「化粧品メーカーのインスタ運用方法がわからない…」
「化粧品メーカーのインスタ運用成功事例が知りたい」
「化粧品をを上手に撮影するやり方を教えてほしい」
化粧品メーカーでインスタ運用をやっているところはたくさんあるけど、どうやって運用していけばいいか分からない…
今回の記事ではそんな"化粧品メーカーのインスタ運用方法”について、初心者でも分かりやすく徹底的に解説いたします。
- 化粧品メーカーがインスタを運用するメリット
- 化粧品メーカーがインスタを運用する時の7つのポイント
- 化粧品メーカーのインスタ運用成功事例
- インスタで伸びる化粧品・コスメの撮り方
など「化粧品メーカーのインスタ運用」についてあらゆる観点から解説いたします。
ぜひこの記事を参考に化粧品メーカーのインスタ運用を学んで活用してみてくださいね!
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目次
1. 化粧品メーカーがインスタを運用するメリット5選
まずは化粧品メーカーがインスタを運用するメリットについてです。
ビジュアルがメインのSNSであるインスタは化粧品メーカーとの相性が抜群で、数値も伸ばしやすいジャンルといえます。
またビジュアル以外にもさまざまなメリットがあります。
今回は
- BtoCなので宣伝効果が高い
- ビジュアルを活かせるため伸ばしやすい
- メインユーザー層が非常に近い
- ブランディングを演出しやすい
- UGCが生まれやすい
こちら5点について詳しく解説していきますね。
1-1. BtoCなので宣伝効果が高い
インスタはBtoBよりBtoCの企業に向いているSNSです。
小売業や飲食業、不動産、美容関係が中心のBtoC企業はビジュアル面での訴求がしやすく、宣伝効果が高いといえます。
化粧品メーカーもBtoC企業のため、非常にインスタと相性の良い企業といえます。
1-2. ビジュアルを活かせるため伸ばしやすい
冒頭でも少し記載しましたが、化粧品・コスメのジャンルはビジュアルを活かしやすいジャンルです。
- 使用前と使用後のビフォーアフターを載せる
- 色の違いを写真で見せる
- メイクの様子をリールで掲載する
などさまざまな観点からビジュアルでアピールすることができます。
ユーザーは化粧品のパンフレットやカタログを見るようなスタイルで投稿を見てくれるため、購入にもつながりやすいといえます。
1-3. メインユーザー層が非常に近い
インスタの国内ユーザーは「10代~20代の女性」が一番多いといわれています。
そのため非常に化粧品メーカーのターゲット層とマッチしているわけです。
また近年、検索業界は「ググるからタグる、そしてタブる」といわれており、インスタで検索するユーザーが急増しています。
「ターゲット層が似ている かつ インスタで検索するユーザーが増えている」といったこの2点のメリットは事情に大きく、顧客獲得や売上UPにつながると思われます。
特に化粧品を購入する際は実際に使ってみた感想や評判、ビフォーアフターの画像、使用感などを知りたいですよね。
この需要を満たしやすい検索媒体が「インスタ」というわけです。
なので化粧品メーカーはインスタ運用に力を入れると、より成果を上げやすくなるかと思います。
1-4. ブランディングを演出しやすい
他の化粧品メーカーと差別化できるのもインスタ運用のメリットのひとつです。
- 美しい・かわいいといった写真のみのスタイル
- 文字入れを施した雑誌のようなコンテンツスタイル
- 芸能人やインフルエンサーを使ったイメージ戦略スタイル
などどのスタイルをとるかによってもブランディングは変わってきます。
1-5. UGCが生まれやすい
UGCが生まれやすいというのもメリットのひとつです。
「UGCとは…?」
ユーザーの手によって制作・生成されたコンテンツの総称を指します。各種ソーシャルメディアに書き込まれたり投稿されたコンテンツや、それらに対する感想、レビューなどのコメントも含まれます。
化粧品メーカーであれば
- 購入してみたといった投稿
- 実際に使ってみたビフォーアフター画像
- 家にある化粧品コレクションの画像
などさまざまなUGCが見込めます。
UGCが増えれば自社アカウントのフォロワーのさらに外側のユーザーに訴求することができ、どんどん拡散の輪が広がっていきます。
こういった点からも化粧品メーカーは非常にインスタ向きといえます。
2. 化粧品メーカーがインスタを運用するときの7つのポイント
ここからは化粧品メーカーがインスタを運用する時の7つのポイントについて解説していきます。
このポイントを学ぶことで、よりインスタ運用で成果を上げることができるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
- ビフォーアフターをビジュアルで見せる
- ランディングを重視して撮影を行う
- コンテンツを作り込んで有益性を出す
- ストーリーズでQ&Aやアンケートを行う
- インスタライブでユーザーとコミュニケーションをとる
- UGCが増えるような施策をとる
- メディアに紹介してもらうような仕組み作り
では1つずつ解説していきますね。
2-1. ビフォーアフターをビジュアルで見せる
ビフォーアフターでの投稿は非常に人を惹きつけるものになります。
