こんにちは!ベトナム ホーチミンでスマホアプリ・Webアプリ・AIの研究開発を行っております、Vitalify Asiaのトグチです。
今回は、最近ベトナム現地在住者をちょっとだけざわつかせた例の〈ベトナム携帯キャリア、加入者情報登録を呼びかけ。従わない人間にはサービス停止の可能性も〉のニュースについてタイムリーに調べたのでお伝えします。
現地在住者の方向けの記事ですが、これからベトナムで生活をする計画のある方にも読んで頂けたら嬉しいです!
目次
1.プリペイド式携帯電話のユーザーは名義をチェックすべし
ベトナムにお住みの方なら、現地で携帯電話を利用するために、どこかしらでSIMカードを購入して、それぞれベトナムの通信キャリアからサービスを受けていると思います。
そんななかで、加入者情報をきちんと登録していない、把握もしていないという方、かなりいらっしゃるのではないでしょうか?
各キャリアの専門店ではない、路上の露店や、空港の一部の非正規のSIM販売ショップでは、別人の名義が登録されたSIMカードを売っているところがあり、購入した方はそれに気づかず長いこと利用していることが多いのです。
(※2016年9月、ハノイのノイバイ空港で事例あり)
はて......加入者情報ねえ......登録したっけな......?
という、SIM購入時の記憶が忘却の彼方に追いやられた方、すぐさまご自身が利用しているSIMカード、通信サービスのユーザー名義を調べましょう。
方法は簡単で、どのキャリアを契約している方でも共通です。
ショートメッセージで『1414』宛に、TTTBと入力して送ってみましょう。
すると自動で名義人の登録情報が確認できます。
Họ Tênという記述はありますか?これは氏名を表しております。
そこにはあなたの名前が表示されてますか?
Ngày sinhという記述の数字は確認できますか?これは生年月日です。
そこにはあなたの生年月日が表示されていますか?
え、違う?全然知らん、50代くらいのタインホア省のおっさんだった?(※実話)
あらあら......。
よし、加入者情報を登録し直しましょう!
2. なんで加入者情報をきちんと登録しないといけないの?
この度、ベトナム国の情報通信省は、携帯電話の加入者に対し、4月24日(月)までに顔写真と人民証明書またはパスポートの情報を登録するよう注意を促しました。
これは、郵便・通信分野における行政違反を規定する政令49号/2017/ND-CPという法律を根拠に『ベトナムでプリペイド式携帯電話使いたいなら、ちゃんとお前の個人情報を登録しろよ?もし登録/開示情報が不十分だとわかった場合に、罰しちゃうぞ』という意味を持ったお達しです。
これを受けて、各通信キャリアは、ショートメッセージなどで、登録者情報の確認と更新を呼びかけるメッセージを送っており、規定に従わない者には、順次、送信サービスが停止され、そのまま一定期間が経過した場合に、今度は送受信のサービスを完全に停止する予定だそうです。
え!24日(月)って過ぎてんじゃん!というそこのあなた、ご安心ください。
実は申込締切日は5月15日(火)まで延びてました
※参照
予想していた方も多いのですが、各通信キャリアは、連日加入者情報の登録、確認、変更のためにオフィスや販売代理店に殺到するユーザーのオペレーションにかなりてんてこ舞いの様子です。
3.で、加入者情報の登録ってどうすれば良い?
その1)直接来店する
一番確かなのは、パスポートと証明写真を持って、店舗に直接行って登録をすることです。
お近くのショップは、以下から確認できます。
地域を絞って検索してみてください。
Viettel :https://viettelstore.vn/sieu-thi-gan-nhat.html
Mobifone:http://www.mobifone.vn/wps/portal/public/dia-diem-cua-hang
Vinaphone:http://chonso.vinaphone.com.vn/p/chonso/home.html
※ただ今現在、ショップは同じ目的の来店客で大変混雑しているようです。ご来店の際は時間に余裕を持って行きましょう。
その2)アプリを利用する
Viettelについては、『My Viettel』というアプリがあるので、こちらが一番簡単かと思います。
ですが見たところ言語は英語に(ほぼ)対応していないようなので、ベトナム人のお友達がいれば、必要なところは翻訳してもらいましょう。
当然ですが、個人情報の入力は責任持って自分でやりましょうね!
