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2021.08.02

インタビュー[受託開発] インタビュー

ユーザビリティを生み出す、「共創」していくファッション通販アプリとは?【マガシーク社 インタビュー】

こんにちは。バイタリフィでWEBマーケを担当している藤木と申します。

本日はファッションECサービス「MAGASEEK」を運営しているマガシーク株式会社の君島様、大橋様、永井様に独占インタビューをしてまいりました。

下記インタビューの模様をまとめましたので是非ご一読ください。

■最初に皆様の業務内容について教えてください。

我々が所属している部署はコンシューマーサイト事業本部UXデザイン部という部署です。

UXデザイン部は制作をメインとしたディレクターやデザイナー、フロントエンドエンジニア、運用更新業務などを行う総勢17名のメンバーで構成されています。

主にtoC向けのファッションECサービス「MAGASEEK」、「d fashion®」を制作・運用・機能企画などUX向上のための日々の改善を主に担当しています。

■依頼いただいた開発内容を教えてください。

アプリキャプチャ

バイタリフィ社にはMAGASEEKのスマートフォンアプリのフロント開発全般をお願いしており、アプリの技術的な部分は全て相談から依頼をさせてもらっています。

ネイティブアプリエリアのUI変更、WEBビューエリアの表示速度・遷移導線の改善、サードパーティツールのSDK導入や設定回りなどアプリ戦略に基づいた上での各仕組みを導入していただいています。

また、フロント部分だけではなくCRMツールの導入やメルペイアプリ決済連携の導入、アプリのビルドサポートもお願いしております。

■今回の開発プロジェクトを実施することになった背景を教えてください。

MAGASEEKのスマートフォンアプリのリリース当初はセールの情報のみをプッシュ通知するというものでした。その後、現在の原型となるような形へと改善されてきました。

当時はバイタリフィ社とは別の開発会社に依頼していましたが、リリースからしばらく経って、アプリ自体に課題を感じるようになってきました。

例えば、WEBビューの動作が重かったり導線が悪かったり、販促面でもユーザーの識別ができずに全員一律のメッセージの販促しかできずに、日々運用しているメンバーがPDCAを回せる設計になっていないという点です。

これらを改善すべく大幅なリニューアルを検討するようになりました。Webビューでも極限までシームレスに、動きも軽く使えるようにしたいという声が社内でも上がってきました。これを機に、もっとユーザー体験を創出していくことに重点を置いたアプリにしようということになり、UI導線改善とパーソナライズされたUXを実現するべくユーザーのデータとCRMツールとの連携も実現しようと考えました。

要件に制限が多く技術的検証ありきの内容が多いため、当時の開発会社も含めこのような進め方の課題を協力的に進めてくださる開発会社を探すため、複数社に打診を行いました。

■バイタリフィを知ってくださったきっかけと契約の決め手を教えてください。

マガシーク君島様

私(君島様)の前職で勤めていた会社とバイタリフィ社との実績があり、「仕様検討から相談でき、アウトプットのクオリティと実績があるバイタリフィがいいよ」というのを聞いていたので直接問い合わせをしました。

今回のリニューアルは既存の機能を踏襲しつつ制約の多い中で設計していくため、やや難易度の高い要望が多かったです。その点においてバイタリフィ社は技術的な調査から段階的に進めていくプランをご提案いただきました。加えて、弊社の事情を理解した上で柔軟性の高いプロジェクト進行をご提案いただけたため、バイタリフィ社にお願いすることに決めました。

弊社にアプリエンジニアがいない分、調査の部分から相談出来たのがとても良かったですね。

■バイタリフィで制作中の対応やプロジェクトの進め方はいかがでしたか?

ディレクターの里山さんにメインで進行してもらいましたが、弊社に知見のない部分に関しては仕様の資料作成から携わっていただき、技術検証においても課題感を把握するコミュニケーションが過不足なく実施できました。

案件の進行過程で課題が発生した際も、里山さんの冷静かつ的確なご判断でスムーズに解決できたと感じております。

また、メールやクラウド型のツールを臨機応変に用いて、不具合の解消や状況の共有等を逐一やり取りが出来たため、そのスピード感に圧倒的信頼を置いていました

■納品物の品質はいかがでしたか?

大変満足しています。リリース前に不具合のチェックを入念に行い、弊社側で洗い出した項目に対しても迅速に対応いただきました

また、ストア申請の際のiOSリジェクト対応など急を要する部分に関してもすぐに対応いただき、リリース後は問題なく利用できています。

また実際には発生しませんでしたが、新バージョンでの問題が発生した際の切り戻し対応の準備等も滞りなく行ってもらっている点も安心できました。

■今後、弊社にどのようなことを期待されますか?

マガシーク大橋様

MAGASEEKアプリはWebビューベースのアプリでフルネイティブではありません。そのため、ある程度の制約があるというのは認識しているのですが、その中でもフルネイティブに遜色ない機能というのはどんどんご提案いただきたいなと思っています。

またアプリを通して、ロイヤルなユーザーをもっと抱えていきたいというのもあるので、開発目線はもちろんのこと是非ユーザー目線でも新しい発想や提案をいただけると嬉しいです。

MAGASEEKアプリに関しては「共創」というキーワードを掲げていて、マガシーク・バイタリフィ社の2社でこの先も創り上げていきたいと思っています。

■今後の御社のサービス展開について教えてください。

左から君島様、大橋様、永井様

MAGASEEKの他社と差別化しているポイントとして返品送料無料のサービスがあります。更にMAGASEEK CARD(入会金・年会費無料)でご購入いただいたユーザーは全品送料も無料になるため、両方使うとご自宅で試着ができるということになります。オンラインでのお買い物は失敗するのでは…と懸念される方も多いのですが、MAGASEEKでは”試着”と同じ感覚で買い物が可能なのです。

ユーザー体験の創出というところから生まれたご好評いただいている点の一つですね。

冒頭でもお話した通り、我々の部署では「MAGASEEK」と「d fashion®」の2サービスを展開しています。各サービスでユーザー層は異なりますが、それぞれのユーザーに合わせた機能開発やコンテンツ提供をしていきたいと考えています。

我々はUX改善を軸としてUI・機能開発を考える部署なので、基本的な操作性・使いやすさ向上はもちろんのこと、ファッションを購入するうえでの課題に対して、新しいテクノロジーを組み合わせてより良いユーザビリティを生み出していきたいです。我々だけでは足りない部分は積極的に外部ベンダーとも協力して取り込んでいきます。

MAGASEEKはアプリがあるので、現在順調に伸びてきているアプリユーザーにもっと拍車をかけていければと考えています。技術部分に関してはバイタリフィ社の協力をもらいながら、これからも「共創」していきたいと思っています。

■まとめ

バイタリフィバナー

インタビューのお時間いただき誠にありがとうございました!
これからもマガシークアプリをより良いものにすべく「共創」していければと思っております。

MAGASEEKアプリのダウンロードはこちらから
iOSの方はこちら ※AppStoreへ移動します。
Androidの方はこちら ※GooglePlayStoreへ移動します。

バイタリフィでは、今回ご依頼いただいたアプリリニューアルや機能開発の他にも様々な開発実績を保有しています。エンタープライズ系、エンタメ系、IoTなど多種多様なジャンルを得意としておりますのでご興味ある方はぜひお気軽にご相談くださいませ!

問い合わせ

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