肩こりにお悩みではないでしょうか。
それならばちょっとバッグを変えてみるといいですよ。お試ししてみてはいかがかと。
私の場合、眼精疲労・頭痛持ちなので、その要因になりがちな肩まわりの負荷がどうにも気になります。そこで、通勤用のバックパックを慎重に選んで変更したら正解でした。今はだいぶ、肩腰が楽になったように思います。
以前はずっと、使い勝手のよいメッセンジャーバッグを使っていました。
背負っていてもくるっと前に回せるので、各コンパートメントへのアクセスも優秀。通勤も買い物も小旅行もコレ一本でずっと使い倒していたんですよね。擦り切れたらまた注文する。
ただし、リモートワーク中心になってノートPCを持ち歩くにはちょっとキツかったのです。ラテラル（斜め）掛けするバッグでは、重量が肩腰にボディーブローのように響きます。重いもの入れて運ぶと、あとでものすごいダメージが残ることに気が付きました。スポーツクラブに通うようになって、負荷分散を狙ったストレッチでだいぶ肩甲骨が動くようになったのですが、そう簡単に逃せませんし、ポンコツに成り果てた身体にはまだまだ労り対策が足りません…。
長年愛用のバッグを変えてみた。
というわけで、さんざんリサーチして切り替えたのがこれです。
バックパックは昔も使ってましたが、ものすごく久しぶりの回帰となります。利用から1年ぐらい経って感じるのは、やはりよく考えて選んでよかったということです。昔のはやはり安物だったんですかね…使用感がぜんぜん違う。
MYSTERY RANCHのバッグといえばYの字の3ジッパーがアイコンで、URBAN ASSAULTシリーズが街中でも大変人気ですよね。
ただし、自分がほしかったのは、ヨーク（背当て）の調整システムです。身長…というか背骨の高さにあわせてヨークの変更が簡単に行えることこそが欲しい機能。登山バッグにはあるのですが、ノートPCのストレージもあるようなタウンユースのバックパックにはあまりない機構。これができるのと、デカイのです。ようするに、重量を逃したい。ごまかしたい！
それで、2DAY ASSAULTなるアイテムに行き当たった次第です。
★ヨーク（背当て）の調整イメージ
ヨークの調整機構を適正にしてチェストストラップを固定すると、荷物も含めて重量を一枚板のフレーム全体で受け止め、骨盤に分散されるように調整されるようで。ようするに、背負っていても背中が引っ張られたり前傾になることなく、違和感なく立っている状態と同じように前後重心を補正してしまう仕組みです。
すると、あら不思議。
背負ったときの重量を感じにくくなるんです！（テレビ通販風のトーンで）
試してみた結果。
これはバッチリ体感できます。
頑丈なバッグですし背当てに分厚いプレートも入る構造なのでバッグ自体のスペックも空なのに1.5kgある…。なので、装着感は店頭で何度も吟味しました。
ナルホド！ → と言って → クールダウン。
ほうほう！ → と言って → クールダウン。
いいねえ！ → と言って → クールダウン。
（ループする）
買うまでトライすること数回（日またぎ）。
…あの時、お付き合い頂いたアウトドアショップの店員さんすみません。いまはちゃんと買って使っているので、ご容赦願います。
できの良い革靴なんかは、重さそのものよりもソールの重心配分次第で全然歩き疲れにくかったりします。使い勝手を考えて、重量バランスや体感を作り込むのって、やはり重要なんだなあと実感する次第。
大事だね、UI/UX。
でも、お高いんでしょう？
ざっくり3万ぐらいです。
いわゆる「日用バッグ」にしては比較的高価えなとは思います。
ですが、自分としては整体や頭痛薬、湿布に何度も現金を溶かすよりは、継続性のある改善策だったなと感じている次第です。通勤にはやや大きめながら、週末旅行にも使うつもりなので自分にはジャストフィットで、なによりもオッサンの肩腰には大変優しくてありがたいわけで。
…まあ、こんなもんは元が取れりゃええんやで。
