ハロン湾

2020.01.08

ベトナム情報

ベトナムの世界遺産、ハロン湾への行き方は?ツアー内容は?

年も明けて次の休みに向けてベトナムへの旅行を考えてる人もいるのではないでしょうか。
私は普段ホーチミンに住んでいますが、年末年始のお休みを利用して、ハノイから車で3時間ほどのハロン湾へ行ってきましたので、その行き方や楽しみ方をレポートします。

1. ハロン湾とは?

ハロン
ハロン湾とは、ベトナム北部のクアンニン省にある大きな湾です。
ユネスコの世界遺産にも登録されている有名な観光地で、ハノイから車で約3時間ほどでいくことできる場所です。

ハロン湾は、エメラルドグリーンの湖がとても有名な場所で、皆さんもベトナム旅行について調べていたときに一度はその写真を見たことがあるのではないでしょうか。

ハロン湾には小島や奇岩が点在しており、その中には鍾乳洞がある小島もあり、ベトナム人からも外国人からも非常に高い人気を誇っている観光地です。

ハロン湾がユネスコの世界遺産として登録されたのは1994年、その自然美と、自然が長い時間をかけて作ったハロン湾の自然地理的状況が非常に貴重であると認められたためです。

ハロン湾には、昔この地は中国からの侵攻に悩まされており、中国からのベトナムの地を守るために龍の親子が天から降りてきて敵を撃退し、その際に竜が吐いた宝石が現在のハロン湾の奇岩として残っている、という伝承が伝えられています。

そのため、ハロン湾のハロンという名前は竜(ロン)が降りる(ハ)という意味になっています。
ガイドさんによるとこの名前自体は1960年ごろにホー・チ・ミンによりつけられたそうです。

1-2. ハロン湾のベストシーズンは?

ベトナムの代表的な世界遺産であるハロン湾のクルーズは、雨風が強いと欠航になる場合があるため、なるべく乾季である11月〜3月に行くのが良いです。

ベトナムと言えど、ホーチミンと違ってハノイは12月〜2月ごろは寒くなります。
基本的には20度前後ですが、低い時で10度程度まで冷えることもあるので上着などは持参してください。

1-3. ハノイからハロン湾の行き方は?

ハノイからハロン湾へは基本的にはツアーに申し込んでツアーバスで行くか、個人の場合は車をチャーターしていくことになります。

おすすめはハノイで観光の申し込みをして、ツアーに参加することです。
日帰りツアーもありますが、時間があれば一泊するコースが良いでしょう。

ベトナムの世界遺産としてハロン湾は非常に人気のため、多くの観光会社がツアーを組んでいます。
ハロン湾日帰りツアーであれば予算は40ドル〜70ドル程度で行くことができます。

2. ハロン湾ではどう過ごすべき?

ハロン湾
ハロン湾の周辺は小さな街になっており、マーケットなどもありますが基本的にはハノイとそれほど変わりません。

通常、世界遺産のまわりのホテルやレストランは価格が高くなることがありますが、ハロン湾周辺にはホテルが多く、安くて良いホテルに泊まることができます。
ハロン湾周辺であれば、5つ星レベルでも、1泊5000円で泊まれるところが見つかります。

ハロン湾周辺のラグジュアリーなホテルでゆっくり過ごしてもいいと思いますが、やはりハロン湾に行く時はハロン湾を半日かけて回るツアーや、水上ホテルに泊まって一日中湾の中を探索するようなコースがおすすめです。

ハロン湾の水上ホテルのほとんどは豪華客船のようなものになりますが、船の上に泊まり、かつさまざまなアクティビティが楽しめるというのがベトナム人からも外国人からも人気な理由のひとつです。

また、日帰りツアーでは行けないハロン湾の奥のほうにある鍾乳洞に上陸できること、
世界遺産で一泊できるという貴重な体験ができること、ハロン湾で夜を明かして見る朝日が非常に美しいということも人気の理由となっています。

クルーズ船では、通常のツアーのような奇岩や鍾乳洞を巡るツアーに加えて、料理を習えたり、ヨガをしたり、太極拳をしたりというユニークなアクティビティがあるので是非チェックしてみてくださいね。

2-1. 日帰りツアーの内容は?


