世界中で外出自粛が叫ばれている中、多くの人がインターネットを活用する機会が増えました。世界のさまざまなSNS利用状況や、その特徴などを理解しておくことは、海外を視野に入れたデジタルマーケティングを行う上で大きな助けとなり、有効的に活用することにも繋がります。今回はベトナムをピックアップしてご紹介します。
目次
1. ベトナムで普及しているSNSは?
アジアの中でも近年注目を集めている国がベトナムとも言えるでしょう。ベトナムでは人口の約70%がSNSを利用していると言われており、特に近年では、インターネットの急速な普及により、その割合も増加したとも報告されています。
数あるSNSの中でも一番の人気を誇っているものがFacebookとYouTube、そしてベトナムの現地で生まれたチャットアプリZaloです。特にFacebookの場合には、ベトナム人のインターネットを使っているユーザーの約90%が利用していて、YouTubeの場合には89%と、非常に高い利用率を誇っています。
InstagramやTiktokも日本ほどとまではいきませんが徐々に広まってきています。
2. ベトナムでのSNSの利用目的
SNSを利用する目的として、情報収集や相互のコミュニケーションがまず第一に挙げられますが、ベトナムの場合には、ビジネスの他に語学学習などの教育分野における活用もされています。それぞれのメディアごとに特徴を活かしながら、様々な用途で利用されていると言えるでしょう。
3. ベトナムで人気のSNS 3選
ベトナムで広く使われている3つのSNSをご紹介します。
3-1. Facebook
利用率第1位を誇るFacebookは、ベトナムでは幅広い年齢層に利用されています。日本人にとってのFacebookよりも圧倒的に身近な存在です。
男性は時事問題やニュース、トレンドなどの情報収集に利用する傾向が強く、反対に女性の場合には、知り合いの近況確認や、自分のステータスの更新等店情報のシェアを行うなど、日記のような使い方をしている人が多く見られます。
その他にも個人個人の取引で商品を売買しあったり、ライブ配などを行ったり、その他にも商品のPRなど宣伝活動に利用している人も多く見られます。
3-2. YouTube
2番目に利用率の高いYouTubeはベトナムでも非常に人気があります。
ライブ配信やニュース番組、映画や音楽など、日本同様多くのコンテンツが配信され、たくさんの人に視聴されています。ベトナムは教育熱心な国でもあり、語学を始めとし、資格取得のための勉強に関する学習のコンテンツも非常に豊富です。勉強をするために動画を活用する人も多く見られます。
3-3. Zalo
そして3番目に利用率の高いZaloは、ベトナムのIT企業が開発したモバイルメッセージアプリです。日本で多くの人が使っているLINEを思い浮かべると分かりやすいでしょう。気軽にチャットや電話をすることができたり、ビデオ通話も楽しむことができます。個人のプロフィールを掲載したり、タイムラインの情報や写真を更新するなどして、知り合いに近況をシェアしたり、更にはショッピングも可能になっています。
最近ではワクチン接種や行政関連のオンライン手続きなど、公衆衛生にも幅広く利用されています。
Zaloがここまで普及している理由は、シンプルな操作性に加え、長い音声メッセージでも高速で送れるなど、機能性に優れているからと言えるでしょう。自分が現在いる位置からユーザーを検索できる機能や交通チケットの予約機能、ホテル予約やネットバンクなど、様々なものがアプリ内で完結できるため、ライフラインの一つとしてベトナムで暮らす人々にとって欠かせない存在になっています。
4. まとめ
このようにベトナムではFacebookとYouTubeがコンテンツ視聴や自身の発信を行うSNSとして、Zaloがコミュニケーションツールを基盤とした総合的なサービスとして広く普及しているということがわかります。
ベトナムの人々は家族や親戚などのコミュニケーションを非常に大切にしている為、離れて暮らす親子や親戚が近況を報告する、確認するツールとしてSNSが重要な役割を持っています。
このようなことからSNSでも子供の写真を使った家族を連想させるような内容やライフイベント、様々な行事に関する投稿もしくは児童支援やボランティアなどの投稿が興味関心を引きやすいと言われています。
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