毎度、川勝です。
最近の読書ネタなど少し。
・白石一文著
『私という運命について』
主人公の女性がプロポーズを断ったのですが、相手方男性の母親が
主人公を見た瞬間に運命を感じる。
その後、その男性とは何もないまま過ごすが、10年後に再会して結婚。
母親は主人公に対して「おかえり、遅かったね」と。
要約するとアレですが、結構感動しました。
『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け』
イチローの年収がネットカフェ難民の年収の1000倍。
果たしてそんなに価値や能力の差ってあるのか?
現在の格差社会に問題提起をする小説です。
資本主義もいきすぎているのかなと感じてしまう内容です。
・山崎豊子著
『沈まぬ太陽』
日本航空の日航機墜落事故をモデルとした小説です。
映画化もされています。
この本を読んでから、日航の公的支援には興味を持ちましたし、
難しいだろうなと感じるようになりました。
『不毛地帯』
シベリア抑留者が帰国後、伊藤忠商事がモデルの商社に勤める
激しい生きざまの小説です。
現在ドラマ化されています。
これを読むと学生諸君は総合商社に入社したくなるのでは。
『華麗なる一族』
ご存知のようにドラマ化されました。
閨閥を活用して企業を成長させている一族の物語。
人気ドラマだったようなので内容は皆さんご存知ですね。
『運命の人』
沖縄返還時の新聞記者のスクープ合戦に伴う
情報漏洩疑惑について。
現在読んでいる最中です。
読書はいいですね。
ちっぽけな自分でも人間としての幅を持てたような気になります。
皆さんも是非読んでください。