「インスタのキャプションっていったい何?」
「キャプションはどういったものを書けばいいの?」
「具体的なキャプションの例が知りたい!」
キャプションはインスタの投稿に載せるテキストのこと。
インスタは写真がメインのSNSと思ってキャプションにはあまり力を入れていないのではないでしょうか?
しかしインスタ運用をするにあたってキャプションは非常に大切な要素になります。
今回の記事では
- インスタのキャプションとはいったい何なのか
- インスタのキャプションを書くことで得られるメリット
- インスタのキャプションの基本的な使い方
- インスタのキャプションを書く時のコツ・注意点
- インスタのキャプション書く際に参考になるアカウント事例
などインスタのキャプションの書き方について詳しく学べます。
この記事を読むことで「どうやってキャプションを書けばいいのか?」ガ分かり、自社のインスタ運用にもつながりますので、ぜひ最後までご覧くださいませ。
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目次
1. インスタのキャプションとは
まずは「キャプションとはいったい何なのか?」について解説いたします。
端的に言えば投稿に対してつけることのできるテキスト部分になります。
Twitterでいえばツイート部分、YouTubeで言えば概要欄といった具合ですね。
投稿の写真に対する補足説明が主な使い方になりますが、今日あったことを書くといった日記的なものなど使い方は自由です。
またキャプションは半角・全角を含め"最大2,200文字”記載することができます。
原稿用紙5枚分になるのでそこそこの文章量を載せることができます。
そのほか「ハッシュタグ」もこのキャプション部分に記載いたします。
結論「テキスト+ハッシュタグ」などを自由に記載できる場所がキャプションというわけです。
キャプションは投稿の説明だけではなく、検索に引っ掛かりやすくする意味でも非常に有効です。
そのため、企業でインスタを運用しているといった場合は注力すべきポイントといえます。
またユーザーは意外にキャプション部分も読んでいるため「写真がメインのSNSだから~」と思わずに、しっかりと記載することをおすすめします。
2. インスタのキャプションを書くメリット
この章ではキャプションを書くメリットについてご紹介いたします。
メリットは
- 投稿の内容を深く説明することができる
- フォロワー外のユーザーにリーチできる
- 個性を出すことができる
こちらの3点です。
1つずつ詳しく解説していきますね。
2-1. 投稿の内容を深く説明することができる
1点目は「投稿の内容を深く説明することができる」という点です。
インスタは写真がメインのSNSですが、画像だけで伝えられる情報には限界があります。(最近は文字入れ投稿などが流行り、伝えられる情報が増えましたが、それでも限りがあると考えています)
ただキャプションを利用することで写真だけでは伝えるのが難しかった部分の補足など、伝えたいことをより伝えることができます。
特に企業がインスタを運用する場合は情報の誤解を招かないようにしっかりと伝える必要があるため、キャプションにて正確に伝えることが大切です。
2-2. フォロワー外のユーザーにリーチできる
2点目は「フォロワー外のユーザーにリーチすることができる」という点です。
キャプションにはハッシュタグを記載することができます。
自社のターゲットが検索しそうなハッシュタグをキャプションに載せておくことで、フォロワー外のユーザーにもリーチすることができるので、キャプションを書くことは認知度UPにもつながります。
またハッシュタグだけではなくキーワード検索も主流になってきているため、検索されることを意識してキャプションを書くことは非常にメリットがあるといえます。
またインスタのリーチ数を増やすポイントについては下記の記事もおすすめです!
▶インスタのリーチ数を増やす10のポイント|伸びないときはこれを見て!
2-3. 個性を出すことができる
3点目は「個性を出すことができる」という点です。
写真だけではなかなか伝わらない自分の個性も文章であれば伝えることができます。
文体や語尾、物事の考え方など文章には人柄が出るため、オリジナリティやブランディングを重視したい方はキャプションで個性を出していくことをおすすめします。
あくまで一例ですがお笑い芸人の麒麟 川島さんは自分のインスタアカウントで「ハッシュタグ大喜利」という企画を行っています。
ハッシュタグ大喜利はお笑い芸人の写真をアップして「写真でひとこと」を行うといったものですが、これはキャプションを利用することで、非常に麒麟 川島さんの個性が出ているパターンかと思われます。
<参照:麒麟川島 ハッシュタグ大喜利>
こういったように自分の個性を演出できるのがキャプションになります。
企業がインスタを運用する際はユーザーにイメージしてほしい像が伝わるようなキャプションを書くと、非常に効果的かと思われます。
3. インスタのキャプションを書く時の基本的な使い方
ではここからは初級者向けにインスタのキャプションの使い方を解説していきます。
そもそもキャプションってどんな風に書くの?と思う方はチェックしてみてください。※尚、本記事で紹介するのはPC版となります
【手順①】インスタにログインし、左メニューにある「+作成」をクリックします。
【手順②】「コンピューターから選択」をクリックし、アップしたい写真や動画を選択します(ドラッグ&ドロップでも可能です)
【手順③】写真の編集ができる画面になるので、必要に応じて編集します。
- 「」(左):写真のサイズを決めることができます
- 虫眼鏡(中央):写真のズームができます
- 四角(右):写真を追加できます
編集が終わったら右上の「次へ」をクリックします。
【手順④】写真の加工をすることができます。フィルターをかけたり明るさの調整が可能です。加工が完了したら右上の「次へ」をクリックします。
【手順⑤】空白の部分にキャプションを記載します。また左の写真をクリックするとアカウントのタグ付けを行うことができます。
【手順⑥】テキストとハッシュタグの記載ができたら、右上の「シェア」をクリックします。
こちらでキャプション付きの投稿完了です!