その3)Webサイトから
私が契約しているVinaphoneではwebからも受け付けております。実際に自分でやったので、かなり詳しくハウツーをご紹介しますね!
しかし、日本人でVinaphoneを選んでいる人って、かなり少ないんですよね......需要の程は分かりませんが、もしVinaphoneユーザーだという方は勿論、友人がVinaphoneユーザーだという方がいれば、ぜひシェアお願いします♪
(確か、Mobifoneもwebの"My Mobifone"から登録できたと思います。こちらの右上にメニューバーがありますので、Mobifoneユーザーで来店が難しい方は確認してみてください。)
まずは、http://my.vinaphone.com.vnにアクセスします。
赤枠で囲っている所をクリックしてください。言語選択もできます。
次は本人確認ページに遷移しますので、画像にある文字列をそのまま打ち込んで、ID欄に携帯電話番号を入力しましょう。するとOTP(ワンタイムパスワード)が発行されてショートメッセージに届くので、そちらを入力します。
これで認証手続きは完了です。
次に、加入者情報登録の入力項目が出てきますので、また画像を参照に入力してみましょう。
※1 提出書類のタイプは、外国人ならHộ chiếu(パスポート)を選択するのが一般的です。
※2 書類番号はもし上記※1でパスポートを選んだ場合に、旅券番号を入力しましょう。
使用目的の欄については、すみません......どんな選択肢があったか控え忘れました。ベトナム人の方に翻訳してもらうか、Google翻訳をありがたく活用してください。
提出書類の画像については、スマホで撮影しようがスキャンしたPDF画像だろうが構わないと思います。顔写真が入っている必要があります。
パスポートを提出する場合は顔写真の付いている最初のページ(オモテ)と、一番後ろにある"所持人記入欄"(ウラ)を。
ところで、私はその場所に住むことに飽きると自由に転居したいタイプで、どうしてもパスポートに現住所を書き込むのが嫌でした。そこでパスポートではなくモノは試しとレジデンスカードを代用しました。
書類タイプは何を選んだっけな......多分、Giấy tờ(身分証明書)とかだったかと(うろ覚え)
特にお咎めは来ていませんが、も、もし不測の事態があったときにはこちらで報告します。
さてさて手続きが無事に住んでいれば、24時間以内に登録情報が反映されているはずです。
先程紹介したように、ショートメッセージ1414にTTTBと打って、登録情報の確認をしてみてください。
4. 日本よりは圧倒的にスマートフォンの通信料が安いベトナム
いかがでしたか?
読み手が限定される記事ですが、どなたかにとって有用であることを願います。
でも、本当にベトナムってスマホの通信費用が安いですよね!
私は毎月10万ドン(500円くらい)で快適にインターネットを楽しんでおります。
ちょっとwi-fiに繋ぎ忘れることが連続して低速化の憂き目にあっても、追加料金350円くらいで3GB分すぐにまた使えるようになります。
ベトナムの携帯電話からだと、国際電話もかなりリーズナブル。まあ、身内や友人とのやりとりなら、LINEやSkypeが使えるから問題ないのかもしれませんね。
私は一度国際電話で海外の航空会社にフライト予約の変更を入れたことがあり、いつ繋がらなくなるかはヒヤヒヤしましたが、結構長い時間、問題なく通話できました。
決して
なーんて煽ったりするつもりは毛頭ありませんが、日本に住む友人からは羨ましがられるのも事実です。
さて、このブログは、ベトナムにあるコンシューマー向けWeb/スマホアプリのオフショア開発、AI(機械学習・ディープラーニング)研究をメイン事業に奮闘しております、Vitalify Asiaが書いております。
以下宣伝ですが、興味ありましたら最後までご一読を。
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