ベトナムの麺料理といえば「フォー」ですが、実はベトナムには様々な種類の麺料理があるって知っていましたか?
日本人がラーメンを愛するように、ベトナム人もベトナムの麺料理が大好き!
ちなみに、ベトナムの麺はほとんど米粉から作られています。
ベトナムのお米の消費量は実は日本よりも高く、世界上位5位に入るほど。
これだけ米粉麺が広く、色々な方法で食べられているのは、ベトナム人がどうやってお米を美味しく食べるかを懸命に研究した成果なのかもしれませんね。
今回は、そんなベトナムにどんな麺料理があるのかをご紹介していきます。
目次
ベトナムの麺料理その1. フォー
フォーは、鶏ガラや牛骨からだしをとったスープに、米粉でできた平たい麺に、鶏肉や牛肉を具として食べる麺料理です。
北部が発祥と言われていますが、北部の味付けは薄味、南部も基本薄味ですが、テーブルに用意されている様々な調味料を使って味を濃くすることが多いです。
牛肉のフォーを頼むと、生焼けの牛肉がのっていることが多く少しびっくりしますが、基本的にこれでお腹を壊すことはほとんどないので安心して食べてください。
付け合わせで香草やもやしが一緒に出されるので、それをトッピングして食べます。お店によってはこちらの香草類の扱いが悪く、生焼けのお肉よりも香草でお腹を壊すことが多いので注意です。
どこにでもあるフォーですが、朝ごはんとして食べることも多く、フォー屋さんは朝の5時や6時から開いていることも!
ベトナムのストリートでは、朝から人々が低い机と椅子で身を寄せ合ってフォーを食べる姿がみられます。
ベトナムの麺料理その2. ブンリュウ
ブンリュウは、トマトを使った麺料理。酸味があってさっぱりしており、暑い夏でもするっと食べられる味です。
蟹のすり身を団子状にしたものが具として入っており、これがまた旨味があってとても美味しいです。
色が赤いので辛そうに見えますが、辛みは一切ありません。
主にハノイなど北部で食べられているので南部ではあまり見かけることがありませんが、日本人の口に合う麺料理なので見かけたらぜひ食べて欲しいです。
ベトナムの麺料理その3. ブンチャー
ヌクマムをベースにした甘めのタレに、ブンという米粉麺をつけて食べるのがブンチャーで、ハノイ発祥のつけ麺です。
炭火で焼いた豚肉のつくねと、大根や人参のピクルス、香草を一緒に食べます。
オバマ前大統領がハノイに来た時にも、ハノイの地元のブンチャー屋さんでブンチャーを楽しんだことが有名です。ハノイでは揚げ丸巻きも一緒に食べることが多いようです。
麺は細く軽いので、いくらでも食べられます。
付け合わせに香草を入れますが、炭火で焼いた豚肉のつくねに一番合うのは紫蘇。
ぜひ紫蘇をたくさん入れて食べてみてください!