またキャプションは一度投稿した後でも編集することができます。
投稿してから誤字脱字を発見した場合や表現方法を変えたい…といった場合には、編集機能を使って編集していきましょう。
4. インスタのキャプションを書く時のコツと注意点
ここからはインスタのキャプションを書く時のコツと注意点について解説いたします。
特に企業がインスタを運用する際の目線でコツを解説するので、自社のSNS運用担当者は必見の内容となっております。
4-1.インスタのキャプションを書く前に意識すべきこと3選
まずはインスタのキャプションを書く時のコツについて3つご紹介いたします。
- ルールを決めて統一性を出す
- スマホで見たときの表示を意識する
- アクションを促して投稿やアカウントの評価を高める
1つずつ解説していきます。
①ルールを決めて統一感を出す
1つ目はルールを決めて統一感を出すということです。
個人の場合は別ですが企業でインスタ運用を行う際、担当者が一人じゃないことも少なくありません。
そして人が変わるたび、キャプションの文体のスタイルなどが変わってしまったらどうでしょうか。
担当者が変わったことが分かってしまうとビジネス感が強くなってしまったり、ユーザーに違和感を与えてしまいます。
なのでしっかりと文体のルールを決めて統一感を意識することが大切です。
- 「ですます調」なのか「である調」なのか
- 絵文字は使うのか使わないのか
- 使わない言葉はあるのかないのか
- どのくらいの文章量をキャプションに記載するのか
- ハッシュタグは何個でどのようにつけるのか
- どこで改行をするのか
など細かく決めてくと統一感が出て素敵な企業アカウントになるでしょう。
ルールを決めていないといった方はこの機会に決めてみてくださいね。
②スマホで見たときの表示を意識する
インスタ運用を行う際はパソコンで行うことがほとんどだと思いますが、それを見るユーザーはほとんどがスマホでチェックしています。
つまりパソコンで見たときのキャプションの見え方とスマホで見たときのキャプションの見え方は大きく異なるというわけです。
パソコンでは改行を入れなくても見やすかった文章が、スマホで見たら超長文になっていることも少なくありません。
最初のうちは「投稿した後にスマホでチェックすること」をおすすめします。
長文で見にくくなっていないかなどをしっかりとチェックしていきましょう。
③アクションを促して投稿やアカウントの評価を高める
キャプションはユーザーのアクションを促すことができる場所です。
- 「フォローしてね!」
- 「プロフィールでは~~をご紹介しています」
- 「過去の投稿では~~をテーマに解説しています」
- 「右下のボタンから保存できます」
などユーザーのアクションを促す言葉を入れていきましょう。
またそうしてユーザーの導線を引いていくと投稿及びアカウントの評価も高まっていきます。
こういったところからぜひアカウントの質をあげていきましょう。
そのほか、インスタでユーザーアクション率を上げるためには【心理学の活用】もおすすめです。
下記の記事では「インスタで使える心理学」についてまとめているので、ぜひこちらも合わせてごらんくださいませ。
4-2. インスタのキャプションを実際に書く時のコツ
ここからは実際にインスタのキャプションを書く時のコツについて5点解説します。
- 一文を短くする
- 文字にスペースをあける
- 話し口調で書く
- ひらがなやカタカナを混ぜる
- 絵文字や記号を使う
キャプションは「ユーザーに読まれるもの」なので、ユーザーにとって「読みやすい文章」になっていることが重要です。
では1つずつ解説していきます。
①一文を短くする
キャプションの文章は短くまとめることが大切です。
あくまでインスタは写真がメインのSNSで、ブログやnoteなどの文章がメインのツールではありません。
そのため長文は好まれない傾向にあります。
また投稿写真の下に表示される文章は約40文字程度です。それ以降は「続きを読む」というリンクをクリックしないと見れない仕様になっています。
そのため、最初の文章には惹きの強いキーワードを含めるといいでしょう。
②改行を意識する
先ほどの「スマホで見たときの表示を意識する」というのにもつながってきますが、改行は非常に大切です。
パソコンでキャプションを作っているのであれば、思っている以上に改行を入れないとなかなか見やすい文章にはなりません。
文章が詰まっているとそれだけで「読むのをやめよう…」と思われてしまう可能性も高いので、しっかりと改行を入れて読みやすい文章を心がけていきましょう。
➂話し口調で書く
キャプションで親近感を持ってもらうためにも話し口調で書くことをおすすめします。
機械的で固い文章だとなかなかユーザーは読んでくれないので、話し口調でやわらかく、まるで「誰かに話しているような雰囲気」を意識して書いていくようにしましょう。
④ひらがなやカタカナを混ぜる
扱っている商品やサービスにもよりますが、漢字ばかりの文章だとなかなかユーザーは読んでくれません。
