決済の種類
一般的にスマートフォンやタブレット端末におけるアプリ内課金の方法には主に3つ挙げられます。1つ目がキャリア決済、2つ目にプリペイドカード決済、最後にクレジットカード決済です。
2-1. キャリア決済
キャリア決済は携帯料金と一緒に支払う決済方法であり、アプリに課金した金額を一時的に携帯電話会社に負担してもらい、その後携帯電話の利用代金と合わせて支払いを行う方法です。
キャリア決済のメリットとしては、クレジットカードを持っていなくても利用できることや手間をかけずに決済できる点があげられます。クレジットカードを持っていない未成年の方にとって利用しやすい決済方法といえます。
また、アプリ内決済時に一度キャリア決済を選択すれば、その後の決済時に個人情報を入力する手間も省くことができます。
デメリットとしては、限度額が低めに設定されていることや携帯料金と一緒に払うため、課金に使った金額を自身で確認しなくてはいけない点です。キャリア決済は月々の限度額が設定されていますが、基本的にその金額を超えて利用することはできません。クレジットカードの利用可能額よりも低めに設定されている場合が多いため、有料アプリを頻繁に利用するという方にはあまり向いていないかもしれません。
2-2. プリペイドカード決済
プリペイドカード決済はチャージした金額分を利用する決済方法です。チャージしたい金額をあらかじめカードに入金、もしくはチャージされたカードを購入することで、その金額の分だけ支払いをする前払い方式を指します。通常、カードの裏面にはコードが記載されており、このコードを入力することで一定金額のチャージが可能となります。
AppStoreを利用する場合はiTunesCardを利用します。iTunesCardには1500円、3000円、5000円、1万円の金額固定タイプ、また好きな金額を設定できるバリアブルカードと呼ばれるものがあります。
利用方法は下記の流れです。
1.AppStoreをタップしてアプリを起動
2.「コードを使う」の項目をタップ
3.アカウントのパスワードを入力してサインイン
4.裏面に記載されているコードをカメラで読み込み
5.チャージ完了
プリペイドカード決済のメリットは、何と言っても使い過ぎを防げることです。購入金額が利用可能額となるので、予算を超えて使いすぎてしまうこともありません。月々の予算を決めて管理している人、未成年などには最適と言えます。しかし事前に店頭で購入したり、チャージをするたびにコードを入力したりなど、他の決済方法と比べてやや手間がかかるでしょう。
2-3. クレジットカード決済
最も手軽な決済方法として挙げられるのがクレジットカード決済です。クレジットカード決済は上限額が高いため高額課金ができることや、クレジットカードのポイントが貯まることなどがメリットにあげられます。頻繁に有料アプリを利用する人にとっては、非常に使い勝手が良いのが魅力です。課金した金額に応じカードのポイントも貯まります。
デメリットとしては、無計画に課金をした場合には思っていた以上の請求額になる可能性があることです。このようなことから課金に使うお金はいくらまでというように、自己管理をしっかりと行うことが大切です。クレジットカード決済では課金額に応じて貯まったポイントを買い物の支払いに充てたり、景品やギフト券と交換したりすることもできます。
自身のタイプにあった決済方法で快適にアプリを楽しみましょう!
3. 関連情報:Appleの販売方針変更
少し前のことですが公正取引委員会は、iPhoneの販売方法に関して、アップルが大手キャリアと交わした契約が独占禁止法に違反するのではないかという調査を行っていました。この調査後、書籍や音楽、映像などを配信するリーダーアプリにおいて、コンテンツやサブスクリプションサービスをウェブサイトで購入可能にすることを認めると発表しています。この変更は2022年から適用されるということです。
またアプリにおけるコンテンツ購入のルール変更をすると発表し、これに関しては日本だけではなく全世界のAppStoreに適用されることになります。そしてAppStoreの制度変更を発表し、中小規模開発会社のアプリ内課金の手数料引き下げなども発表しています。
今後も手数料や課金の仕組みなどが変更になっていく可能性がありますので、都度情報を確認していきましょう。
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