SNSを使ったマーケティングは、BtoCのビジネスでよく目にしますが、BtoBビジネスでも活用される場面があります。
本記事では、BtoB型のLINEの活用法について詳しくご紹介していきます。BtoBでもLINEを有効に使えます。ぜひ最後までご一読ください。
目次
1. LINEを活用する目的
消費者ではなく企業を相手にする際重要なのは、LINEを使う目的をどのように設定するのか?です。自社の商品やサービスを売り込む営業のために使うとしても、そのアプローチは相手によって異なります。
BtoBでLINEを活用する目的としては大きく分けて2つあります。
1-1. 自社やブランドの認知
そもそも、自社の社名やブランドを知らないであろう相手には、まず認知してもらうことを目的としなければいけません。
認知された状態であれば、売り込みたい商品・サービスにはどのような魅力があるのかを知ってもらうための説明が目的になります。
1-2. 付加価値の提供
次に付加価値の提供です。商品の購入・サービスの契約をした後に、どのような付加価値を得られるのか?ビジョンを知ってもらうことを目指します。
営業努力が実を結び商品を買ってくれた、あるいはサービスの契約をしてくれたという時には丁寧なサポートをすることが目的に変わります。
もしトラブルが発生したならば、LINEからの一報ですぐに対応できる体制を整えておけば万全です。
2. LINEを活用するメリットと運用のポイント
上記の目的は、通常の営業であれば達成するまでにかなりの時間を要するものです。
しかしLINEであれば、メッセージを気軽に送ることができ、文字だけでなく画像などを交えてコミュニケーションが取れるため無駄な時間を省くこともできます。
ただそのためには相手の興味を惹きつつ、不快に思われないようなメッセージを送ることが重要です。
3. BtoBでの活用事例
BtoBでのLINEの活用について事例を見ていきましょう。
取引経験のある企業がターゲットの場合であれば、まず事前に担当者から情報を配信する先のアカウントを教えてもらいます。そして新商品や新サービスが出たときに情報を送信します。それに対して何か反応があった場合に、更に詳しい仕様の説明や割引キャンペーンの案内などをすれば結果に繋がりやすいです。また定期的に買い替えが必要な商品であれば、保証が切れたり寿命がきたりするタイミングで売り込むことで同様に興味を持ってもらいやすくなります。
これらのケースでメッセージを送るときに気をつけなければいけないのは、あまりしつこいセールスにならないよう意識することです。日に何十件とメッセージを送って未読の通知がたまれば、担当者は中身を確認しようという気持ちが薄れます。嫌悪感が勝ってしまうと、アカウントをブロックされ、その後の付き合いがなくなる可能性もあります。相手のことを考えた配信頻度で配信を行うことが大切です。
また単純に「商品を買って欲しい」とか、サービスの契約をして欲しいなどといった一方的な訴求もユーザーが気分を損ねる原因になります。商品の購入・サービスの契約をすることで“年間どのくらいのコストが節約できるのか”や“いくらくらい生産力が向上するのか”というメリットを根拠となるデータと共に提示しておきましょう。
4. LINE広告アカウントの活用
アカウントを知らない相手にもアプローチできます。その方法としては、広告を出すことです。BtoBビジネスで不特定多数の相手に出すSNS広告の効果を疑う方も多いと思いますが、かなりの企業が成果を出しています。
LINEでの広告の運用方法をご紹介します。
4-1. アカウント作成手順
LINEでの広告アカウントの作成手順としては以下の通りです。
1.こちらからLINEビジネスIDを作成
2.広告アカウントを作成
3.LINEビジネスアカウントでログインをし、管理画面を表示
4.管理画面内の「新しい広告アカウントとの作成」というボタンを押す
5.必要情報(広告主の情報、商材の情報など)を入力
6.企業の公式アカウントのベーシックIDあるいはプレミアムIDを紐付け
※未開設の場合はその場で作成
※公式アカウント管理者が別にいる場合は、管理者に承認ページのURLを送付
7.承認後、基本情報(管理に使う広告アカウント名や配信先など)を入力
8.広告料の請求先となるクレジットカードの設定
9.完了
広告アカウントの開設はこちらでひとまず完了です。
4-2. 広告配信手順
次に作成した広告アカウントから実際に広告を配信するにあたっては、以下の手順で更に詳しい設定を行います。
1. 管理画面内「キャンペーンを作成する」という項目から「サイトへのアクセス誘導」や「ウェブサイトコンバージョンの増加」などの6つの目的から適合するものを選択
2.キャンペーン名や掲載期間を指定し予算の上限を設定
3.広告のターゲットとなる国・地域など年齢などや関心を持っているジャンルなどを指定
4.配信プラットフォームやイベント単価を設定
5.配信する広告を設定
6.完了
この配信設定まで完了すれば、広告運用が開始できます。
LINEという日本でも随一のユーザー数を誇るSNSを活用することでより多くの人に認知してもらえる可能性が高まります。
5. まとめ
いかがでしたか?
今回はBtoBでのLINEの活用法をご紹介しましたが、実際に運用をする際には多くのナレッジを必要とします。
現状オンラインでの施策をうまく使いこなせていない企業であれば、ナレッジの蓄積を行うためにもプロの手を借りるというのが一つの手段です!
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