いまや動画を見るといえばYoutubeで観るのが一般的になり、日常になくてはならないものいなっています。それに伴って、多くの企業がYoutubeを活用したマーケティングを行うようになってきました。
しかしリスティング広告などとは違い、動画でのマーケティングはよくわからないという人もまだまだ多いかもしれません。今回は、Youtubeを使った企業のマーケティングについてどのような方法があるのかご紹介します。
目次
1. Youtubeのユーザーはどんなひと?
まずはYoutubeの利用者数や利用層を知りましょう。どのようなユーザーがどのような使い方をしているのかを知ることで、自社にとってYoutubeを活用するのが良いのかどうか、どのような使い方をするのがベストなのかを考える材料となります。
1-1. youtubeの利用者数
Youtubeの全世界での利用者数は20億人を超え、数ある動画サービスの中でも群を抜いています。Youtubeは現在はGoogleに買収され、Google検索の次にアクセスされているサイトとされています。
日本国内におけるYoutube利用者は6,500万人以上とされており、コロナ禍においてステイホームが推奨されたこともあり、利用は伸びてきています。Googleのニュースによると、74%の利用者が「ステイホームにより利用時間が増えた」と回答しており、アップロードされた動画の総時間は80%以上も増加したとのこと。
1-2. youtubeの利用層
2020年の調査では、Youtubeの利用は10代と20代の利用者が多く、10代が70%を超え、20代においては60%を超えています。
30代、40代、50代でも40~50%の人が利用しており非常に幅広い年齢層の人が利用していることがわかります。
30代以上の、特に女性においてはテレビの視聴時間のほうが長いという結果も出ていますが、若年層においてはYoutubeの視聴時間のほうがテレビの視聴時間よりも長いという結果が出ています。
参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000043425.html
参考:https://www.cross-m.co.jp/report/sns/20201109youtube/
1-3. youtubeがよく使われる時間帯は?
Youtubeを含めたSNSを使って企業アカウントを運用するときには、ターゲットとするユーザーの行動を知る必要があります。そのユーザーがSNSを利用する時間帯に合わせて広告を出したり新しい動画を出すことでより目にとまる回数が上がり効果的にアカウント運用をすることができます。
Youtubeの利用者がよくYoutubeを使う時間帯は、夜の初めごろ(19時~21時)が36.4%と最も高く、次いで深夜(22時~24時)が多いというデータが出ています。
学校や仕事を終えてゆっくりをしている夜の時間、寝る前に視聴したり、休みの日に見ていることが多いほか、50代~60代の女性においては、平日の昼に視聴している人も多いようです。
ターゲットとするユーザーが利用している時間を分析して、効果的な施策を打てるようにしましょう。
参考:https://www.onoff.ne.jp/reports/issue-3
2. 企業がYoutubeを利用するときの方法は?
では、Youtubeを企業において活用する場合はどのような使い方があるのでしょうか。例を3つあげてみましょう。
2-1. 自社チャンネルを作成する
企業でYouTubeを使うときにアイディアとして上がるのが自社チャンネルの開設ではないでしょうか。商品の紹介動画や、イベント参加レポートを動画にしたり、事業をしている領域にまつわるコンテンツをシリーズ物にして解説する動画などが考えられます。
ITプロダクトを作成しているような企業では、プロダクトの使い方などを動画にして載せている会社も多くありますね。
Youtubeの利用目的に合わせてコンテンツを作る必要があり、継続的に動画を投稿する必要があるので動画編集ができる人に任せるか、外部の動画制作会社との協力が必要となります。
2-2. Youtube広告
自社でチャンネルを開設して動画を作る前に、自社のサービスがYoutube利用者層と相性がいいのかどうかを確認するのも兼ねてYoutube広告を打ってみるのも良い方法です。
Youtubeの広告は視聴回数に応じて費用が変わります。広告の入札金額は3~20円ほどとされているので、目標とする視聴回数に合わせて予算を準備しましょう。
また、Youtube広告に使う動画も作成する必要があります。予算は多くかかりますが、多くの人に知って貰う良い機会なので検討してみるのも良いかもしれません。
2-3. Youtuber、インフルエンサーへのPR依頼
すでに自社のサービスやプロダクトと相性が良いYoutuberやインフルエンサーが居る場合は、その人へPR依頼を出すのも良いでしょう。
Youtuberの動画にて商品を使ってもらってレビューをしてもらうことでその商品に興味があるであろう視聴者にリーチすることができます。有名なYoutuberになればなるほど依頼額は高くなりますが、効果的にターゲットを絞ることができるので高い費用対効果が期待できます。
3. 企業のYoutube利用まとめ
動画広告はどんどん拡大しており、多くの人が目にするものとなっています。自社で効果的に広告を打ちたいというときに是非検討してみてください。
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