そのため、ひらがなやカタカナを含めた文章でやわらかさを出していくのがおすすめです。
全体的な文章のバランスを見つつ、ひらがなやカタカナを混ぜ込むようにしましょう。
⑤絵文字や記号を使う
自社のブランディングなどにもよりますが、絵文字や記号を使うことで文章にやわらかさを出すことができます。
というのもインスタのユーザー層は若い女性(10代~20代)の方が一番多いので、そういったユーザーが好む文体にするのがおすすめというわけです。
またインスタでは、変わったフォントで投稿することもできます。デフォルトのフォント以外のフォントを使いたい時に使ってみるとよいでしょう。
→参考:https://jp.piliapp.com/instagram/fonts/
4-3. インスタのキャプションを書く時の注意点
次に「インスタのキャプションに関する注意点」でについてご紹介します。
①文字数
冒頭でも記載しましたが、インスタの文字数は2,200文字です。これは半角と全角を問わずカウントされます。
文字数制限に注意しましょう。
②ハッシュタグ
キャプションに入れられるハッシュタグは最大30個までです。
30個以上思いつく場合は優先順位をつけて記載していきましょう。
またハッシュタグの選定方法について詳しく知りたい方は下記の記事がおすすめです!
▶インスタのハッシュタグの付け方!リーチ数を2倍にする選定方法とは
➂リンク
キャプションはリンクが反映されません(リンクを記載することはできても、クリックができない)
そのためキャプション内に、自社ホームページのURLを入れたとしても、クリックしてホームページに飛ばすことはできません。
リンクに促す場合は、まずプロフィールに促して、そこからリンクに飛ばすよう導線を引いていきましょう。
5. インスタのキャプションを書く際に参考になるアカウント事例5選
本章では、キャプションを書く際に参考になるアカウント事例をご紹介していきます。
実際の投稿内容を参考にすることで、キャプションの作り方についてイメージが湧きやすくなります。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
5-1 クラシル
<参照:クラシル>
クラシルのキャプションは画像には書いていない「レシピの詳細」を記載しています。
こちらの施策は非常に効果的で、ユーザーはキャプションを見ながら料理を作ることができますし、キャプションにレシピが記載されていることで、保存のアクションも促すことができます。
投稿やアカウントの評価を高めるのに非常に効果的な書き方になるので、何か手順を教えるノウハウ系の投稿の時にぜひ真似してみてくださいね。
5-2. ニトリ
<参照:ニトリ>
ニトリのキャプションは非常にわかりやすく画像のアイテムの説明がされています。
ユーザーがこの投稿を見て「どんな商品なんだろう?」といった疑問を解決してくれる非常に優れたキャプションになります。
商品紹介や購入品紹介、自社のアイテム・サービス紹介といった時に参考になるキャプションなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
5-3 節約チャンネル
<参照:節約チャンネル>
節約チャンネルはリポスト投稿が多く、キャプションもリポスト元投稿のキャプションを紹介しています。
そのほか自社アカウントの署名やコメントの指定など参考になる部分はたくさんありますので、ぜひ真似してみてくださいね。
5-4. 滝沢カレン
<参照:滝沢カレン>
タレントの滝沢カレンのキャプションは非常に独特な言い回しが特徴で、個性あふれている文章が参考になります。
画像だけでは滝沢カレンの魅力は伝わりにくいけれど、キャプションがあることで彼女の魅力がとっても伝わってきますよね。
企業アカウントの運用でも活かせる部分があるかと思いますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
5-5. しまむら
<参照:しまむら>
ファッションセンターしまむらのキャプションは、インフルエンサーを起用しているところが参考になります。
ニトリのキャプション同様に、写真を見たユーザーが気になる「この女性は誰なんだろう?」といった疑問を解決してくれる非常に優れたキャプションです。
インフルエンサー施策などを行う際はぜひ真似してみてくださいね。
6. キャプションの書き方を理解してフォロワーを増やそう
今回は「インスタのキャプションの書き方」について悩みを抱えているあなたに向けて、それを解決するために見るべきポイントやコツなどについて解説しました。
またインスタ運用ではキャプションだけではなく、保存率も非常に大切です。
以下の記事では「Instagramの保存率UP施策」を図解付きで詳しく解説しているので「保存率を上げてフォロワーを増やしたい!」といった方は、こちらもダウンロードしてみてください。
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