こんにちは。バイタリフィアプリ開発ラボマガジン編集部と申します。
今回、弊社オフショア開発の上流工程を支える協業パートナー、タノシージャパン株式会社の代表取締役 武内氏へ独占インタビューをしてまいりました!
下記、インタビューの模様をまとめましたのでご一読ください。
目次
■ タノシージャパン社の事業・サービス内容ついて教えてください
弊社は、ベトナムオフショア開発の上流工程に特化したIT企業になります。
サービス内容としては、主に以下の4サービスを中心に展開しております。
・プロジェクトマネージャー業務支援
・スマホ/WEBアプリ開発
・ラボ型オフショア開発
・上流工程教育事業
中でも、1番メインのサービスは、プロジェクトマネージャー業務支援です。
数々のプロジェクトを成功させてきた実績を保有し、マネジメント/マインドを備えたプロジェクトマネージャーによる高品質なアウトプットで困難なプロジェクトでも成功に導く、実行型コンサルティングサービスです。
その中でも、新規事業/新会社立ち上げ案件の支援を最も得意としております。実際に、これまでの支援実績の95%以上が新規事業/新会社立ち上げ案件となっております。
■タノシージャパン社を起業した経緯はなんですか?
実は、昔、バックパッカーで世界を回っていたことがあるんです。(笑)
そこで、ベトナムを訪れた時に「ベトナムと一緒に仕事がしたい」と感じました。理由としては、ベトナム人は人柄が真面目で、細かい作業が得意な方が多く、エンジニアとして優秀な方が多いと感じたからですね。
その後、一度、ベトナムのIT企業でエンジニアとして働きました。その時に、「ベトナムと関わる仕事で、尚且つ、プロジェクトマネージャーに特化した事業を展開してみたい。」という気持ちがさらに強くなりました。
そのような経緯を経て、タノシージャパン社を起業しました。
■タノシージャパン社の社名の由来はなんですか?
「おもしろき こともなき世を おもしろく すみなしものは 心なりけり」という意味が込められています。
要するに、楽しい仕事をするんじゃなくて、仕事を楽しく思うかどうかは自分次第であるため、仕事を積極的に楽しみましょうという想いが込められています。
■タノシージャパン社の独自の強みを教えてください
強みとしては、2点あります。
1点目は、メンバー全員がプロジェクトマネージャーとその候補であるという点です。全員が上流工程を担うことを前提とした上流でのエンジニアリング、マネジメントの教育を行い、高品質で安定したアウトプットを実現しています。
2点目は、プロジェクトマネージャーの育成が得意であるという点です。
プロジェクトマネージャー育成が得意な会社はあまり聞いたことがありませんし、育成ができるおかげで、弊社では年々プロジェクトマネージャーの数が増えております。
■プロジェクトマネージャーの育成はどのように行われていますか?
まず、プロジェクトマネージャーとして未経験から独り立ちするには、最低でも3~5年ほどはかかります。
その中でどのような育成を行うかというと、まずは座学から行います。例えば「IT企業とは?」「IT企業の業種・職種」という初歩のテーマから学んでいき、その後「PM素質とは?」というようなプロジェクトマネージャーとって重要な知識をインプットしていきます。
その後、実践に移るのですが、いきなり一人でジョインさせるわけではありません。 プログラミングを先輩と一緒に行う「ペアプログラミング 」という手法を模倣し、「 ペアプロジェクトマネージャー」という仕組みを取っております。先輩と後輩が伴走型でプロジェクトマネジメントを行いながら経験を積んでいきます。
■これまでの開発実績例をいくつか教えてください
・工場向けの自動搬送システム
現場作業員の代わりに自動搬送機が指定の場所から指定の場所に荷物を運ぶシステムの開発を行いました。主に運行システムの開発を担当し、搬送指示や工場内の位置表示、各種アラート通知、火災非常警報と連動して非常停止の機能も開発いたしました。
<担当範囲>
調査・要件定義・設計・実装・テスト・運用・保守
・Slack APIを利用した社内満足度向上アプリ
チャットアプリ Slack上で、ポジティブな発言を自動集計し、特設サイト上でランキング化するアプリの開発を行いました。タノシージャパン社では、このようにAPIを利用してSlackを利用した様々なアプリの開発を得意としています。
<担当範囲>
調査・要件定義・設計・実装・テスト
・オンライン婚活パーティーのマッチングアプリ
オンラインで婚活パーティーの参加ができるマッチングアプリの開発を行いました。イベントを検索機能、予約・決済機能等も搭載しております。
<担当範囲>
調査・要件定義・設計・実装・テスト・運用・保守
・某大手事業会社のテスト対応
某大手事業会社におけるシステムテスト業務の統括と、資料 (報告書)等の企画業務を行いました。プロジェクトマネージャーとしてテスト請負業務における、事業会社社員・ニアショア/テストベンダとの連携業務を行いました。
<担当範囲>
要件定義・設計・テスト・保守
■タノシージャパン社が思うオフショア開発のメリットは何ですか?