今回私は日帰りの4時間ツアーだったので、ハロン湾日帰りツアーの内容について詳しくお伝えします。

ハロン湾へ到着したら、大きな荷物がある場合は荷物をフェリーポートに預けてから船に乗り込みます。
フェリーにはペットボトル、ビニール袋などのプラスチック製品が持ち込めません。
環境維持のためだそうで、2019年8月から施行されています。

船に乗る際のチケットチェックの前にペットボトルを捨てる箱が用意されていますのでそこで捨てるようにしてください。
厳密なチェックはありませんでしたが、持ち込むと注意される可能性があります。ちなみに、ビールの缶を持っていた人も没収されていました。

日帰りコースは、ハロン湾を朝出発するものと昼出発するものがあるそうです。
ハノイから行く場合は基本的に昼出発で、内容は主に下記のようになります。

・船上での食事
・闘鶏岩
・ティエンクン鍾乳洞
・カヤック、バンブーボートでの探索

これだけ入って、60〜70ドル程度です。
食事の際にはビールなども注文できますが、飲み物は別料金になる場合があるのでご注意ください。

2-2. ハロン湾の見どころ、闘鶏岩

ハロン湾
フェリーポートを出発して20〜30分程度で闘鶏岩に着きます。その名の通り、二つの岩が闘う鶏のような形をしています。
夫婦岩と呼ばれることもあるようです。

帰り道では20万ドン札の絵にもなっている岩も見ることもできました。

2-3. ハロン湾のメイン!ティエンクン鍾乳洞

ハロン湾
ハロン湾ツアーの日程には鍾乳洞ツアーも必ず含まれています。
こちらのティエンクン鍾乳洞は「天宮」を意味し、中は20mほどの高さの鍾乳洞が広がっています。
船を降りてから少し山上りをしないといけないため、スニーカーなどの動きやすい靴を履いていくのが良いでしょう。

中はライトアップされていて非常に幻想的です。
色とりどりだと聞いていましたが、私が行った時は白色のライトしかついていなかったので、カラフルなライトアップはやめたのかもしれません。

フットライトもあり、段差や階段はありますが歩きにくさは感じませんでした。
これだけのものが自然にできるというのは自然の神秘を感じざるを得ません。

2-4. 船やカヤックでハロン湾を探検

ハロン湾
鍾乳洞の後は、カヤックやバンブーボートで洞窟をまわります。

ハロン湾ツアーでは、カヤックかバンブーボートか基本的にツアー客が乗りたい方を選べるようになっています。

あまり体を動かすのが得意じゃない人、のんびりとまわりたい人は、ローカルの人が船を漕いでくれるバンブーボートがおすすめです。
カヤックは自分で漕がなければならないため、体力がないと少し大変です。

体力があり、ハロン湾の奥の方まで探険したい人はカヤックがおすすめです。
ハロン湾の洞窟を通りますが、洞窟の高さがあまりないこと、浅瀬になっていることから、バンブーボートでは奥の方まで行けないとのことでした。

湾はそれなりの広さがあります。
ハロン湾のツアー会社はおよそ30分〜45分程度の時間をとってくれますので、世界遺産に登録されているハロン湾の絶景をぜひ楽しんでください。

このカヤックで基本的なツアー日程は終了です。
少し長めのハロン湾ツアーだと、ハロン湾の水上生活者の住むところを通過したり、水上マーケットを楽しんだりというツアーが入ります。

3. ハロン湾に行くときに気をつけることは?

ハロン湾に行く前にチェックしておきたい項目をまとめます。

・ハロン湾ではプラスチックが禁止されているため、持ち込まないこと
・なるべく動きやすい服装、靴で行くこと
・カヤックに乗る際邪魔になるため、荷物は最低限のもののみで行くこと
・鍾乳洞は人が多くスリ被害もあるので、貴重品に気をつけること
・季節によっては寒くなるため、上着を持参すること

4. まとめ

特に天気が良い日には美しい光景が見られるハロン湾。
ベトナム旅行に来るならば一度は訪れて欲しい場所です。
ぜひハロン湾で楽しい時間を過ごしてくださいね!

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