また、砕いたにんにくを置いているお店も多いので、にんにくをたくさん入れて食べるのがおすすめです。
ベトナムの麺料理その4. ミエン
写真はGoogleから
ミエンは、日本で言うところの春雨麺で透明で細い麺のことです。緑豆から作られているものが多いようです。
ミエンを使った料理はいくつかありますが、代表的なものはミエンガーという、だしをとったスープに鶏肉をのせ、玉ねぎやねぎと一緒に食べるあっさりした麺料理です。
ベトナムでは麺を選べるお店も多いので、あまり麺をたくさん食べる元気はない、またはカロリーを気にしているというときにはミエンにすると良いでしょう。
ミエンサオという、野菜や海鮮、豚肉などをミエンと一緒に炒めたものも美味しくおすすめです。
ベトナムの麺料理その5. ブンボーフエ
ブンボーフエは、「フエ」という名前がついているように中部フエが発祥の麺料理です。
米粉麺であるブンに、牛肉をたっぷりのせて食べます。
スープはレモングラスと、辛めの味付けである調味料サテ、ヌクマムを使っていてピリッとしてコクがあります。
具は玉ねぎや魚肉の練り団子、レバーのような血の塊を一緒に食べます。
レモングラスを使ったスープを食べることはなかなかないので味の想像が難しいかもしれませんが、レモングラスの香りが立ってさっぱりしつつ、しっかりと旨味のあるスープが両立されているのでファンが多い料理です。
ベトナムの麺料理その6. フーティウ
フーティウは、南部名物とされる米粉麺です。
フーティウに使われる麺は細いですがコシがあり、チュルチュルとした食感です。
豚骨からとった出汁はコクがあり、少し脂っこさもありますが甘辛いので日本人の口に合う味付けです。
豚ひき肉、卵、海老に生野菜をたっぷり入れて食べます。
ニンニクもたっぷり効いているので食べると元気になれる味です。
ベトナムの麺料理その7. ミークアン
ミークアンはダナン名物の麺料理です。こちらは米粉ではなく小麦から作られた麺。平たく横に広い麺で、日本のきしめんのような感じです。
少ししょっぱめの汁なし麺で、海老、お肉、砕いたピーナッツなどを一緒に食べます。
パリパリの大きい煎餅のようなライスペーパーがついてくるので、それを砕いて麺に入れ、ふやかしながら食べるのがおすすめです。ボリューム満点で、一杯でもかなりお腹いっぱいになります。
具として入っている海老は大きくしっかりと味が染み込んでいることが多く、この海老が食べたくてミークアンを食べていると言っても過言ではありません。
ベトナムの麺料理その8. バインカンクア
写真はGoogleより
米粉ではなく、タピオカを使った麺であるバインカン。
バインカンクアは、とろみのあるスープに、蟹のすり身やうずらの卵を入れて麺と絡ませて食べる麺料理です。
いわゆる蟹うどんという感じですが、うどんと違って麺がプルプルもちもちで食感が良いのが特徴。
揚げパンを浸して食べると、揚げパンがスープの旨味を吸って美味しいです。
蟹がたくさん入っても一杯100円程度で食べられます。
ベトナムの麺料理その9. ミーサオ
ミーサオは、ベトナム版焼きそばです。
インスタントラーメンのような細麺を、野菜や肉、海鮮とともに炒め、塩や醤油で味付けをしたもので、程よく塩辛く、日本人の好みにマッチしています。
ストリートフードとして屋台でもよく売っていますし、お酒を飲んでいるときにもよく食べる、国民食的なものです。インスタントも多く発売されています。
基本的に醤油は別で付いていて、お好みでかけるスタイルなので味の調節がしやすいのも嬉しいところですね。
ベトナムの麺料理その10. ブンティットヌン
ブンティットヌンは、米粉麺を使用した汁なし混ぜそばのような麺料理です。
特徴としては、炭火で焼いた焼肉がのっていること。ブン、大量の野菜(大抵は刻んだキャベツともやし)、炭火焼肉に、ヌクマムをベースに少し辛めに味付けをしたヌクチャムというタレをかけて混ぜながら食べます。
炭火焼肉も甘辛く味付けされていることが多く、食べやすいです。
ブンティットヌンは基本的に豚肉が乗っていますが、揚げ春巻きやつくねがのっている場合もあり、それもとても美味しいです。
ベトナムの麺料理その11. ブンカー
ブンカーは、中部ダナンやニャチャンの名物とされる麺料理で、米粉麺に魚のすり身を揚げたさつま揚げのようなものを一緒に食べます。
スープはあっさりめで非常に食べやすく、海辺の町で食べられることが多いからか、魚のすり身団子やコリッとしたクラゲを具に入れたものが多いようです。
ベトナムの麺料理 まとめ
非常にバラエティ豊かなベトナムの麺料理。どれも美味しくて、毎日食べても飽きないほどです。
こってりしたものからあっさりしたものまでなんでも揃うので、ベトナムに来た際はぜひ食べ比べてみてくださいね!
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