コスメを使う前と実際に使った後の画像の両方を載せることで、コスメの効果が目に見えて分かるため、購入促進や顧客獲得につながると思われます。
またユーザーの視点に立った時、こういったビフォーアフターの画像が投稿されていれば安心感にもつながります。
そして「信頼できるコスメだから試してみたい」といった感情につながっていきます。
また画像だけではなく、リールでの投稿もおすすめです。
実際にメイクしている動画とともにビフォーアフターを流れで掲載すると「自分もこうなりたい」「自分もこうなれるんだ」という感情につながり、フォローにつながっていきます。
2-2. ブランディングを重視して撮影を行う
化粧品はそれぞれブランディングがありますよね。
高級感をイメージした上品な女性が使うような化粧品もあれば、かわいいお姫様のような女の子が使うようなキュートな化粧品もありますよね。
化粧品メーカーがインスタ運用を行う際は、ブランディングは前面に押し出していきましょう。
インスタはこういったブランディングやコスメのイメージが非常に伝わりやすいSNSです。
雰囲気や世界観を作るといったところも意識して運用を行うと、より成果を上げやすくなると思います。
またこのブランディングが他社アカウントとの差別化にもなります。
2-3. コンテンツを作り込んで有益性を出す
現在のインスタでフォロワーを獲得するには「コンテンツ」が大切です。
特にブランディングなどを強く意識していないのであれば、文字入れのコンテンツ投稿を制作し、ユーザーに有益性を与えることをおすすめします。
またこういったコンテンツ投稿はユーザーの滞在時間が伸びて発見タブに露出しやすくなるなど、現在のアルゴリズムにものっとっています。
コンテンツのパターンとしては
- 商品の紹介を文字入れで行う
- 冬におすすめのアイテムをまとめる
- ブルべさんにおすすめのアイテムをまとめる
- 動画をビフォーアフターで見せる
- 新商品のカラーバリエーションを全て載せる
- 自社化粧品の人気ランキング
などがあります。
アカウントによって伸びる伸びないというのは変わってきますが、上記のようなパターンは王道なので、ぜひ試してみるのをおすすめします。
2-4. ストーリーズでQ&Aやアンケートを行う
インスタ運用でフォロワーを獲得していくにはホーム率の改善が非常に大切です。
そのホーム率を上げていくためには「シグナル」といった評価を高めていくことが重要です。
そしてそのシグナルを高めるためにはストーリーズでのQ&Aやアンケートがおすすめというわけです。
- Q&Aを実施してユーザーからの質問に答える
- アンケートを実施して答えてもらう▶結果をコンテンツ制作に活かす
またこの他にもストーリーズにあるさまざまな機能を使ってユーザーとコミュニケーションをとることで、シグナルが高まり、ホーム率を上げることができます。
化粧品メーカーであれば
- 自社化粧品に関する使い方の質問に答える
- 化粧の悩みから解決策を提示する
- 新商品のランキングのアンケートをとる
などがおすすめです。
2-5. インスタライブでユーザーとコミュニケーションをとる
シグナルを高めていくためにはストーリーズだけではなく「インスタライブ」もおすすめです。
SNSの目的「アプリ利用の滞在時間を増やすこと」に立ち返ると、リアルタイムでずっとアプリを利用してくれるインスタライブは非常に評価が高まりやすい機能です。
またコメント機能もあるので、リアルタイムでユーザーとコミュニケーションをとることができます。
化粧品メーカーであれば
- コスメの質問に答える
- 化粧に関する悩みからそれを解決するアイテムを教える
- 実際に化粧をしてビフォーアフターを見せる
などリアルタイムを活かしたライブがおすすめです。
2-6. UGCが増えるような施策をとる
化粧品を購入する際は
- どのような感想が多いのか
- 使用感はどのような感じなのか
- 使用前と使用後のビフォーアフターが見たい
などさまざまな感想や口コミ、評判を調べてから購入したいですよね。
そしてその感想などの情報は多ければ多いほど購入してくれる可能性は高くなります。
そのためUGCは多ければ多いほどいいわけです。
なので化粧品メーカーがインスタ運用を行う際はなるべくUGCが増えるような仕組みを作っていきましょう。
- 「#〇〇」をつけて投稿してくれた方は紹介します
- 「#〇〇」のハッシュタグキャンペーンを行う
- 「#〇〇のある暮らし」で投稿してね などをキャプションに記載
- インフルエンサーに依頼して拡散してもらう
などUGCが増えるような施策がおすすめです。
2-7. メディアに紹介してもらうような仕組み作り
自社のみでインスタ運用を行って正攻法で数値を増やしていくのには時間がかかります。
なのでメディアに取り上げられるような仕組みを作っていくのも大切です。
インスタにはさまざまなコスメ情報をまとめたコスメメディアアカウントが複数存在しています。
このようなアカウントとのタイアップ投稿やコラボキャンペーンなどを実施するのもおすすめです。
紹介に関しては「私たちのアカウントで紹介してもいいでしょうか?」といったようにDMが来ることがあります。
もしなければ「弊社の投稿を紹介していただけないでしょうか?」と営業DMを送るのもいいでしょう。
3. 化粧品メーカーのインスタ運用成功事例3選
この章では化粧品メーカーのインスタ運用成功事例を3つご紹介します。
