近年、様々な分野でAIの活用が進み、業務の効率化やデータ分析業務の負担削減などが実現されています。ただし、まだまだ人の手が多く必要になる産業分野も多く存在し、そこにどうやってAIを活用していくかが鍵となってきています。

接客や調理業務を伴う飲食は、どうしても人がオペレーションを回す必要がある部分もありあまりAI活用が進んでいないと思われているかもしれませんが、飲食分野でも業務内容によってはAIが導入されている部分があります。今後、技術が発達すると共にさらにAI導入が進んでいくであろう飲食分野でどのようなAIが使われているのかを解説していきます。

1. 飲食でAIが活用できる?

飲食といえば、レストランやカフェなどの店舗から、ファストフード、ウーバーイーツや出前館などの食品配達、お惣菜の販売など多くの業態が存在しています。飲食と一言でいってもその要素は幅広く、その分AIが活用される業務には幅があるといえます。

日本の飲食業界の市場規模は5.5兆円、2020年は新型コロナウイルスで打撃をうけたところも大いにあると思いますが、依然大きなマーケットとして存在しています。

人による接客や調理が必要になり、かつ食事という日常に欠かせないものを扱っていることもあり、人手不足が危惧されている業界でもあります。接客や注文業務をAIで代用するところも増えてきており、少ない人数でも店舗を回せるように設計されてきています。

また、店舗を展開していくにあたってどのような場所でどんなターゲット層にお店を出せばいいのかを分析したり、店舗を出した後にはどのメニューが人気か、何時にどのようなお客さんがきているのかを分析してマーケティングを効果的に行っていくような業務もあります。

お客さんの動きなどがデータ化されれば、調理に使う食材の仕入れはどのくらいにすれば無駄な廃棄が少なくなるのかなどを可視化できる可能性あります。

2. 飲食で実際に使われているAIは?

では、実際にどのようなAIが飲食の現場で使われているのかを実例と共にみてみましょう。

2-1. 接客用AI

飲食でのAI

https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2020/3440

飲食店の予約などをネットで行う人が多くなってきましたが、いまだ電話で行う人も多くいるのが現状です。電話での予約対応も飲食店にとっては工数のかかる作業でもあります。間違えてしまえばお客さんにもお店側にも損失を与える可能性があり、直前での予約や、忙しいときに急に予約が入るのもミスを誘発する可能性がありますよね。

そのような予約を捌いてくれるAIが「さゆり」です。電話というと人が対応しなければならないイメージがありますが、その電話の対応を代わりにAIが行うことでスタッフの対応工数を減らし、かつミスも減らすことができます。

「さゆり」はLINEとエビソルが共同で開発したレセプションAIです。かかってきた予約電話を受け取り、聞き取った情報と予約情報を照合して予約完了まで対応します。

AIシステムなのでいつでも対応可能、忙しいときに電話がかかってきても取り逃す必要がないので機会損失も防ぐことができます。

2-2. 値段を決定するAI 

飲食でのAI

https://beeat.jp/

Beet(ビート)は寿司ブリトーを提供するレストランですが、料理に使われる素材や時間帯を考慮してなんとAIが値段をつけるというユニークなシステムが導入されています。

値段をつける作業などは可視化されていないことがほとんどで、経験者の勘に頼ることも多く、属人化しやすい業務です。そこをAIにまかせることでより最適な値段をつけることができます。

また、店舗はテイクアウト専門店かつキャッシュレス決済オンリーのため、注文を受ける店員がいないのも特徴です。注文したものは調理された後サービングボックスへ入れられ、AIが注文客の名前をアナウンスし、それを客が受け取るというシステムになっています。店舗の人件費の削減のみならず、客側も行列を待つ必要がなく時間が節約できます。

2-3. 顔認証AIシステム

飲食でのAI

https://www.sapporobeer.jp/hanjo/gyokai/topics/post2587.html

富山県では、顔認証による決済システムの実験が始まりました。スマホで自分の顔とクレジットカードの情報などを登録することで、顔認証決済システム導入済の店舗では自分の顔を機械で認識させるだけで決済が完了するというものです。

お客の顔を認識するシステムを導入することでサービスを向上させようと試みるお店は他にもあり、ラーメン店などでも常連客として顔を登録することでより良いサービスが受けられるようなシステムが導入されているところもあります。

顔認証システムを導入するメリットとして、お客さん側では余分なカードなどを持たずに来店できること、お店側では客の情報をデータとして貯められるためどのお客さんがどんな傾向を持っているかの分析ができるようになることが挙げられます。

今はみんなポイントカードや会員証で割引を受けたりすることが多いですが、そのうち顔認証だけで済むようになる日も来るかもしれませんね。

2-4. 注文AIシステム

飲食でのAI

飲食店では様々な業務がありますが、人手が必要な作業の一つが注文を受けることです。お客さんからの注文を正確に記憶してそれを厨房に伝え、出来上がった料理をまたお客さんへ確実にサーブする必要があります。

その注文の過程にもAI活用が進み始めています。タッチパネルでの注文システムなどは回転寿司などでみたことがある人も多いかもしれませんが、今では音声認識技術を使って機械に話しかけることで注文が通るというAIの開発も可能になってきています。

https://mal.vitalify.asia/category_restaurant.html

2-5. 来店来客数予測AI

飲食でのAI

https://www.rox-jp.com/ai-hawk

お店にとって悩ましいのが、いつどのような商品がどんなお客さんに売れるのか、どんな日にどのくらいお客さんが来るのか、ということではないでしょうか?

そのような予測を助けるAIも登場しています。AI-Hawk-というAIシステムでは、45日後までの来客、売り上げ予測を立てられます。天気データ、過去のデータを元に予測を出してくれるので、今月はお客さんが遠のきそうだから少し少なめに作っておこう、逆に多くなってくるはずなので多めに作っておこう、スタッフを増やしておこう、などの判断の材料にすることができます。

3. 飲食×AI まとめ

私たちに楽しい時間と美味しい食事を提供してくれる飲食店ですが、AI活用もどんどん進んで今後もますます便利になっていくことが期待できそうですね。

4. AI開発をするなら、べトナムでのオフショア開発No.1企業のバイタリフィへ

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バイタリフィでは、ベトナムでのオフショア開発にのサービスを提供しております。12年以上に及ぶベトナムでのオフショア開発経験を活かした高品質・低価格な開発体制です。

開発チーム内には世界コンペにて、約3000チーム中世界10位以内に入ったプロフェッショナル集団も在籍しています。無料でご相談頂けますので、オフショア開発に興味がある方は、ぜひ一度お気軽にお問合せいただけましたら幸いです。

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