どうも石川です。今回も僕が期待している映画を紹介します。
今回は「デッドプール」です。
あらすじ:X-MEN シリーズから誕生したキャラクター、デッドプールが大活躍する。
デッドプールを演じるのはX-MEN ZEROでデッドプールを演じたライアン・レイノルズです。
この人がどういう人かというとバットマンの出版社のDCコミックスのヒーロー、
グリーン・ランタンを演じていて、元妻はアベンジャーズのブラック・ウィドウ役の
スカーレット・ヨハンソンというアメコミ尽くしな人です。
X-MENやスパイダーマンの出版社、マーベルとDCコミックスがアメコミ界の2大巨頭で
どちらも映画製作に乗り出していますが、どちらのヒーローも演じるのは珍しいです。
(他にもいるのかもしれませんが、ぱっと調べても出てきませんでした…)
監督はVFXクリエイター出身のティム・ミラーです。
なんでこんな情報の少ない内からデッドプールの紹介したのかと言うと、
それはデッドプールというのがアメコミヒーローの中でかなり特異な性質を持っていて、
恐らく映画にも反映されると思うからです。
特異な性質というのは「第四の壁の破壊」です。
第四の壁とは映画や演劇などの物語と僕達が生きている現実との境界線のことです。
これを破壊するというのはつまり、物語の中のキャラクターが現実の僕達に向かって話したり、
僕らが存在することを意識して行動したりすることです。
例えばテレビアニメで「テレビの前のみんな!」と話しかけるものです。
ちなみに僕の薄い映画体験で言うとアニー・ホールとかファニーゲームとかで
かなり印象的に使われていました。
元々はドイツの劇作家ブレヒトが名づけた舞台劇の手法で異化効果を与えるためのものでした。
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