ベトナムの生活においても、日本と同じで携帯電話は欠かすことができないものです。今回は、ベトナムの主要な携帯会社に関してご紹介していきます。
目次
1. ベトナムのwi-fi環境について
一般的にベトナムの場合には、日本よりもwi-fiが普及している特徴があります。カフェや公共施設などの外出先でも、比較的楽にフリーwi-fiを使うことができるでしょう。
観光で訪れた場合には、ホテルでも基本的にwi-fiが使えるようになっているので、特に心配は要りません。
しかし緊急連絡などを外出先である場合には、通信できる環境を整えておく必要があるので、場合によってはモバイルwi-fiやsimカードの購入を検討しておいた方が良いでしょう。
2. ベトナムのsimカード事情とは
日本で使っていたsimカードを持って行くのであれば、くれぐれも無くさないように注意が必要です。もしも長期滞在の場合には、日本で使っていた携帯電話、もしくは現地で購入したスマートフォンに、ベトナムのsimカードを挿入して使うのが一般的な方法です。
ベトナムには大きく分けると使い捨てとプリペイドの2種類のsimカードがあります。
2-1. 使い捨て型のsimカード
使い捨ての場合には電話番号がなく、期限が1ヶ月のものが多く、一日2GBまでの利用が一般的となっています。特に一か月未満の滞在者にはお勧めと言えるでしょう。
価格帯は日本円で約1000円前後で、現金でその場で前払いします。携帯ショップでの購入が安いですが、プランにこだわりがない場合には、空港で購入するのが一番楽な方法です。
2-2. プリペイド型のsimカード
もうひとつのプリペイドの場合には、電話番号ありとなしを選ぶことができプランは豊富です。支払い方法は前払いが多く、契約帯によってその都度入金する必要があるでしょう。長期滞在者にはこちらがお勧めと言えるでしょう。
価格帯は日本円で約500円からで、支払い方法は前払いと後払いがありますが、前払いが一般的です。インターネットバンキングや携帯ショップ、コンビニなどで支払いとチャージが出来るでしょう。
3. ベトナム国内の携帯事情
ベトナムでは学生から大人まで幅広い世代の人がスマートフォンをはじめとする携帯電話を使っています。
ベトナム 携帯電話の加入者数は、約12000万人を誇り、普及率は130%にもなります。人口は9270万人なので、加入者数は人口を超えていることが分かるでしょう。
今や一人でスマホ2台を持っている状況が当たり前の時代になっているのかもしれません。
4. ベトナムの主要携帯会社
ベトナムの主要携帯会社ですが、大手3社がメインとなっています。ヴィッテルとモビフォン、ビナフォンの三つです。
4-1. ヴィッテル
まず最初にヴィッテルに関してですが、本社はハノイにあり設立は2004年です。
ヴィッテルは軍隊工業通信グループ傘下の通信会社にあたり、ベトナムにおいてはトップシェアを誇ります。国防省が所有、運営している国営企業にあたります。
料金は30日で7万ドルで、データ使用量は1日500MBのプランがあります。その他にも月に9万ドンでデータ使用量が11GBのプランもありますよ。
ヴィッテルのプラン数は8種類で種類は少ないですが、プランによってはtiktokアプリへの通信は無料などといったオプションが組み込まれています。
4-2. モビフォン
モビフォンは情報通信省傘下の通信会社にあたり、30%以上のシェアを持ちます。
モビフォンの場合には、30日で7万ドンのプランや、30日で9万ドンのプランがあります。
プランの種類に関してはモビフォンは13種類となっています。プランの数でみるとモビフォンが充実しているように見えるかもしれませんが、オプションに関しては無料通話などが設定されてあるかは不明確です。
そして通信速度に関してですが、ダウンロードやアップロードにおいて、モビフォンは他社を大きく上回っています。
通信速度が速いのが強みなので、プラン内容にはあまりこだわりがないのかもしれません。
4-3. ビナフォン
最後のビナフォンは郵便通信省傘下の通信会社にあたります。
ビナフォンはプランが9種類で、月に7万9000ドンのプラン等があり、同じキャリア同士であれば1000円分無料になるオプションがついています。
ビナフォンは無料通話のオプションが他社に比べて充実していると言えるでしょう。
4-4. その他の携帯会社
大手3社が一般的な扱いとなっていますが、その他にも携帯会社はあります。第4位に挙げられるのはGモバイルそして第5位がベトナモバイルです。様々な点から比較して、自分にピッタリのものを使うようにしましょう。
5. ベトナムで携帯を使用する前に必ず読んでおきたいこと
そして、最後に、注意しておきたいことを頭に入れておきましょう。
それは、通信会社によるメールアドレスはないことです。ベトナムでは、電話番号でメッセージを送るショートメッセージが主流となっています。
そして、はじめから不必要な入金はしないように心がけましょう。
月々のプラン更新がうまくできないと、数日で入金していたお金が全てそのデータ通信量に使われてしまう可能性もあります。通信会社や契約の仕方によっても異なりますが、最初のうちは最小限のお金のみを入れることにしましょう。
6. ベトナムの携帯事情のまとめ
ベトナムで携帯電話を購入する場合には、まずは様々な面から比較をしておくことが大切です。ぜひいろんな会社を調べて、比較してから、購入してみてください。
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