オフショア開発と脱オフショア開発

    毎度、川勝です。
    9月23日よりベトナム人5名が来日しています。
    1名がBSE、4名がスマホのネイティブアプリのエンジニアです。
    1年間、恵比寿の弊社オフィスに勤務し、いくつかのプロジェクトに参画します。

    日本在住ベトナム人エンジニア


    ・Visa、在留資格証明について

    弊社のベトナムオフィスは日本領事館の目の前に立地しており、手続きが容易です。
    また過去6年間でかなりの人数を日本に送り出している実績もあるため、ベトナム側の総務人事も慣れてきました。
    日本側の入管での在留資格証明の手続きも複数回行っており、今まではすべてうまくいっています。


    ・日本での生活について

    基本的には共同生活をしてもらいます。コストの問題もありますが、やはり異国では
    身近に仲間がいるほうが安心できると思うからです。我々もその方がサポートもしやすいです。また今まで日本での生活で問題が起きたことはありません。
    サポートチームを設置し、フォローしています。

    ・日々のコミュニケーション
    毎朝朝礼後にテンプレートに沿って、各人のタスク確認や質疑応答などを行っています。
    英語、日本語、ベトナム語のミックスですが、問題なく進行しています。
    ベトナムにいる時と違い、その場で問題の検知ができるし、疑問の解消もできるため、
    プロジェクトは非常にスムーズに進みます。

    ・モチベーション
    ベトナム人にとって海外での生活はあまり一般的ではないため、憧れる意識もあると思います。日本人がアメリカに赴任する感覚と同じでしょうか。
    彼らは一様に日本語を覚えたいと言っており、1年後が楽しみです。
    ベトナムに戻ってからも、日越の架け橋として活躍してくれることでしょう。

    これからはオフショア開発は、半分がオンサイトで半分がオフショア開発というように
    様変わりする可能性があると感じています。
    オフショア開発はどうしてもコミュニケーションロスが大きく、また日本対ベトナムのような構図になることが多く、責任の所在が難しいです。
    更には単純なプログラミングだけでなく、業務理解や文化理解などの上流の要素がどうしても必要で、そのためには日本に来てもらうのが一番近道だからです。

    ベトナム人エンジニアの日本常駐をご検討の方は是非ともナレッジ豊富な弊社にご相談ください。いつでもご案内させていただきます。