オフショア開発のメリットは、人手不足の日本よりも開発のマンパワーが確保しやすい点だと思います。
そして、案件の中でも、オフショア開発のメリットを最大限引き出すために、ある程度大きな規模の開発を行った方が思います。その開発において、ラボ型での長期契約をすることによって、人材の供給が常にある状態で開発を行えることの良さをさらに感じることができると思います。
■タノシージャパン社とバイタリフィが連携することによって、どんなシナジーが生み出されると考えますか?
バイタリフィ社には、豊富なエンジニアリングと幅広い実績があるため、安心して開発をお任せできます。
そして、タノシージャパン社では、新規事業開発において、要件が曖昧な段階からのディレクション、コンサルティング部分の支援を行っています。
その2社が組み合わさることでより多くの案件が対応でき、お客様が本当に必要としているシステム開発を提供することができると思います。
■最後にタノシージャパン社の今後の展望を教えてください
事業内容のとおり、プロジェクトマネージャーの人数を今以上に増やしていきます。そして、自社だけではなく、日本とベトナムのIT事業の発展にも貢献していきます。
■まとめ
インタビューのお時間いただき、ありがとうございました!
弊社では、日本側でお客様の代わりに仕様策定などの上流工程からお手伝いできる体制を強化し、オフショア開発のコミュニケーション面や案件進行時のマネジメントなど、ワンストップな体制で巻き取れるようになりました!
ご興味お持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。
■DX時代に適応した開発ならバイタリフィへ
バイタリフィは、「ベトナムラボ型オフショア開発サービス」を「DXパートナーサービス」へ事業展開し、AIやIot、AR・VR・カジュアルゲームのUnity案件などの最先端技術にも対応できるようになりました。
主に3種類の開発サービスを通して、ITによるお客様ビジネス促進のサポートに携わります。
1. DXを促す伴走型オフショア開発
お客様専属の開発チームを構築し、ビジネス・DX並びにプロダクト開発を成功に導くためのパートナーとして開発業務にあたります。WEBサービス・業務システム開発やシステム保守・運用、iOS・Android・PC用アプリ開発など、幅広いニーズに対応します。※要望に応じて、伴走型(ラボ型)だけでなく請負型での開発も可能です。
2. モバイルとAIを組み合わせたサービス開発
課題解決や新たな価値創造に繋げるべく、AI(人工知能)の開発や導入を支援します。Googleが主催する世界的機械学習コンペ「Kaggle」にて2749チーム中10位(Top0.3%)、Kaggle Masterを獲得したAIチームが対応します。
3. Unityを用いたゲーム・AR・VRほか各種コンテンツ開発
モバイルの利用率が高まっている時代の流れに沿って、世界で最も使用されているゲーム開発プラットフォーム「Unity」の専門チームを構築し、カジュアルゲーム・AR・VRほか各種コンテンツ開発が可能です。
料金など詳しくはこちらからご確認ください。
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