どうも、むかいだです。
先日、「頭移植手術」の記事を読んだのですが、
それがどこで見たのか忘れてしまったので、ちょっと困っています。
ざっくりいうと、「首から上を交換できます、理論的には」というような感じで、
10数年以上前にはサルによる実験までも行われていたそうです。
サルの実験を行ったときは、髄液をうまく保持できなくて首から下はマヒ状態、
それでも1週間(だったかな?)は生きていたという…。
その髄液の問題が論理的には問題をなくせる、という話が出ているので、
技術的にも出来るようになる日は近そうですし、
やるとしたら、脳死状態の人からとかになるとは思うんですが…、
宗教や倫理の問題がでてくるなぁ、と思います。
たとえば、
「なんらかの理由で首から下を交換したい Aさん」に
「なんらかの理由で首から上が機能していない Bさん」の首から下に「Aさんの頭を移植」した場合、
その「Aさんの頭+Bさんの身体」の個体は「A´」なのか「B´」なのか、
それとも「C」なのか…という話に発展していくわけです。
魂や心がどこに存在するのか、という話にもなりそうですね。
いままでの臓器移植では「体の一部」を移植という感じでしたが、
「頭」と「首から下全部」では、質量や大きさで考えるのも難しくなりそうです。
うーん、深い…。