こんにちは。製作部の本多です。
最近、銀河英雄伝説というSF小説にはまっています。
遠い未来の宇宙、民主主義を標榜する自由惑星同盟と、血統と身分による専制政治を行う銀河帝国の二つの国家が、宇宙の覇権を巡って戦争をしています。
それぞれの陣営には戦争の天才がいて、自由惑星同盟には不敗の魔術師と呼ばれるヤン・ウェンリー、銀河帝国には常勝の天才ラインハルト・フォン・ローエングラムがおり、この二人がそれぞれの国家の存亡をかけて戦っていきます。
専制政治対民主政治という構図から、自然と民主政治側に所属するヤン・ウェンリーを応援したくなるのですが、自由惑星同盟の政治家たちがヤンの足を引っ張りまくります。が、それでも、ヤン・ウェンリーは民主主義への夢を諦めません。独裁政治よりはベターだと言って。
それに対してラインハルトは、己に反対する帝国内の貴族たちを一網打尽にし、ラインハルト独裁体制を確立、自由惑星同盟に宣戦布告します。
二人の天才が繰り広げる戦いの行く末にわくわくするだけでなく、政治について考えたいと思わせてくれる作品です。
amazon primeでアニメが見られるので、そちらもおすすめです。