ベトナムでのオフショア開発のバイタリフィ日本法人で広報・マーケ担当をしている東田と申します。
「オフショア開発を検討中」の方だけでなく、「オフショア開発には興味がないけど、アプリ開発ラボマガジンは好きだから読んでるよ」の皆様にも
弊社のオフショア開発の上流工程を支える協業パートナーであるGrrow社の光部氏の想いと魅力をぜひ知っていただきたく思い突撃インタビューしてきました!
Grrow社のご紹介だけでなく、光部氏が読み取る”オフショア開発市場の今後の動向”に関してもお話いただきましたので、ぜひご一読くださいませ。
目次
- Q. 御社の事業・サービスに関して教えてください。
- Q. その中でも現在注力している業務領域はどれになりますか?
- Q. Grrow社を起業した経緯はなんですか?
- Q. Grrow社で目指しているものは何ですか?
- Q. これまでの実績を教えてください!
- Q. 他社とはここが違う!Grrow社の独自の強みはどこでしょうか?
- Q. オフショア開発マネジメント事業を展開しているGrrow社が感じるオフショア開発のメリットって何ですか?
- Q. なぜ日本国内だと柔軟性がないのでしょうか?
- Q. 上流工程が得意なGrrow社が弊社バイタリフィと連携することによって、どんな価値をお客様に提供できると思いますか?
- Q. 最後に、Grrow社の今後の抱負をお願いします!
- 上流工程から一貫して開発を外注したい方はべトナムでのオフショア開発No.1企業のバイタリフィへ
Q. 御社の事業・サービスに関して教えてください。
主に、システム開発の上流工程に特化したビジネスを行っております。
プログラムを製造する部分が下流工程で、設計・要件定義部分が上流工程になりますね。
大きく分けると、サービスは下記3つになります。
- 上流工程専門システム開発
- システムコンサルティング
- オフショア開発マネジメント
Q. その中でも現在注力している業務領域はどれになりますか?
コロナ前までは「オフショア開発マネジメント領域」に注力していたましたが、コロナ後は「コンサルティング領域」にも注力していますよ。お客様のニーズもかなり増えていて、新規の事業をやりたいお客様と一緒にハンズオンで行っております。つまり、上流工程のラボ型契約で事業にコミットさせていただくことが多いですね。
Q. Grrow社を起業した経緯はなんですか?
Grrow社を起業した理由は2つあります。
一つ目が、上流工程を中心に新しくビジネスをしたいとを決めていたからです。
Grrow社を起業する前に2002年から約10年間ほど別の事業をしていまして、規模としては5人から100人くらいまで組織を成長させた経験があります。
その際に自分が携わっていたのが”プロジェクトの立ち上げや新規事業の部分”であり、自分の得意な分野であるため、次に起業するときは上流工程を中心にビジネスをしようと決めていました。
二つ目は、最初から海外で通用できるビジネスをしたいと思っていたからです。
Grrow社を起業する前の事業では、中国内資の最も大きいメーカーであるLenovo社と一緒に、ガラパゴス携帯に関する文化を海外に広めようとしていました。
しかし、同時期に”スマートフォン”が出てきたことにより、事業は失敗に終わってしまいました。その経験を反面教師として、次こそは最初から海外で通用するビジネスをしようと決めていましたね。
Q. Grrow社で目指しているものは何ですか?
上流工程に関して、何かGrrowメソッドのようなものを用意して、世の中に広めていくのが目標です。
システム開発に限りませんが、プロジェクトを立ち上げたり新規で何かをやる時って、常に何か混沌としていませんか。
整理・分解して進めていくのって、正直、”職人芸”となっていると思います。
だからこそ、システム開発で上流工程ができる人材って貴重ですよね。
そのような”上流工程=職人芸”が得意な人材がもっと増えていくように、弊社もコミットしていきたいと考えております。
Q. これまでの実績を教えてください!
大規模なもので言いますと、
- 全体予算で1億以上
- 上流工程だけでチーム人数10人くらいの規模
- 期間としては9~10か月
の開発案件を複数取り組んだ実績がありますね。
正直、Grrow社として立ち上げてからまだ5年ですが、同じくらいの規模感のものを高確率で受注しているため、新規のお客様にもかなり信頼していただけているように感じます。
領域の広さで言いますと、電子通貨の取引所の案件やデータ分析Tableauを使ったプラットフォームなど様々な案件がありますね。特に、日本の最大手ECの会社のビジネスパートナー向けのプラットフォームで利用される全ログの収集解析をPoCで1年半かけて作った実績もありますので、どんな大規模な開発でも安心して任せていただければと思います。