アカウントの世界観や施策など、参考になる点が多いので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
3-1. KATE
KATEはカネボウ化粧品のグローバルメイクブランドです。
KATEはイメージキャラクターに女優を多く起用しており、ブランディングの演出に力を入れています。
またその女優も「中条あやみ」を起用しており、非常に上品で優美なブランドイメージの確立に成功しています。
このように上品で高級感イメージのある女優を起用することで「私もこういう風になりたい」といったユーザーの購買意欲を刺激し、顧客獲得や売上UPにつなげています。
3-2. CANMAKE TOKYO
CANMAKE TOKYOは日本のコスメブランドです。
CANMAKE TOKYOのコンセプトは「かわいく、たのしく、輝きたい!」で、そのコンセプトに沿って非常にかわいくキュートな世界観を演出するのがとても上手なアカウントです。
またアカウントのプロフィール欄にはCANMAKEの公式オンラインショップのリンクが掲載されているため、アカウントの投稿を見て興味を持ったユーザーが購入できるような導線が引かれているのもポイントです。
リール投稿では120万再生を超えているものもあり、動画の構成やネタも参考になります。
さらにフォロワー数は60万人を超えており、化粧品メーカーの中ではトップクラスにフォロワーが多いアカウントなので、一度見てみることをおすすめします。
3-3. セザンヌ化粧品
セザンヌ化粧品は1964年から化粧品販売を行っているメーカーです。
セザンヌ化粧品のアカウントは30万人フォロワーがいる化粧品メーカーの中ではトップクラスの人気アカウントです。
セザンヌ化粧品は「ずっと安心、ずっとキレイ」というコンセプトでクオリティの高い化粧品を展開している企業です。
またそれに伴ってインスタの投稿のクオリティも高く、かわいい世界観で展開されています。
また文字入れコンテンツも豊富でユーザーにとって有益な情報が詰まっているのが特徴です。
さらに自社化粧品を使ったプレゼントキャンペーンも開催しており、7000名以上のユーザーが参加しています。
アカウントの世界観に加えて「コンテンツ投稿施策」や「プレゼントキャンペーン施策」も実施しており、非常に参考になるアカウントです。
4. インスタで伸びる化粧品・コスメの撮り方
ここからはインスタで伸びる化粧品・コスメの撮り方についてです。
4-1. 白い床や壁を背景に撮る
一番シンプルな撮り方が白い床や壁を背景に撮るといったものです。
商品の魅力が伝わりやすく、どんな商品でも幅広く活用することのできる撮り方になります。
ただシンプルすぎてインパクトが薄れてしまうのがデメリット…。
全ての投稿がこのパターンだと難しいので、ピンポイントで使ってみるのがおすすめです。
4-2. シルクの布の上でとる
この投稿をInstagramで見る
シルクの布に置いて撮ると非常に高級感を演出することができます。
そのほか
- インスタ映えするような写真が撮れる
- 女性らしい上品さが作れる
- ブランディングを強化できる
などのメリットがあります。
4-3. モデルが実際に使っているシーンを撮る
実際にモデルが使っているシーンを撮って投稿すると、ユーザーもその使用シーンを想像することになり、購入につながりやすくなります。
モデルやスタジオの手配が少し大変ですが、生活感や安心感あふれるコンテンツを作ることができるため、こちらも非常におすすめの撮り方です。
4-4. スウォッチ写真を撮る
スウォッチとは「コスメ・化粧品を実際に肌に塗り、その色や仕上がりを確認すること」を指します。
つまりスウォッチ写真とは、実際に化粧品・コスメを肌に塗った写真のことになります。
スウォッチ写真は
- 実際に肌に乗せた時の色味が確認できる
- 1枚の写真でたくさんの色味の比較ができる
などさまざまなメリットがあります。
注意点としてはなるべく日本人の平均になるような肌の色を持っている人を起用しなければいけない点です。
肌の色が違うだけで印象がガラッと変わってしまうので注意しましょう。
4-5. 植物やお花や自然光と一緒に撮る
植物やお花、自然光などと一緒に撮るのもおすすめです。
また植物を背景に化粧品を撮ると、ユーザーはこの化粧品に対して「オーガニック・ナチュラル」といった印象を持ちます(実際にそうであってもそうじゃなくても)
なのでユーザーにイメージしてほしいものと一緒に撮るのがおすすめです。
またこの心理を「クレショフ効果」と呼びます。
インスタで使える心理学については以下の記事で詳しくまとめているので、ぜひこちらも合わせて読んでみてくださいね。
5. インスタを運用して化粧品の売上UPを狙おう
今回は「化粧品メーカーのインスタ運用が知りたい」といったあなたに向けて、それを化粧品メーカーのインスタ運用方法や運用成功事例などについて解説しました。
化粧品メーカーのインスタ運用を考えている方は、この記事を読んで投稿に活かしてみてくださいね。
また以下の記事でインスタ運用の攻略に必須な保存率UPについて「Instagramの保存率UP施策」を”図解付き”で詳しく解説しているので、こちらも合わせてご覧くださいませ!
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