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2020.05.22

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AIの活用、どんなことができる?事例や、オフショア開発の単価も紹介

日本でも近年、働き方改革などが進んで、業務の効率化が加速しています。
今までマニュアルでやっていた作業などをどんどん自動化していき、単純作業などにかかっていた時間を削減することに成功している企業も多いのではないでしょうか?

そこからさらに一歩進んで、AIの活用を考えている企業も増えてきました。
しかし、まだまだ「AIって結局何ができるの?」と悩んでいる人や、コストが高くて踏み出せないという人も多いはず。

今回は、AIで何ができるのかや、コスト削減のためのオフショア開発でのAI事例をご説明します。

1. AIとは?

AIとは、Artificial Intelligence、人工知能の略です。
AIの定義は様々ですが、基本的には、人間が行なっているような計算、言語の解析、データ分析などを人工物であるコンピューターに行わせようとするもののことをさしています。

AIというのは広義のものなので、実際に開発会社に頼むと、「機械学習」と言われることの方が多いかもしれません。機械学習とは、機械が自分で学習を進めていくことをさしています。

AI、機械学習、ディープラーニングなどの関係性について、詳しくはこちらを参考にしてください。

DXなどが進む今、AI活用も多くの企業の中で課題となっています。
2018年のアクセンチュアが日本、中国、フランス、ドイツ、イタリア、米国の5カ国で行った調査によると、AIを最大限活用できている企業はたった2%。
なかなか活用が進んでいないことがわかります。

2. AIが活用できる分野は?

活用が進まない理由として、自社でAIが活用できるかどうかがわからないという人もいると思います。
前提として、AIの活用のためには、データが多くあることが大切です。AI開発では大量のデータを学習し、そこからパターンや抽象化されたモデルを見出して処理の材料とします。
そのため、全くデータのない、無の状態からAIを活用するのは難しいでしょう。

AIが活きる分野は、データが多くあり、それを元に分析をして処理をできるようなものになります。
具体例を見てみましょう。

2-1. マーケティング

マーケティングは、ユーザーの興味関心のデータやよくクリックされるワードなど多くのデータを使って行われます。
特にデジタルマーケティング領域では、AIの学習のためのデータが多く取れるためか様々な企業がAIを活用したマーケティングを行なっています。

2-2. オペレーションサポート

カスタマーサポートや、オペレーションサポートもAIを活用して効率化が期待できる分野です。
今やカスタマーサポートをチャットボットで行う企業も当たり前になってきたように、言語認識の技術などが発達することで、問合せなどの業務はAIによってこなせるようになってきました。

また、書類の作成業務などもAIを使った自動作成ができるツールなどの開発もあり、事務的なことは将来かなりAIで代替されることとなりそうです。

2-3. 医療分野

すでに手術の自動化なども進んでいる医療分野ですが、画像認識などの技術が進むことで、医療分野における診断などにもさらにAIが活用されるようになってきました。

医療分野では、CT、MRI、レントゲンなど、画像を見て判断するような場面も多いため、ここにAIを活用することでより精度の高い診断ができるようになる可能性があります。

また、症例から病名を診断するような場面でも、今までのデータをインプットして学習したAIの判断を参考にすることもあるでしょう。

2-4. 芸術・音楽

芸術や音楽の分野でも多くの人がAIを活用しようと取り組んでいます。
SNSなどでもたびたび話題になるような、絵を生成するAIもその取り組みの一つです。
例えば、Next Rembrandtプロジェクトは、「画家レンブラントの新作」を再現するというものです。

Next Rembrandtのプロジェクトは過去の絵を学習させ、筆遣いや陰影の付け方を再現したものになります。

全く新しい絵や音楽を作ることはまだまだ難しい挑戦になりますが、今までのものを学習し、その組み合わせなどから新しい芸術を生み出すというのはすでに現実のものとなっています。

3. AI開発はどのくらいの費用がかかる?国内開発とオフショア開発の比較

AI開発をしてみたい!と思っても、実際の費用感はあまり想像がつかないもの。
AI開発を外注するとどのくらいの費用がかかるのでしょうか?まずは、日本での単価から見てみましょう。