Q. 他社とはここが違う!Grrow社の独自の強みはどこでしょうか?
独自の強みとしては2つあります。
一つ目は、お客様にとって最もフィットする体制を構築できる点です。
上流工程ではこれまでのビジネス経験が非常に重要になってくるため、アサインメンバーは基本的に業界経験10年以上の者しか起用しません。
お客様からこういうことやりたいという要望をいただいた際に、自社内のメンバーだけにとらわれず、パートナ―も含めた広いネットワークを有しているため、お客様に1番フィットする開発体制を作れる点が他社との最も大きな違いになりますね。
二つ目は、システム部分のコンサルティングだけでなくビジネスサイドまで全般的に対応可能な点です。
特に立ち上げ案件の上流工程で言うと、ビジネス領域のPoCが必要なものやシステム領域だけのPoCで良いものなど案件の内容に幅を持ちます。
そもそも、ビジネスが成功するかどうかはシステムの組み方よりも開発と経営サイドとの連携が重要になります。
そのため、Grrowでの上流工程では、ビジネスサイドから目的設計を計画へブレイクダウンして、それぞれの工程に対してどこを目的に置くかを明確にしていきます。ここまで他社ではきっちりとはやっていないと思うので、Grrowならではの特徴だと思います。
Q. オフショア開発マネジメント事業を展開しているGrrow社が感じるオフショア開発のメリットって何ですか?
「体制の柔軟性」がオフショア開発の最もメリットだと断言できます!
今の世の中、技術領域が多岐にわたるので、お客様がやりたいことに対してベストな体制を用意し提供できるというのが、プロジェクト内において最も重要です。
プロジェクトが成功するか失敗するかは、チーミング(最適な開発体制の構築)に要因するのが9割です!開発体制のアサインメントをいかにやりきるかがポイントですね!
基礎体力のあるチーム作りが絶対条件のため、開発体制の構築を間違えるとどんなにうまくやろうとしてもどこかにほころびが出ます。そして、それが長期になればなるほど、体制を構築するための柔軟性がキーポイントになるでしょう。
Q. なぜ日本国内だと柔軟性がないのでしょうか?
日本ではITエンジニアの人手不足であり、また優秀な人ほど大手の会社に確保されているため、オフショア開発に比べて柔軟性に欠けます。
一定数、モダンな開発のスタイルを取り入れているIT人材もいますが、会社という既存の枠組み内だと窮屈に感じ、フリーランスになったり独立する方が多いと思います。
その点、オフショア開発ではモダンな開発スタイルを最初から取り入れており、その環境に慣れている人材が非常に多いですね。バイタリフィのベトナム拠点でも「モダンな開発スタイル」を大事にしていますよね。
Q. 上流工程が得意なGrrow社が弊社バイタリフィと連携することによって、どんな価値をお客様に提供できると思いますか?
上流工程が得意なGrrowと世界トップクラスの技術力を保有しているバイタリフィが合わさることによって、お客様のビジネスの成功をより実現できるチームになると思います。
実際に、これまでバイタリフィのエンジニアのチームとよく一緒にお仕事させてもらっていますが、バイタリフィ以上に安心感があるオフショア開発会社は他にはいません。
エンジニアチームは本当に優秀ですし、日本人PMOの方のサポートも横に出るものはいないのではないかと一緒に仕事をする度に感じさせられますね。
お客様に「どこかベトナムのオフショア開発会社で良いとこはないか」と聞かれた時にも”バイタリフィ”のことを勧めています。
とはいえ、すでにお客様側でも認知していて、「やっぱり、バイタリフィが良いんだね」とよく言われますが(笑)
Q. 最後に、Grrow社の今後の抱負をお願いします!
一緒に仕事をして楽しい人とプロジェクトを行っていきたいですね。
弊社は上流工程に対して雰囲気とか感覚知ではなく、高速でPDCAを回して、きっちりやりきろうとしています。
本当にビジネスで成功させたいという方と一緒に邁進していきたいと思います!そして、よりバイタリフィと連携して、これまで以上に多くのお客様のビジネスにコミットしていけたらと考えています!
上流工程から一貫して開発を外注したい方はべトナムでのオフショア開発No.1企業のバイタリフィへ
バイタリフィでは、ベトナムでのオフショア開発にのサービスを提供しております。12年以上に及ぶベトナムでのオフショア開発経験を活かしたフレキシブルな開発体制を組むことが可能です。
開発チーム内には世界コンペにて、約3000チーム中世界10位以内に入ったプロフェッショナル集団も在籍しています。無料でご相談頂けますので、ぜひ一度お気軽にお問合せいただけましたら幸いです。