世界的にパンデミックを引き起こしている新型コロナウイルス感染症。国によってワクチンの接種状況や感染対策なども異なり、コロナ前の生活に戻りつつある国もあれば、未だに感染者が増加し続けている国もあります。

今回は日本とも親交の深いベトナムにおける新型コロナウイルス感染症の「今」についてお伝えします。

1.ベトナムでの新規感染者数

自転車に乗る女性

ベトナムにおける最新の新型コロナウィルス感染症に関しての数値は、2021年5月20日の段階で陽性と判断されたのが計4,720件死亡者数は38名となっています。これは現地の日本国大使館も掲載、発表している情報で、信頼性が高く正確な数字だといえます。

2020年の3月以降、感染者数はほぼ横ばいで推移していましたが、同年の8月に新規感染の1つの山が発生した経緯があります。ただその後は抑え込みに成功しており、その後2021年2月の山も上手く抑え込めています。

ところが、2021年の4月を境に感染者数が増加傾向となり、今では1日あたり100名以上の感染が確認されている状況です。増加は右肩上がりで落ち着く様子が見られないことから、今後も注視する必要があるといえるでしょう。

2.変異株の感染拡大

ベトナムのビル

加えて、ハノイ市にある中央熱帯病病院の遺伝子配列解析によると、感染者から新たにB.1.222とB.1.619の変異株が確認されたと発表されています。既に他の新型コロナウィルス変異種も確認されていることから、合計7種類の変異株が確認されたことになります。

現在、ベトナム国内で猛威をふるっているのは、インド型のB.1.617.2変異株と見られています。

中央衛生疫学研究所が5月19日に発表した情報によると、北部紅河デルタ地方のバクニン省や東北部地方のバクザン省、北部紅河デルタ地方のハイフォン市でこの変異種が確認されているとのことです。

感染者29名を対象に採取したサンプルから遺伝子配列解析が行われた結果なので、広範囲にインド型の変異株が広まっていることが分かります。18日にはホーチミン市で4514人目の感染者から同型が確認されており、現在ベトナムにおいて流行している新型コロナウィルス変異株はインド型B.1.617.2と見られています。

英国型のB.1.1.7変異株も確認されていますが、割合としては少なく北部紅河デルタ地方のハイズオン省での判明のみに留まっています。

とはいえ、油断が感染拡大を招き変異を許すことになるのが新型コロナウィルスなので、流行している株だけでなく他の株にも注意が必要です。

3.油断できない市中感染

マスクなど

日本と比べると全体的に感染の規模は小さめですが、それでも日本同様に市中感染が発生しています。

5月19日午前発表の市中感染情報では、感染者30名の内8名が隔離区域内、残りの22名が封鎖区域内で感染したとのことです。

また29名は感染者との接触で以前から隔離措置が取られていましたが、1名に関しては感染源が依然として不明のままです。この感染者の男性は5月8日に、公共の場で無作為抽出による検査を受けていましたが、結果は陰性でした。

しかし、発熱や咳と喉に痛みを感じたことで17日にビンメック・セントラルパーク国際病院を受診。新型コロナウィルス検査の結果陽性となっています。

陽性と判明するまでの1ヶ月間はホーチミン市から出ていないとのことですが、市内で経理スタッフとして働いていることから、複数のクライアントと接触があったものと見られます。

ビンメック・セントラルパーク国際病院を受診する4日前にはトゥードゥック市病院を受診しており、監視カメラの映像で複数の医療スタッフと接触したことが分かっています。

接触した医療スタッフは26名ですが、検査ではいずれも陰性と判明しました。ただし男性が居住するブロックは封鎖され、ブロック内の住民は外出禁止、全員が検査を受けることになりました。

このように、病院の検査で陰性と判明しても油断禁物で、突然症状が発生するケースもあることが理解できます。

ホーチミン市人民委員会は、市内において特に輸出加工区や工業団地の感染拡大を防ぐべく、工場労働者に対して毎日健康申告を要請しています。

1月28日以降の第3波では2ヶ月の間に、13省の市で910名の市中感染が確認済みですが、726名はハイズオン省で感染しました。

つまりハイズオン省が第3波の震源地で、英国型のB.1.1.7変異株を含む複数の株が確認された形となります。

4.日本とベトナムの往来は?

飛行機

ベトナムの人口は約9700万人と、日本と比べれば少なめですが、日本の感染者数と比べればかなり抑え込めている状況だと思われます。増加傾向にはあるので今後も油断はできませんし、外国人の入国禁止措置が取られているので当面ベトナム旅行は難しそうです。

対して、出国には規制がなく日本にも条件付きで入国ができるので、日本との間で完全に行き来できないわけではありません。

5.まとめ

研究員

なぜベトナムで感染者数が増え始めたのか原因を突き止める必要はあるでしょうが、今まで抑え込みに成功していたという点で各国から注目を集めていたのは確かです。

国民全体の意識が高く、一部の人が感染を広げるような行動をとらないのも特長です。

こういった国民性からすると、今回の感染拡大は感染力の高い変異株によるもので、身勝手な人の行動が原因ではないと考えられます。

その為、これまで通り感染拡大防止の行動を続けつつ、より一層積極的に取り組むことによって、第4波といえる感染拡大も抑え込めそうです。

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