3-1. 日本

基本的にAIの開発は半年以上はかかると言われており、費用は1000万を見込んだ方が良いとされています。
開発するものによって費用は変わってきますが、AIのエンジニアの月単価はフリーランスで基本的に60~90万円程度。リーダーやマネージャークラスになると、100万円を超えることも少なくありません。
Slerなどの開発会社に頼むとすると、1人月100万円は超えるかもしれません。

参考:https://www.bigdata-navi.com/aidrops/1346/

3-2. ベトナム

では、ベトナムではどうでしょうか?日本よりも物価が低いベトナムの場合、AIエンジニアの月単価は40万円〜80万円程度になっており、日本よりも安く人材の確保をすることができます。
もちろんリーダークラス、優秀層ではもっと高くなることがありますが、全体としてはコストを抑えられるとみていいでしょう。

もちろん、ブリッジエンジニアやPMの単価も入ってくるので一概に絶対に日本で頼むより安くなるとは言えませんが、それでもベトナムは人材の確保もしやすく日本より試しやすい環境があると言えます。

4. AI開発の事例は?

実際にAIを活用したツールなどをみてみましょう。

4-1. チャットボット

こちらの記事でも紹介しましたが、多くの企業で今やオペレーションコストやコミュニケーションの円滑化のためにチャットボットを活用しています
有名なものだとWatsonを活用したチャットボット開発をよく聞きますが、自然言語処理などを使用したツールになります。

4-2. レジシステム

今年新しくオープンしたJRの駅「高輪ゲートウェイ」で1号店がオープンした無人コンビニもAIの活用例の一つです。
無人AIレジ「タッチトゥーゴー」が置かれたコンビニでは、店員が接客せずともお客さんが商品を買うことができます。
これはカメラがお客さんの姿や、商品を自動で認識することで実現されるもので、すでにAmazonも「Amazon Go」として無人のショップをオープンしたこともあり知っている人も多いのではないでしょうか?

人によるオペレーションがいらなくなることで、人員コストが大幅に削減できる画期的なAI活用例です。

4-3. 不良品検出システム

前述したAmazon Goやタッチトゥーゴーのように、画像認識を使ったAIが工場でも使われ始めています。
例えば、不良品と良品の画像を学習させ、カメラに映すだけで不良品を検出するようなツールです。今まで人の目だけでやっていたような作業が、AIによって自動化される例です。

4-4. 広告配信システム

デジタルマーケティング分野、特に広告の配信などでもAIが活用されています
オーディエンスの情報を集め、どのような人にどんな広告を配信するとクリックされ購入につながりやすいのかなど、過去のビッグデータを元に学習させ、自動で配信ができるようなサービスが出てきています。

楽天でも、「Rakuten AIris」というAIを活用したマーケティングのAIエージェントを出しています。
楽天の持つ膨大なデータを活用し、機械学習を用いた独自のアルゴリズムで消費行動を解析、購買の見込みがあるユーザーを抽出する「Target Prospecting機能」などを搭載したAIツールです。

今までは一つ一つデータを見ていったり、集めたデータを分析して仮説を立てて検証したりしていたところが、AIによってかなり楽になるでしょう。

5. まとめ

AIは活用できるところを見極めるのが難しく、実はRPAなどでできることも多々あるので、まずは自分がどのようなことを期待するのかを明確にすることが大事です。
その上で、オフショアなどでコストを抑えながら試していくと良いでしょう。

6. AI開発をおこなうならバイタリフィのオフショア開発で!

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今や、オフショア開発をおこなっている企業はどんどん増えています。

日本国内ではオフショア開発に対して後ろ向きな先入観を持っている企業もいますが、開発ベンダーが国内であろうが海外であろうがはもう関係がなく、自社にあった選択する必要があります。

バイタリフィでは、弊社では2008年からのオフショア開発のナレッジを元に、仕様の理解を徹底することで安定した品質を担保しています。スマートフォンアプリ開発拠点としては、ベトナムでNo.1の実績を誇っております。

弊社では、国内開発とオフショア開発の両者に対応しているので、まずは気軽に開発のご相談をいただければ幸いです!【ご相談は無料です】

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